強もみ依存症から抜け出せるの?

和もみ®セラピストの万里です。

さて。今日は、
強もみ依存症から抜け出すにには・・そんなテーマで書いてみたいと思います。

セラピストさん、知らない間にお客様を強もみ依存症にしていませんか?

お客様を強もみ依存症にしているのは、セラピストさんだったりするんですよ。

セラピストもお客様も強もみ依存から抜け出せるの?

先日、メール講座を読んだセラピストさんから感想をいただきました。

同じような状況のセラピストさんも多いのでは?

メール講座ありがとうございました。

「強もみ中毒」
セラピスト歴9年となりますが、この言葉は初めて聞きましたし、衝撃的でした。

自分自身、強もみでほぐしてもらうのが以前から好きだったので、強め希望のお客様を担当する時は「指がどうなってもいい!」こんな気持ちで施術していました。

もっと強もみ出来るようになりたいと強もみ施術講座もたくさん受講し、その結果、強もみ得意なセラピストとなりました。
指名して頂いていたお客様も、強め希望のお客様が多かったように思います。

その中でも、「えっ?大丈夫?」と思うくらい恐ろしいくらいの強め希望の方が何人かいらっしゃいました。
鉄板のようにガチガチで「強く!」とお客様に言われ、一生懸命ほぐし…
こんなに強くほぐして身体は大丈夫なのかな…と心配しながらほぐしていたのが現状です。

私だけでは無く、そういうふうに感じながらほぐしているセラピストは沢山いると思います。

お客様の為を思っての強もみが、実際は身体をどんどん痛めていたなんて…
そう感じたメール講座でした。

私が施術している普通くらいの力加減、実際は強いのかな…とか
たくさんの?がいっぱいです(^_^;)

お客様の身体に気持ちいい施術が出来るようになりたいです

基礎講座楽しみにしてます
よろしくお願いします

Kさんより

この業界に長くいると、疑問に感じてもどうすることもできずに、無理して頑張っているセラピストさんは多いですね。

お客様のためにも、自分自身のためにも。

和もみ®が、そこから抜け出すヒントになったらいいな~と思っています。

基礎講座で、お待ちしておりますね^^

■強もみ依存症にさせないために

私もリラクゼーション店で働いていた頃は、強もみをしていました。

お客様が求めるなら、これでほぐれるならと、指の痛みを我慢しながらやっていました。

そんな中、毎日のように来るお客様の肩がどんどん硬くなっていることに気づき・・

「私は、いったい何をしているんだ?もしかして、私が硬くしている??」

不安と申し訳なさから、身体のことコリのこと、ほぐれる仕組みについて色々勉強をしてきました。

身体を壊してしまう強もみはできない。

本当に身体に良いことをしたい。

そんな想いで開業して今に至ります。

セラピストの指や身体も心配ですが、強もみが当たり前の施術を受けているお客様もすごく心配なのです。

自分の施術で、お客様を強もみ依存症にさせないためにもチェックしてみてください。

  • 痛みを効いている目安にしていないですか?
  • 施術の翌日に、だるさや違和感がないですか?
  • ほぐしているのに、すぐに戻っていないですか?
  • だんだんと筋肉やコリが硬くなっていないですか?
  • 力加減が、エスカレートしていないですか?
  • 自分の指が痛くなったり、指が太くなったりしていないですか?

自分を指名してくれるお客様を、強もみ依存にさせないようにしないとですね。

■強もみ依存症から抜け出すには

和もみ®では、イタ気持ちいいよりも「あ~気持ちいい~」と感じる力加減を目安にしています。

強もみ依存症から抜け出すには、力加減は腹八分目に留めておくイメージ。

「いつものグイグイじゃないけど、これはこれで気持ちいいね~」

そんな感じです。

ちなみに、和もみ®の基礎講座では、この力加減を体感してもらい、今までの自分の手技を見直ししていきます。

そして、個別レッスンやスキルアップ講座では、強くなくても満足してもらえるポイントやアプローチ方法を伝えています。

ポイントを外していたり、気持ちいいと感じない状態で

「あまり強くすると、良くないですよ~」

と言っても、下手の言い訳にしか聞こえないですからね。。

ポイントやアプローチ方法が分かってきたら、会話で伝えることも必要です。

私の場合は、強もみになっている身体の状態に気づいてもらえるように、身体の状態を伝えながら、

いつからこんなに硬いのか?いつからこんなに強くしているのか?そんなことを聞いたりしています。

強もみ依存症になってしまうと、「強もみは良くないですよ」と言っても聞いてくれません・・

強もみ依存症から抜け出すには、お客様が自分の身体に興味を持つことから。

より良い方へ導いていけるように、施術を見直ししながら、お客様との会話も見直ししていきましょう!

強もみしないでほぐす和もみ®基礎講座の日程を追加

先週は、サロンをお休みしてゆったりと普段できない仕事や、部屋の片づけをしていました。

そして昨日は、オンラインでのセラピスト独立準備講座を開催。

参加してくださった皆さん、お疲れ様でした!

それにしても、暑い^^

緊急事態なんやらもあってか、9月の和もみ®の基礎講座は、大阪のお申込みは少ないのですが・・

東京の方はキャンセル待ちをしてくださっている方もいる状態です。

なので、日程を追加開催することにしました。

和もみ®セラピスト大阪講座及び東京講座の参加を、お待ちしております。

■感染症対策に対する私の考え

最後に、感染症対策に対する私の考えを書きたいと思います。

YouTubeに、こんなコメントをいただきました。

「質問なのですが、まりさんはマスクを着用せずにお客さんと接していらっしゃいますか?」

私は、長時間マスクをしていると体調を崩してしまうため、基本的にマスクを着用しておりません。

サロンのお客様にもお伝えして理解していただいています。

外でお店などに入る場合は、そのお店のルールに合わせるようにしています。

嫌がらせをしたいワケではないので。

色んな考えがあると思いますが、

体調を崩して、免疫力や治癒力が下がって感染してしまうことの方が、『誰かに迷惑をかけてしまう』のでは?

マスクでは飛沫は防げるけど、ウイルスは素通りしてしまうのでは?

湿気で雑菌が湧いたり、歯周病菌が増えたりしないのかな?

身体のことを知っていると、疑問や思うことがたくさん・・

もちろん!健康をサポートする立場ですので、マスク以外の感染症対策は常にしていますよ。

感染症対策に対する私の考えは、こちらにも書いています

強もみで身体をイジメないで!と伝えている私としては、ウイルスに対してもこう考えています。

イジメるのもイジメられるもの嫌、イジメられないように生きるのも嫌。

尊重し合える世界がいいので。

ご理解いただけますと幸いです。

関連記事

  1. 強もみしない効果

  2. 強もみはメリットあるの?【身体にはイジメみたい】

  3. 【提案】マッサージで「もっと強く」と言われないために

  4. まわりがやっているからやるの?強もみの同調圧力に負けないで!…

  5. お客様との会話が苦手です

  6. 私、間違っていました・・