セラピストの私が思う「身体の痛み」

和もみ®(やわもみ)セラピストの万里です。

さて。
今日は、身体の痛みの話です。

身体の痛み=悪いもの?

セラピストとして施術をしていると、
お客様から「ここが痛いんです」「早く痛みをなくしたい」という声をよく聞くと思います。

痛いのはつらいもんね…
イヤだよね~><

私たちはつい「痛み=悪いもの」「痛みがない=健康」という捉え方をしてしまいがちです。

でも、本当にそうでしょうか?

痛みは、身体のサインです。

例えば、
「ここに負担がかかっているよ」
「ちょっと休ませてほしいな」
「無理しすぎだよ~」

そんなメッセージを、痛みという形で知らせています。

■身体の痛みについて、さらに言えば

痛みは、「身体が良くなるためのもの」でもあります。

例えば、炎症や発熱もそうですが、痛みもまた回復に向かうための自然なプロセス。

身体は痛みを通して、修復を始めているのです。

だから、痛みをただ「なくす」ことだけに意識を向けてしまうと、
大切な変化のサインや回復のチャンスを見逃してしまうことがあります。

セラピストとして大切なのは、

「なぜ痛みが出ているのか?」
「この痛みは、良くなるためのどんなサインなのか?」を観ること。

そして、お客様自身が痛みをきっかけに、
自分の身体と向き合うようにサポートすることだと思います。

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