和もみ®セラピストの万里です。
さて。今日は、
施術をするときの立ち位置について。
施術をするときは何処に立ったら良いのだろう…立ち位置の考え方とかあるのかな?
このような悩みをお持ちの施術者さんへ。
あり方、スタンスの話でなく、実際の施術をするときにどこに立つといいのか?そんな話です。
6つの考えで施術をするときの立ち位置が良くなる!
この記事を書いている私は、強もみができない、指が痛いセラピストさん向けの講座をはじめて5年、400人以上の手技の見直しをしてきました。
このような経験を基に、施術するときの立ち位置について書きます。
まずは、施術中の立ち位置を変えていイメージが良くなった例から。
・立ち位置で身体の負担がなくなることはこちら↓
■施術ベッドには触れない立ち位置
昨日は、個別レッスンに「強もみはできるけど身体がしんどい・・」そんなセラピストさんが来てくれました。
ちなみに、個別レッスンは、施術の予約をしていただくのと同じように、私の空いている時間で受け付けています。
そこでも話題になった施術をするときの
『立ち位置』
ベッドのどの辺に立ったらいいの?
お客様の腕や頭に当たらないようにするには?
ロングストロークの手技が腰に負担なくできるには?
立ち位置の考え方をお伝えする前に・・
施術ベッドに触れて施術をされる方がいますが、施術ベッドには、基本的に触れないで施術をすることをお勧めします。
理由は、
- 足の動きを使えないので、心地よい圧が入らないから
- 動きを止めてしまうので、腰やふくらはぎに負担がかかるから
- 無意識に、お客様に不快な思いをさせてしまうから
です。
■施術中の立ち位置の6つの考え方
施術中の『立ち位置』を考えるとき、どこに立ったらいいのか?から考えてはいけません。
まず考えるのは、
1.どこにアプローチする?
2.圧を入れる方向は?
3.どんなアプローチをする?
今からする手技・施術を明確にします。
そして次に、その動作ができる
4.指の向きになってる?
5.腕の角度はどう?
6.身体の向きは?
と考えていきます。
身体に無駄な力が入らずに、これからの動きがスムーズにできる
『立ち位置』
が見つかります。
施術中の『立ち位置』は、お客様の体格や姿勢、自分のコンディションによっても変わるものです。
ここに立って、姿勢はこうして、手はこうで・・と、
『立ち位置』から先に考えてしまうと、施術しているときに身体に余計な力が入ったり、負担がかかりますので気を付けてくださいね。
■身体が先に動き出す施術も大事
オイルマッサージのロングストロークの手技・施術は、とくに身体への負担が大きいので、『立ち位置』がとても大事!
それともう一つ大事なことは、
『身体が先に動き出す』
手が動き出してからその動きに身体を合わせるのではなく、身体が先に動き出して手がスムーズに動けるようにします。
これができると、施術者が楽なだけでなく、重厚感のある心地よい手技・施術になるのです。
スキルアップ講座や個別レッスンで体感してくれた方は、分かると思うけど・・同じ手技なのに、気持ち良さが何倍にもなるんですよね。
『自分の身体も楽なのに、お客様も気持ちいい!』
強もみ至上主義の中にいると、信じられないかもしれないけど・・
身体をイジメるような施術、コリと戦うような手技は、もう辞めませんか?
お客様の身体をふっくらほぐして、やさしい笑顔を増やしていきませんか?
施術中の立ち位置で変わりますよ!
セラピストから、やさしさが循環していったらいいな♪
■おわりに:6月7月の和もみ®講座
一昨日のメルマガで、出張講座の予定を発表したところ、早速メッセージをいただきました!
6月の福岡講座 是非 2日間参加希望です!
よろしくお願いします。
こちらこそ!よろしくお願いします!
来たいと思っている方がいるんだ~と分かると、予定もしやすいので助かります。
そうそう!講座のお知らせ、目白サロンでの講座の日程が間違っていました。
ごめんなさい><
目白サロンでの和もみ®基礎講座は、次回は7月12日(火)の予定です。
詳しい日程と内容はこちら