もっと強くと言われた時の力加減、圧の調整方法について

和もみ(やわもみ)セラピストの万里です。

さて。今日は、
力加減、圧の調整方法について、です。

お客様に「もっと強く」と言われることが多い…強くしなくても気持ちいい施術はあるのだろうか?

このような悩みをお持ちのセラピストさんへ。

もっと強くと言われた時の力加減、圧の調整方法について

オンライン基礎講座、身体を守る講座にお申込みしてくださったセラピストさんが、くださったメッセージです。

こんばんは。
いつもとてもためになるメールをありがとうございます。

手技を教えてもらっている先輩に「もう3倍は強く」と言われるのですが、なかなか上手くいかず…
(中略)

そんな中、万里先生の和もみは衝撃的でした。

圧は1㎏~3㎏で、本当に届くのかな?と思っていたのですが、すごく気持ち良さそうで、そしてセラピストも体を壊すこともなく、こんなに素晴らしいもみ方があるんだ!と目からウロコです。

手技だけでない、あり方を大事にされているところもとても素敵だなと感じます。
今月のオンライン、来月の実践講座をとても楽しみにしています。

Mさんより

Mさん、和もみ®を見つけてくださり、ありがとうございます!

1~3㎏の圧が、どうして届くのか?どんな感覚なのか?

楽しみにしていてくださいね^^

■和もみ®の力加減、圧の調整方法について

圧の調整方法の1つ目は、『重さ』の調整です。

1~3㎏の重さを載せることで、お客様の身体の中に触れています。

和もみ®の場合は、力を強くするのではありません。

この重さの調整です。

何度となく伝えていることですが、

この重さで、ガチガチの身体も、奥のコリもほぐれますし、気持ち良さも感じていただくことができます。

圧の調整方法の2つ目は、『深さ』の調整です。

「今の圧は、万里さんの中で、どれくらいのレベルですか?」

「今の圧と、さっきの圧は、同じですか?」

そんなことを聞かれることがあるのですが・・分かりません。

そういう物差しではないのです。

調整するのは自分の方ではなくて、お客様の身体のどの深さにアプローチするのかの調整です。

最後3つ目は、圧の調整方法とは少し違うかもしれませんが、和もみの技術では、

『気持ち良く感じられる』ように、手技をアレンジ調整していくというのがあります。

強くするのは良くないからと言って、物足りないのを我慢させるのは、私は違うと思っています。

でも、お客様の「もっと強く」に合わせ過ぎて、身体を壊すことはしたくない!ですよね。

凝り過ぎて感覚の鈍くなった身体でも、気持ち良く感じてもらえるように、鈍くなった感覚を取り戻せるように、手技をアレンジ調整していく技術が身につくのが和もみ®です。

お客様が「もっと強く」と言うときに、求められているのは『力』ではなく、『気持ち良さ』ですよ。

今の手技をもっと磨いていきましょう!

■札幌セラピスト講座を終えて

先週の月曜日は、札幌で一年ぶりの講座を開催してきました!

一年ぶりにお会いできた方、はじめましての方、帰省のタイミングで参加してくれた方。

皆さん、ありがとうございました!

講座終わりの懇親会も楽しかった~^^

お付き合いくださった皆さま、ありがとうございました!

私自身、また新たな課題も見つかって、とても有意義な時間でした。

6月は、大阪と広島でも懇親会ありますので、飲める方も飲めない方も、

私と話したい方も、受講生さん同士でつながりたい方も、

ぜひご参加くださいね^^

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