和もみ(やわもみ)セラピストの万里です。
さて今日は、セラピストが不足している原因は強もみと・・と言うテーマで書いてみます。
セラピストの募集をしているけど、なかなか採用ができない…セラピストが足りない原因とかあるのかな?
このような疑問をお持ちのリラクゼーション業界に携わる方へ。
セラピスト不足の原因は強もみからはじまってる
この記事を書いている私は、強もみができない、指が痛いセラピストさん向けの講座をはじめて5年、400人以上の手技の見直しをしてきました。
このような経験を基に、リラクゼーション業界のセラピスト不足について書きます。
結論から先にいうと、セラピスト不足は無理な強もみが原因の一つです。
というのも、無理な強もみをすることによってお客様の身体を傷つけてるだけでなく、セラピストの指や手首も壊しているから。
つまり、強もみを辞めることがセラピスト不足を無くす一つになると考えています。
■強もみが招くお客様への悪循環
まずは、強もみが招く悪循環について詳しく書きます。
「強もみ」つまり強い力で揉みほぐそうとすると、身体にはこんなことが起こります。
- 筋肉、毛細血管が傷つく
- コリが、さらに硬くなっていく
- 血液、リンパの流れが悪くなる
- 自律神経のバランスが乱れる
- 身体の感覚が鈍くなる
↓こちらでも詳しく書きました
強いのが好きなお客様もはじめからそうだったワケではないと思うのです。
例えば、「強くないとほぐれない」「痛いくらいが効く」と思っていて、少し痛いけど我慢して受けていて・・
上記のようなことが起こり、だんだんエスカレートしていったのだと思うのです。
痛み止めや便秘薬とかも、飲み続けているとだんだん効かなくなっていくように、とても怖いことです。
どこかで止めないとね><
和もみの講座では、根本から改善するために必要な、技術や知識、セラピストとしてのあり方を伝えています。
その場しのぎじゃなく、5年後10年後を考えて、お客様とお付き合いしていくことができたらいいと思いませんか?
■強もみが招くセラピスト不足の悪循環
指が痛い、手首が腱鞘炎、腕がしびれる・・
最近、私のところに来るセラピストさんの被害がひどくなっているような・・
セラピストが足りない、教える時間がない、無理に働かせる、身体がしんどくて辞めてしまう→セラピストが足りない・・
身体の使い方も教えられず、手技だけ手順だけできたらお客様デビュー。
セラピストが足りないから、一日に何人も施術することになったり、
お客様の「もっと強く」の要望に応えるために無理をしたり、
流れ作業的になってお客様と会話する時間もなかったり。
身体だけじゃなく、精神的にもしんどくなっているセラピストも多いんじゃないかな><
そんな悪循環になっているのが、このリラクゼーション業界。
この悪循環をいつまで続けるんだろう・・
■セラピストさんへ希望の話し
前回9月の名古屋での和もみセラピスト基礎講座を受けた方が、今回のスキルアップ講座にも参加してくれて、こんな嬉しい報告をいただきました。
先日、14時間の勤務で10人のお客様を施術したけど、手が痛くならなかったんです!
基礎講座を受けてから、本当に手が楽で、徐々に働く時間もお客様の人数も増やしていたのですが
こんなに人数をやっても、平気だったのが嬉しくて!・・
講座に来る前は、指や手が痛くて、4~5時間働くのが精一杯だったそうです。
お客様を施術するのが、更に楽しくなったようです。
伝えている私の方も、こういった報告をいただけると、嬉しいしホッとします^^
今回のセラピストスキルアップ講座では、ポイントへ的確なアプローチができるように練習をしました。
そもそも、そのポイントが「ああ~そこそこ!!」と言う気持ちいいポイントなのかを、まずは確認。
そして、そのポイントに向けて圧を入れていく【角度】を微調整しながら練習。
更には、ポイントにアプローチしたら【止まる】練習。
やさし過ぎず、押し過ぎないように、これも微調整しながら感覚を掴んでいきます。
和もみ®なら、最小限のチカラや動きで、お客様の身体をほぐすことができます。
そしてそれが、セラピストの身体に負担がないだけでなく、体調も良くなっていく。
そんな風に、お互いに良いことが起こるから、長くいい関係が築いていける。
施術の方法だけじゃなく、お客様への伝え方も身に付けていくので、セラピストとしての価値も高めていけますよ。
■名古屋セラピスト講座を振り返り
一昨日、名古屋から戻ってきました。
今回の名古屋は、基礎講座→スキルアップ講座→忘年会♪
お会いできた皆さん、本当にありがとうございました^^
年内の出張講座は終了!
2023年もできる限り、皆さんのお近くに行って講座が出来たらと思っています。
▼2023年上半期の和もみ講座の予定
https://aromare.jp/campaign/20221205/
どうぞよろしくお願いいたします。
今回の名古屋講座には、独立して10年以上の方から、セラピストになって1年目の方まで様々でした。
「長く続けていきたいから、身体への負担を減らすために、今までとやり方を変えていきたい」
「必死でやっていたら、両手が腱鞘炎になり寝ているときも痛いので、どうにかならないかと・・」
「痛みをこらえて施術をしている」そんなの・・悲しずぎる><
和もみ®が、お手伝いしますよ。