和もみ®セラピストの万里です。
さて。今日は、
強もみってイジメみたいだよね・・そんなテーマで書いてみたいと思います。
強もみをするメリットって何?効くような感じはするけど身体に良いのだろうか…
このような疑問をお持ちの方へ。
強もみのメリットって何?
この記事を書いている私は、強もみができない、指が痛いセラピストさん向けの講座をはじめて5年、300人以上の手技の見直しをしてきました。
このような経験を基に、強もみのメリットについて書きます。
結論から先にいうと、むやみにする強もみにはメリットはないです。
なぜかというと、身体にとって良くないことが多いから。
むやみに強もみをすることによって、身体の中は傷つきダメージを負い、マッサージ直後は楽になった気がするけど、翌日には元に戻ることが多かったりします。
なので、強もみを受けた翌日の体調で、自分に合うか合わないかの判断をすることをおすすめしています。
私は、リラクゼーションでの強もみはメリットがないと考えています。
※治療家さんの痛みを伴う治療は、リラクゼーションとは別だと考えています。しかし、翌日が楽か?は判断基準の一つとして考えています。
・強もみについてはこちらでも書きました
■強もみしないと「ぜんっっぜん疲労感が軽くてビックリ!!」
まず、強もみにメリットがない理由を書くの前に、一つセラピストさんの感想を紹介します。
先日、「強もみせずにほぐす和もみ®」を受けに、京都からお越しくださったセラピストさんから、こんな嬉しい報告が届きました。
こんばんは
昨日は大変お世話になりました^^
今朝は、さすがに旅の疲れがドバーーっと出て起き上がれない予定でした。が…
ぜんっっぜん疲労感が軽くてビックリ!!
今日一日疲れてはいたけれど、身体が柔らかいです^^
ほんとにマリさんの和もみ理論は素晴らしい!と体感しました!
これは、3回くらいお世話になれば、疲れやすい体質が抜けると思いました。
どうもありがとうございました。
これから、和もみを少しずつ取り入れて、最終私がマリさんの施術で感じた感覚を、お客様に体感して頂ける様、進めていきたいと思っています!
Sさんより
Sさん、よかったです!
たくさん歩いたとおっしゃっていたので、だるさが出ないように調整しながらさせていただきました。
実際に受けて体感してから、YouTubeの動画を見てみると今までと見え方が違うと思いますよ。
ぜひぜひ!お客様にもやってみてください^^
■強もみしないのに、何でほぐれるの?
それでは本題に戻り、強もみしないメリットから。
強もみしないでほぐれるとは、どんな仕組みかと言うと・・
施術によって、血流が良くなる
↓
そうすると、治癒力が働く
↓
その結果、コリがほぐれる
身体の中では、こんなことが起こっています。
だから、翌日以降も身体の軽さを実感できるのです。
強もみせずにほぐす和もみ®の良いところは、それだけではなくて
- 自然治癒力が働き、免疫力がアップ
- 自律神経、ホルモンバランスが調う
- 胃腸の働き、便通が良くなる
- 新陳代謝がアップする
- 肌の調子が良くなる
- 眠りが深くなる
- 朝スッキリ起きられる
- 冷えにくくなる
- 疲れにくくなる
- むくみがスッキリ
- 目の疲れがスッキリ
- 呼吸が深くなる
- 若々しく元気でいられる
- やりたいことがやれる!
治癒力が働くので、身体にも気持ちにも、良いことがたくさん起こりますよ。
強もみしないでほぐすときの力加減は、「身体が気持ちいい~と喜んでいる」に合わせています。
血流が良くなるには、これがとても大切!
この時に気を付けなくてはいけないのが、身体と頭(脳)では、気持ちいい感覚が違うことがあると言うこと。
頭の感覚に合わせると、身体にとっては強過ぎることもあるので、見極めて調整しています。
■なぜ強もみにメリットがないの?
次に、強もみのデメリットについて。
硬いところをグイグイ押すと、その部分やそのまわりの筋肉を傷つけてしまいます。
強もみしたり、痛いくらい押すと、ほぐれるどころかこんなこと(デメリット)が起こります。
- 筋肉、毛細血管が傷つく
- コリが、さらに硬くなっていく
- 血液、リンパの流れが悪くなる
- 自律神経のバランスが乱れる
- 身体の感覚が鈍くなる
これ、身体からしたらどう思うのかな?
頑張って疲れているのに、強い刺激がくる・・
その場しのぎの気持ち良さだけで、こちらの状況は無視される・・
こんな風に無視されて、傷つけられている身体。
まるでイジメですね・・
いつか、我慢の限界がきて爆発しないのか心配・・
強もみをするということは、こんな状況を作ってしまっていると言うことです。
強もみにメリットはないですよね。。
自分の身体、イジメてない?
お客様の身体、イジメてない?
どちらも幸せにならないこと、もう辞めませんか?
自分の身体にやさしくなれたら、まわりにもやさしくなれると思うのです。
まずは、セラピストのあなたが、自分の身体にやさしくしてあげてね^^
4月は、仙台へ。5月は、札幌へ。
6月は、福岡へ。7月は、沖縄へ。
和もみ®を必要としてくださる方に、お伝えできたらと出張講座を予定しています。
近々、詳しい日程をお知らせしようと思っていますが、「来てほしい!」「学びたい!」そんな声を頂けると、私も励みになります。
一緒にやさしい世界にしていきましょう♪
どうぞよろしくお願いします^^
・和もみ®基礎講座の内容はこちら
■おわりに:リフレクソロジー手技の見直しをしました
昨日は、和もみ®メンバーさんの練習会でした♪
リフレの圧が足裏の角度によって圧が入れにくい・・とのお悩みに
- ベッドとの距離、いい立ち位置の見つけ方
- 姿勢と楽に圧が入る足の使い方
- アプローチするポイントを明確にする
- 手技の動きと身体の動きを合わせる
これらを見直ししました。
身体がちゃんと使えていたら、圧もしっかり入るんですよ。
筋肉を傷つける力ずくの圧ではなく、ほぐれる圧が入ります。
逆に自分の身体がしんどい場合は・・ほぐれない押し方をしているということです。
見直し前の姿勢は、見ているだけでしんどそうでした・・
そんな姿勢じゃ身体壊しちゃうよ~><
それじゃなくても、リフレクソロジーは無理な体勢でやっているお店が多いので。
必死にやっている感じが良いと言う人もいるみたいだけど・・
セラピストが身体を壊したら、お客様を癒すことなんてできないですからね。
自分の身体をイジメちゃダメですよ!