和もみ®セラピストの万里です。
さて。今日は、
『本当にコリがほぐれる力加減の目安は?』と言うテーマでお話ししたいと思います。
コリのほぐし方で力加減はどのくらいがいいの?
このような悩みをお持ちのセラピストさんへ。
コリのほぐし方には力加減が重要です
この記事を書いている私は、強もみができない、指が痛いセラピストさん向けの講座をはじめて5年、300人以上の手技の見直しをしてきました。
このような経験を基に、コリのほぐし方について書きます。
こちらの記事も参考にして下さい。
■コリのほぐし方:痛い=ほぐれる?
以前、整体系のマッサージでこんなことを言われたことがあります。
「痛がるので、あまりほぐせませんでした」
え!?痛いのを我慢しないとほぐれないってこと?
痛いってことは、身体が嫌がっているってことだから、そのほぐし方はちょっと違うんじゃない?
私は、知っているのでこう思えますが。
一般の人なら、整体の先生が言うんだからそうなのか・・とそのまま受け取ってしまいますよね。
だから、他のマッサージ店やリラクゼーション店でも、痛いくらいの施術をお願いすることになる。
こうして、コリのほぐし方として
『痛い=ほぐれる』
が常識化しているのでしょう。
どこかでこれを止めないと・・
せめて、他にもやり方があることを知ってほしい!
■コリのほぐし方で力加減の目安は?
『痛い=ほぐれる』『強もみ=上手い』が、当たり前になっているようですが・・
和もみ®の施術でコリをほぐす力加減の目安にしているのは、この3つ。
1、「あ~気持ちいい~」ふぅ~っと息が吐ける
「イタ気持ちいい」には、個人差があり過ぎるので目安には使いません。
ゆったりと呼吸ができるくらいが、ハリが緩みコリがほぐれていきます。
2、もうちょっと押してほしいけど、これはこれで気持ちいい
身体のしんどい部分は、グイグイ押してほしくなるものなので注意。
お客様の言いなりにやってしまうと、強すぎてしまいます。
だいたい、コリに対して1~2割くらいの圧です。
3、押し付けるのではなく、尊重し合う
コリや不調などの症状は、身体の声です。
それを無視してグイグイしたら、身体はどう思いますかね?
身体の声に耳を傾けながら、共同作業で施術をしていくとより良い結果が得られます。
コリのほぐし方では、とても重要です。
■まさに私の理想の圧加減でした
先日、仙台出張の際に施術を受けに来てくれたセラピストさんから、こんな感想をいただきました。
こちらこそありがとうございました。
色々お話聞けて、知識が深まりました!!!
今回やっぱり受けてみて良かったです。
まさに私の理想の圧加減でした。
帰りは眠くて眠くてたまらなかったですが、身体がホワンとゆるんでるのを実感しました(*^^*)
今後どのように変化するのか楽しみです。
Wさんより
Wさん、『私の理想の圧加減』だったのですね!
体感してみないと分からないですよね。よかったです^^
和もみ®の施術では、血流を良くし、身体の緊張を緩めていきます。
それによって、本人の自分で自分を治す力が働きはじめ、コリがほぐれるのはもちろん、様々な変化が起こっていきます。
その際に必要なのが、先ほど書いた力加減。
長年かけて作られてきたコリや不調を、力任せにほぐそうとしてはダメですよ!
悪化するだけです。
強もみできない…もっと強くを言われてしまう…そんな悩みをお持ちのセラピストさん。
強もみできるからと言って、コリをほぐせるわけではありません。
コリのほぐし方では、1.2.3の目安が大切です。
■セラピストがやりたいことをやるに
強もみで身体を壊して悩んでいるセラピストさん。
今のリラクゼーションの現状だと、自分のやりたいことをやるには自分でやるしかないですね。
私も独立したときの想いもそうでした。
長年かけて作られてきた『強もみ=上手い』と言う考え。
昔は、それが分かりやすい基準で良かったのかもしれません・・
しかし今は、それに業界全体がじわじわと苦しめられているように思います。
「こんなに強くしたら、お客様はどうなってしまうんだろう・・」
「でも、強もみをしないとお客様が来てくれないから・・」
そんな風に、折り合いをつけ正当化して、その場しのぎをしているような現状。
そうなってしまうと、なかなか変えたくても変えられないですよね。
まわりが変わるのを待つよりも、和もみ®のような考えでお客様と向き合いたいのであれば独立をお勧めします。
ただ、今の延長線上でやっても上手くは行きません!
こうしたら必ず失敗するよ!
こうしたら上手くいく確率があがるよ!
そんな、私の実体験から、独立して上手くいくために必要な考え方、今から準備しておくといいことなども、こちらの講座でお伝えします。
・お客様と長く付き合えるサロン開業!セラピスト独立準備講座
独立をお考えのセラピストさんは、早めに準備をした方がいいですよ。