和もみ®セラピストの万里です。
さて。今日は、
施術に関すること、力加減の調整について書いてみたいと思います。
マッサージの時は力加減はどうするの?ほぐすのにレベルとかで使い分けるのだろうか…
このような疑問をお持ちのセラピストさんへ。
11月の実践講座の資料を作っていたので、内容を少しココでもお裾分けします。
文章だけでは伝えきれないですが、和もみ®ではこんな風に手技を見直しているよ~と言うことが伝わったら嬉しいです。
マッサージでほぐれる力加減のレベルって何?
少し前のことですが、施術を受けに来たセラピストさんからこんなことを聞かれたことがあります。
「今の力加減は、万里さんの中でどれくらいのレベルでやっているのですか?」
知り合いのサロンに施術を受けに行ったときに、こんなことを言われたことがあります。
「万里さんって弱めが好きなんですよね!これだと、普段の70%くらいのチカラですよ~(笑)」
なんとなく、何を聞きたいのか何を言いたいのかは分かりますが、私にとっては違和感しかありません。
力加減にレベルがあるの??
力加減の調整って、チカラの出し加減ってことなの??
力加減って自分目線なの・・?
■マッサージでほぐれるってどんなイメージ?
チカラを入れないとほぐれない
こねて柔らかくする
硬いものはつぶす
マッサージでコリをほぐすと言うのが、こんなイメージで教えられているから、どうしてもチカラの施術になってしまうんですよね・・
和もみ®の場合、
ほぐれると言うのは、ふっくらする、ふわっと軽くなる、そんなイメージです。
使っていてぺったんこになった布団をお日様に当ててふっくらするような
冷めて硬くなったパンを温めたらふんわりするような
そんなイメージです。
ケンカをするような、チカラ比べをするような、そんなイメージでは、
頑張っている身体が、悲しみますよ・・><
手技手法の前に、セラピストとしてのあり方を見直し!
自分は、お客様にどう満足してもらいたいのか?これを考えてみましょう。
マッサージをすることで、
十分な刺激をすることに満足してもらうのか?
施術が終わったときにスッキリした~と言う満足なのか?
それとも、翌日や通うたびに調子が良くなっていく満足なのか?
どの満足を目指しますか?
セラピストとして、お客様とどう向き合っていくのか、とっても大事なことです。
マッサージにおける力加減の調整
和もみ®の場合は、その場しのぎのマッサージではなく、翌日さらに身体が楽になる、コリにくい身体になる、自分の身体と仲良くなる
そんなことを目指しています。
そのための、力加減の調整はこんな風にしています。
1、お客様の身体の形に合わせる
体系や肉付きは、一人ひとり違いますよね。
筋肉の付き方、脂肪の厚み、背中の丸みや足の向きなど、人によって様々。
同じ手技をするにも、圧の向きや動き、リズムをお客様の身体の状態に合わせていきます。
2、お客様の身体の状態に合わせる
コリコリしたコリもあれば、スジっぽいところもあったり、身体の状態は部位によって様々ですよね。
指の当て方、圧を入れるスピードをお客様の身体の状態に合わせていきます。
3、お客様の身体の感覚に合わせる
圧を入れたときに痛みを感じるところもあれば、鈍いところもあったりしますよね。
圧の深さ、刺激の量を変えて、「ああ~気持ちいい~」と感じられるように合わせていきます。
強もみに慣れている場合は、鈍くなった感覚を戻しながら慎重に合わせていきます。
圧の向きや動き、リズムをお客様の身体の形に合わせ、
指の当て方、圧を入れるスピードを身体の部位ごとの状態に合わせ、
圧の深さ、刺激の量を、お客様の感覚に合わせて施術をしています。
マッサージにおける力加減の調整は、自分のチカラを強くするとか弱くするとかではないですよ。
目安は、もちろん!『身体が喜んでること』
身体の感覚が鈍くなっているときは、頭が刺激的なものを欲することがあります。
なのでセラピストとしては、お客様に身体の状態を伝え最適な施術でより良い方へ導いてあげましょう!
あなたの施術は、お客様をより良い方へ導いてあげられていますか?
力加減の調整が上手く出来ない・・圧が弱いと言われてしまう・・そもそも、自分の施術が気持ち良いのか自信がない・・
そんな方は、ぜひ!私に会いに来てね^^
和もみ®には、そこから抜け出すヒントがたくさんありますよ♪
おわりに:久しぶりの休みを楽しみました
昨日は、久しぶりの完全オフでした。
独立してやっていると、予約や講座がなくても次の準備のためにやることが色々です。
4つくらい新しいことをやろうとしているので、頭がパンクする前に一休み。
午前中はのんびりして期日前投票に行き、
夫と一緒にニンニクたっぷりのラーメンを食べて、昼からビールを飲んで、
そして映画を観てきました^^