和もみ®セラピストの万里です。
セラピストさんから嬉しいメールが届いています♪
今日も、セラピストスクール(基礎講座)に参加してくださったセラピストさんの報告をご紹介させてください!
お客様とのやり取り、施術をどう変えたのか?
ご自身の心境も書いてくださっていて、リアルな感じが伝わってくると思います。
セラピストスクールの感想
まりさん
こんにちは!昨日はありがとうございました。
まりさんとお話ができて嬉しかったです!
話せたことも、話した内容も、講座の内容も、全部嬉しいこと尽くしでした!
ありがとうございました(*´ `*)
今日は、早速まりさんに報告があります!
報告メールをくださったのは、セラピストのKさん。
温浴施設内のサロンにお勤めで、昨年の10月にデビューしたばかり。
セラピストスクール(基礎講座)に来た翌日に、こんなことがあったようです。
セラピストKさん:もしかして、和もみでいける?!
Kさんの報告メールの続きをご紹介します。
今日初めて担当した男性のお客様の話をさせてください。
30分間のボディコースを担当し、肩、肩甲骨周り、首の要望だったので、うつ伏せで上半身のみやりました。
見た目も触ったかんじもごつくて大きな方でした。
まりさんから「ベッドには乗らなくていいですよ、乗せても片足です」と言っていただいていたのを頭の中で繰り返し、ベッドに乗りたい衝動を必死で抑えていました。
しかし、遂に片足をベッドの上に乗せてしまいました。
何故、私が片足をベッドに乗せてしまったのか…私の思い込みが発動したんです。
『力足りていないだろうな』
『足をベッドに乗せた方が体重乗せれるし、その方がこのゴリゴリの大きなお客様には絶対いいはず!』
この思い込みの末、片足ベッドオンでの施術をしました。
片足ベッドオンでやったのは、肩と肩甲骨周りです。
そしたら…お客様から「痛いです」と言われたんです!
私はびっくりしました。
『え、痛いの?!こんなに大きくてゴリゴリなのに?!』
と同時に嬉しくもなりました。
『もしかして、和もみでいける?!』
そこでお客様に尋ねながらやってみました。
まず、高まる気持ちを抑え、ベッドから足を下ろし、体制を整え直しました。
そして、自分の中で呼吸して、昨日基礎講座で教えてもらったやり方を思い出しながらやってみました。
指の当てる位置、圧の方向、会釈…頭の中で言いながら、恐る恐るやってみました。
そして聞いたんです。
『力加減どうですか?』って。
そしたら、
「それくらいがいいです」と!
それからはその力加減を意識して首をやり、『今首を触ってるかんじ、辛くないですか?』と尋ねると、
「ちょうどいいです、気持ちいです」と!いただきましたあああ!!!
まだまだ動きはゆっくりだったので、満足して帰っていただけたかどうかは分かりません。
施術後はビビって感想を聞けませんでした。
私も新米の頃は、お客様に「いかがでしたか?」と聞くのが怖かったな~
マイナスなことを言われるんじゃないか?と、ビクビクしていました・・苦笑
あの頃の私に今アドバイスをするとしたら、「誤魔化すな!」です。
新米なんだから、技術が未熟なのは仕方ない。
でも、丁寧さや誠実さは、ちゃんと伝わるはず。
ヘタな上に、不誠実では、お客様に失礼でしょ!
講座でもそんなことをお伝えしました。
セラピストKさん:ベッドにのらずに、和もみをやってみる
和もみでは、施術ベッドには乗らなずに施術をすることをお勧めしています。
背が小さかったり、分厚い身体の場合は、乗せてもいいですが片足のみです。
両足のせてしまうと、かえって圧が入らなくなるし、腰や背中に負担がかかります。
しかし、現場の研修では圧が足りないときは「ベッドに乗れば・・」と言われるようです。
なので、Kさんが「こんなガチガチの人は、ベッドに乗らないと押せない。満足してもらえない」そう思い込んでいたのも理解できます。
Kさんは、お客様が「痛い」と言ったことにより、習いたての「和もみでいってみよう!」そう思ったのですね。
おそらくすごく勇気が要ったと思います。
そんなKさんが、意識したことが3つありましたね。
- 指の当てる位置
- 圧の方向
- 会釈
どこにアプローチするのかを明確にし、圧の方向と自分の身体が合っているのか。
そして、会釈をするように自分の体重を指にのせていく。
そしたら、お客様から「ちょうどいいです、気持ちいです」と言っていただけたようですね!
もちろん、セラピストスクール(基礎講座)でお伝えした内容では、ご満足いただけないことはたくさんあります。
これを土台にして、実践を想定して見直し、練習をしていくので、ここからですよ^^
セラピストKさん:お客様に想いを伝える
Kさんの報告メールは、更にこう続きます。
でもどうしてもこのお客様に伝えたいと思い、私の一方的な想いを伝えました。
『○○さん、変なことに聞こえるかもしれませんが、どうしても言いたいことがあるので伝えてもいいですか?』
お客様:「はい(少し姿勢が伸びる)」
『今日、○○さんを担当させていただけて本当に嬉しかったです。』
お客様:「?」
『痛いって言ってくださってありがとうございました』
お客様:「ああ、そーゆーのは言った方がいいと思うんでね」
『はい!嬉しかったです!今後セラピストととしてやっていく励みになりました!』
お客様からは「なんのこっちゃ?!」ってなったと思いますが、
それでもどうしても伝えたかったくらい和もみが通用した感動を伝えたかったんです!
全然うまく伝えられなかったですが…笑笑
和もみでいけた!!!という感覚がもてたこと、
こんな素敵な出来事がありました!!
ということを伝えたかったのです!!!
Kさんより
Kさんは、「全然うまく伝えられなかった」と言っていますが、伝わったと思いますよ^^
こんなこと、なかなか言えないです。
>『今日、○○さんを担当させていただけて本当に嬉しかったです。』
>『痛いって言ってくださってありがとうございました』
>『はい!嬉しかったです!今後セラピストととしてやっていく励みになりました!』
これが、セラピストとしてお客様とどう向き合うのか?
セラピストとしてのあり方ですね。
このKさんの報告メールで、私もお客様との向き合い方をもう一度見直してみようと思いました。
『できている・やっているつもり』になってしまうことが一番怖いことだから。
何より、こういう「やってみて」の感想がとても嬉しいです^^
和もみ理論は、人によっては「考え方は素敵だし理想だけど、今の店でやるのはちょっとムリ!」そう思うようです。
確かに。理想だと思います。
でも理想がなければ、進む方向も分かりませんよね。
現状を変えたいなら、理想を持ってそれに近づくように、何をするか?です。
大変な状況が続いていますが、より良い方に向かうように。
お互い頑張りましょうね!
●今後のセラピストスクール(基礎講座)について
前回ご紹介したYさんと、今回のKさんが参加してくれた和もみセラピストスクール(基礎講座)では、講座の前日までに動画を観て予習をして来ていただきました。
そのおかげで、実技の時間をしっかりとることができて、指の当て方や身体の使い方から圧の入れ方まで、見直すことができました。
進みの早い人は、自分が苦手な部位の手技を見直すこともできて、
「明日来るお客様にやってみます!」と実践するイメージも持てていたようです。
仕組みをある程度理解していて、手や身体の使い方をイメージできている状態から、リアル講座だったのがよかったと思っています。
次のセラピストスクール(基礎講座)も同じように、動画で和もみの理論を学び、リアルの講座で実技(施術や会話)を中心にやっていこうと考えているのですが・・学びたい方はいますか?
予定としては、2021年3月10日頃。
場所は、東京・目白サロンで考えています。
求めている方がどれくらいいるのか知りたいので、「学びたい!」「興味ある!」とご連絡いただけたら嬉しいです。
また、東京以外での開催の希望があれば教えてください。
必要としている方に、和もみをお届けできたらと思っています^^
●おわりに
今日は、週末の「セルフケア講座」のための資料を作っていました。
お肌や化粧品のことはエステ時代から学んできましたが、疑問に思うことばかり・・
改めて調べてみたら、その疑問が解決できそうでワクワクしています。
・和もみ流のお肌ケアはこちらでお伝えします!