和もみ®(やわもみ)セラピストの万里です。
「施術迷子なんです…」
これ、ときどき
セラピストさんから聞く言葉です。
色んな手技を学んでみたものの、
いざお客様に入ると
「どれを使えばいいのか分からない…」
と迷う。
せっかく学んだ新しい手技も、
「どんな時に使ったらいいのか分からない」まま
結局いつも通りの施術に戻ってしまう…。
そんな経験、ありませんか?
でもこれ、
技術が足りないとか、
センスがないとか、
そういう問題ではなくて
“考え方の順番”が違うからなのです!
■施術で間違う主語の違い

多くの人がやってしまうのが、
「この手技は、どんな時に使うんだろう?」
という考え方。
一見、正しいように見えるけれど、
この問いにはひとつ落とし穴があります。
それは、
“手技が主語になっている”ということ。
でも本来、施術の現場で主語になるのは
目の前のお客様の身体です。
だから流れはこうなります。
「この手技はいつ使うか?」ではなくて、
「今、この人の身体に何が起きている?」
↓
「触れてみて、どう感じる?」
↓
「じゃあ、この手技が使えるかもしれない」
この順番です。
これが逆になると、
「正解を選ばなきゃ」
「間違えてはいけない」
という状態になって、
迷いやすくなってしまう。
■施術で迷うということは

手技を当てはめるのではなく、
相手に合わせていく。
さっきの順番は、さらにこう続きます。
「やってみて、どう変化した?」
↓
「じゃあ、こっち手技の方がいいかもしれない」
↓
「やってみて、どう変化した?」
これを繰り返していく。
この視点に変わると、
学んだ手技が、活かされます。
もし今、
施術に迷っているとしたら。
それはできていないからではなくて、
お客様の身体を
しっかり見ようとしている途中
なのかもしれません。
手技を増やすのもいいですが、
お客様の身体を感じる、
手の感覚も育てることも忘れずにね!
