施術で親指が痛いセラピストさんへ

和もみ®(やわもみ)セラピストの万里です。

先日の質問会で、こんな切実な話を聞きました。

研修を終えて、店舗に配属されてきた新米セラピストさんが
2か月で2回も痛み止めの注射を打った。

指が痛くて耐えられないくて…
3人施術するのが限界で…

と話していたそうです。

手技を覚えてお客様デビュー!
これからお客様に喜んでもらいながら稼げるぞー!
と思ったら、自分の方が治療を受けている。。

そんなの悲し過ぎる。。><

この業界に長くいる人ほど
指が痛くなるのは仕方ないこと。
腰がつらいのなんて当たり前だよ。

そういう考えをもっていたりします。

私が伝えたいのは、
「こうすれば、ちょっとマシになりますよ~」
という程度の話ではありません。

手の当て方や身体の使い方そのものを変えていくこと。

セラピストの身体に負担がない施術。
それは、セラピストが手抜きをすることではありません。

施術をする人が無理をしていないと、
お客様の身体も、ほぐれて、緩んで、楽になっていくのです。

「え!?そんなことが可能なの?」

そう思ったなら、続きをどうぞ^^

施術や手技で親指が痛いセラピストさんへ

今日は、
施術で親指が痛いセラピストさんへ

「親指の当て方」と「体重圧の乗せ方」について書いてみました。

1、「親指の当て方」を変えてみる

① 親指の当てる範囲を調整する
② 狙うポイントと、親指の当てるところを合わせる
③ 親指の「骨を軸」にする

2、「体重圧の乗せ方」を変えてみる

① 指や手、腕を固めない
② 指から行かない
③「押す」ではなく「重さを乗せる」

読みながら、ぜひ!やってみてください!

1、「親指の当て方」を変えてみる

まずは、自分の親指のどこをお客様の身体に当てるか?
ここからはなしていきますね。

① 親指の当てる範囲を調整する

基準は、爪の大きさくらい。

そこを標準として、

標準より少し広め
標準
標準より少し狭め

この3段階で調整してみましょう。

ここで大事なのは、
「なんとなく当てる」
「いつも同じところで当てる」のではなく、

狙うポイントの面積に合わせて、親指の当てる範囲も変える
ということです。

② 狙うポイントと、親指の当てるところを合わせる

小さいところを狙うなら、当てるところも小さく。
広いところを狙うなら、当てるところも少し広く。

という感じです。

「狙う場所」と「当てる面」をピッタリと合わせます。

こうすると、圧がぼやけずポイントにしっかり届くようになります。

③ 親指の「骨を軸」にする

「骨を軸にする」と言われても、初めての人には何のことやら…ですよね。

例えば、

親指と人差し指でペンを持ってみてください。

2本の指先でペンを落とさないように持ったとき、
指の力でギュッと持つというよりも、

指の骨がペンに当たっていることに気づくでしょうか?

しっかり骨で捉えていたら、力をそれほど入れなくてもペンが持てていますよね。

親指を当てるときも、この感覚なのです。

親指の骨を軸、芯にするように当ててみてください。

■ちょっと試してみてください

今、親指を使って、机や自分の反対の手などに軽く当ててみてください。

・当てる範囲を狭く
・少し広く
・さらに広く

と変えてみる。

そのあと、親指の骨を軸にするような感覚で、もう一度当ててみる。

「あ、こっちのほうが安定する」
という場所を探してみてください。

大切なのは、一つの正解を見つけることじゃなくて、
調整できることですよ。

ここまでは、「親指の当て方」について話してきました。

ただ…親指の当て方を変えても、
「よし、ここから親指で押そう!」としてしまったら…
また親指に負担がかかります。

そこで、もう一つ大切なのが、「体重圧の乗せ方」です。

2、「体重圧の乗せ方」を変えてみる

親指を狙うポイントに当てたら、
次に意識してほしいのが、「指で押さない」こと。

指を身体の中に沈めていくような感覚で、
身体の重さを乗せていきます。

「え!?押さないの?指を沈めるってどういうこと?」

となると思うので、順番に説明していきますね。

まず、
① 指や手、腕を固めない

親指を身体に当てたとき、
「よし、ここから押そう!」

とすると、無意識に指や手、腕に力が入ります。

でも、必要なのは
指が身体の弾力に押し戻されないように、当てた状態を維持する力だけ。

それ以上、指や手をギュッと固める必要はありません。

むしろ、固めてしまうと身体の中に指が入っていかなくなります。

② 指から行かない

指を身体の中に入れようとして、指からグッと押しにいく。

そうすると、自分の指や腕に力が入ります。

そして、相手の身体の方も力が入って押し返してくる。

だから、指からではなく、自分の身体を先に動かすようにします。

③「押す」ではなく「重さを乗せる」

親指を当てたまま、
その指を沈めたい方向へ、自分の身体を少しずつ移動させる。

すると、自分の身体の重さが、腕から手に伝わっていきます。

身体の重みによって、指が相手の身体の中に沈んでいく。

そうすることで、奥にあるポイントやコリに触れることができます。

触れることができたら
お客様は、「そう!そこそこ~!」と気持ち良さを感じてくれますよ。

■ちょっと試してみてください

机や壁などに、親指を軽く当ててみてください。

まず、指から「グッ」と押してみる。

次に、指はそのままにして、
自分の身体を少しずつ前へ移動させてみる。

どうでしょう?

同じように親指を当てていても、
力の入り方や、身体の使い方が違いませんか?

親指の当て方を調整する。
身体の重さを乗せていく。

この2つだけでも、
指の痛みがなくなると思います。

■施術で「もっと強く」と言われる理由

狙っているポイントと、指の当て方が合っていなければ、圧はぼやけます。

すると、お客様から
「もう少し強くして」と言われることになる。

そこで、もっと力を入れて押そうとする。

でも、骨を軸に使えていなければ、それだけ余計な筋力が必要になります。

そして、自分の筋力以上の負荷がかかれば、当然、指や手にもダメージが蓄積していきます。

さらに、もう一つ大事なことがあります。

「押す」と、身体は防御反応で硬くなります。

硬くなった身体に、こちらも固めた指で向かっていったら…

そりゃ、身体も「負けないぞ~」ってなるよね。

さらに強く押す。
すると、もっと身体が固くなる。

…これでは、施術する側も、される側も…
苦しいね><


セラピストの身体に負担がない方が、
お客様の身体もほぐれて楽になる

和もみの考え方はコレです!

もう、指の痛みを我慢したり、
つらさをごまかしながら施術しなくていいんですよ。

和もみ基礎講座、個別レッスンでは、
あなたの状況に合わせて手や身体の使い方を指導しています。

自分の場合はこれでいいのかな?と悩んでいる方は、講座にいらしてみてください。

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https://aromare.jp/course/seminar3/

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