やり方や順番を教えてほしい!その心理は…施術を料理に例えると

和もみ®(やわもみ)セラピストの万里です。

昨日のブログでは、

和もみは『手順を覚えるのではなく、自分で考える力をつけていく』
ことを目的に学んでいますよ。

という話をしました。

ここで、私のすごく好きな本を紹介させてください。

古谷暢康さんの「最初に読む料理本」

この本。
料理本なのに、分量が書いてないのです。

本の一部を引用して紹介しますね。

本書の使い方

本書は、「このとおりに作りなさい」というレシピ本ではなく、自分自身の感覚で、自由に料理が作れるようになることを目的としている。

野菜の切り方、魚のさばき方のようなことは書かれていない。それらは知ろうと思えば、ネット動画などで簡単に知ることができるからだ。

書かれているのは、できる限り引き算したレシピなので、これをベースに自分で足し算していく。

一つの料理を知れば、十の料理ができるようになり、原理がわかれば、なんでもできるようになる。

~「最初に読む料理本」より引用~

和もみが伝えていることも、これに共通します。

和もみの基礎は料理の基礎~施術が料理だとしたら~

『施術の手順』が『料理のレシピ』だとしたら…

まず学んでほしいのは、

・素材の特徴
・調味料の役割

この素材はどんな味?食感は?
硬いのか柔らかいのか?
生で食べられるのか?火はどれくらい通す?

この調味料は、しょっぱい?甘い?
柔らかくしてくれる?臭みを消す?

などなど。

こんな風に、一つひとつ理解してから…

・包丁の使い方
・素材の切り方

これらを学び練習しながら、レシピを参考に調理してみる。

こういった基礎があるから、レシピを応用したり自分の感覚で味を調整できたりするのです。

■施術にレシピがあった方が安心?

料理でも施術でも、やり方や順番を教えてほしい!その心理は…

①失敗したくない
→だから「この通りにやればOK」という道が欲しい

②自分の判断が合っているかわからない
→だから人の判断に頼りたくなる

③自分の感覚を信用できない
→だからマニュアルが欲しい

気持ちは分からなくもない。

でもね…

『手順を覚える』のではなく、『自分で考える力』をつけて
お客様と長く付き合えるセラピストを目指しませんか?

それが、セラピストを長く続けていくことにもつながりますよ!

和もみでは、自分で考える力をつけるために、ここから学んでいきます。

・お客様の身体への触れ方
・身体の状態を感じ取る感覚の磨き方
・自分の手や身体の使い方、動かし方
・身体の構造とほぐれる仕組み
・ほぐれるためのアプローチ方法

興味のある方はぜひ!和もみ学んでみてくださいね。

12月は、大阪で講座開催します♪
https://aromare.jp/campaign/20251116/

はじめての方も参加できます。

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