和もみ®(やわもみ)セラピストの万里です。
和もみは、「もみほぐし」のことだと思われていることが時々ありますが・・オイルマッサージもありますよ。
和もみのオイルマッサージは、
強くないのに、ちゃんとほぐれる
やさしいけど、しっかり気持ちいい
そして、セラピストの手も腰も痛くならない!
そんな特徴があります。
先日の、福島での和もみ®セラピスト講座でも、
「腰が痛くない!手も楽!やっている自分も気持ちいい!」
と、楽しそうに練習していました^^
強もみしないでほぐれる秘密!オイルマッサージ編

今日は、その秘密を一つお伝えしようと思います。
それは・・
『手の密着の違い』です。
オイルマッサージを習うときに必ずと言っていいくらい
「もっと手を密着させて!」と言われると思います。
私もかつてエステ時代に、先輩から言われていました。
オイルマッサージの場合は、手の密着が気持ちいいですもんね~
ただ。この手の密着が和もみの場合は違います。
一般的には・・
『手のひら指先までを、身体に添わせるように着ける』
こんな風に言われるようですが、これだと『皮膚に密着』なのです。
お客様の方は、やさしく包まれている感覚はすると思います。
これで圧をかけようとすると、手や腕にものすごく負担がきますので、気を付けてくださいね。
■和もみ®のオイルマッサージの場合は

一方、和もみの場合は・・『身体に密着』です。
どういう風にするかというと、
まず。自分の手のひらを見てみてください。
パッと開いてから、手の力を抜いたときに、くぼむところがありますよね。
手のひらの中央や、指の付け根や関節のところです。
そこに意識を向けて、手のひらの中央、指の付け根や指の関節の順番に着けてみてください。
『身体に密着』している感じしませんか?
『手のひら指先までを、身体に添わせるように着ける』
のと、
『手のひらの中央、指の付け根や指の関節の順番に着ける』
違いを感じてもらえていたら嬉しいな^^
■これをするとオイルマッサージで何がいいの?

くぼむということは、お客様の身体に触れたときに、浮きやすいところなのです。
そこか浮かないように触れると、皮膚だけでなく、筋肉の層と密着することができます。
和もみのオイルマッサージの場合、表面をすべらせているように見えますが、中の筋肉を動かしているのです。
そうすることで、張っている凝っているところが緩んだり、
筋肉の中やその奥にある、血液やリンパの流れを促すことができます。
これが、びっくりするくらいの優しい力でできるのが、和もみ流の密着です。
だから、
「腰が痛くない!手も楽!やっている自分も気持ちいい!」となるのです。
密着の違い、試してみてくださいね^^