強もみ好きマッサージのお客様に満足してもらうには

こんにちは^^和もみ®セラピストの万里です。

今日は、「もっと強く」と言われたときに、多くのセラピストがやってしまう間違いについてお届けします。

それは、「チカラ」を強くすることです。

「もっと強く」と言われたときに、力を強くするのは間違いです!

私がリラクゼーションサロンで働いているとき、

全体重で押しているのにもかかわらず、「もっと強くできる?」と言われることが度々ありました。

こんなに、力いっぱいやっているのにどうして?ずっと疑問でした。

今なら、その理由がはっきりとわかります。

実は、力を強くしても、圧って深く入らないのです。

無理してやるので、指は痛くなるし、腰も辛くなる。で、圧は入ってない。

無駄な努力でしかなかったのです。

これに気づいたときは、今まで何やっていたんだろ・・

と、ちょっと笑ってしまいました。

「もっと強く」と言われた場合、和もみでは、まずポイントを捉えられているのか確認します。

お客様が「やってほしい」と思っているポイントとズレていて、物足りなさを感じている場合が多いからです。

なのでまずは、思わず「そう!そこそこ!」と言ってしまうポイントをしっかり捉えます。

そして、次にすることは、自分の手や身体の力を抜くことです。

え~~~それじゃ押せないんじゃない???

どういうこと???

そう思った方は、ぜひ!講座に来て体感してみてくださいね^^

力を入れるのではなく、お客様の身体に、自分の身体を預けるようにして圧を入れます。

これが、体重圧です。

両腕の重さだけで、3㎏くらいあります。

それに、上半身の重さを加えたら簡単に5㎏になります。

3~5㎏あれば十分。

ちゃんと気持ち良さを感じてもらうことができますし、しっかりコリをほぐすこともできます。

ちなみに、20㎏、30㎏は、全く必要ありません!

そんな危険なことをして、お客様の身体を壊さないでくださいね!

また、ガッチガチで指が入らないお客様の場合も、力を抜くと圧が入りやすくなります。

どういうことかと言うと、セラピストが力を強くすると、無意識にお客様の身体にも力が入ります。

力を入れられて抵抗されてしまうと、当然、指は入りませんね。

頑張って強くしているのに、「もっと強くできる?」と言われてしまう・・

そんな場合はぜひ、この2つを意識してみてくださいね。

・ポイントを捉えているか?

・自分の身体に力が入っていないか?

講座でこれをお伝えすると、皆さん驚かれます。

「ええ?!?こんなんで圧入っているんですか!?」

そんな感じで、気持ちいい施術ができるようになっていますよ^^

和もみだと、施術しているセラピストも気持ちいいので、ぜひこの感覚を身に付けてほしいな~

セラピストを長く続けたいのなら、あなたも今の手技を見直ししませんか?

セラピストになったけど、親指が痛い、身体がつらくて悩んでいる・・

痛いのを我慢してやっているけど、なかなか満足してもらえない・・

そんな声をたくさん伺います。

自分の身体がつらい状態では、お客様に寄り添うことなんてできませんよね。

手や身体を痛めないやり方に変えると、不思議なくらい「気持ちよかった!身体が楽になった!」と言ってもらえることが増えますよ。

年内最後のグループ講座の日程は、こちらです。

・11月6日(水)大阪レンタルサロン

・11月13日(水)目白サロン

講座内容はこちらをご覧ください

新しい手技を一から覚えるのではなく、今の手技を見直ししますので、学んだことをすぐに実践することができます。

日程が合わない場合は、個別レッスンもあります。

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