和もみ®セラピストの万里です。
さて。今日は、
凝りがほぐれるイメージと、ほぐれる仕組みについて。講座でもお伝えしている内容から、一部ご紹介します。
凝りをほぐすのに強く押しているけど良いのかな?そもそも凝りがほぐれる仕組みってどうなの?
このような疑問をお持ちのセラピストさんへ。
凝りがほぐれるイメージと仕組み
この記事を書いている私は、強もみができない、指が痛いセラピストさん向けの講座をはじめて5年、300人以上の手技の見直しをしてきました。
このような経験を基に、凝りがほぐれるイメージと仕組みについて書きます。
まずは、講座で学んだセラピストさんの感想から。
■凝りがほぐれないでベッドに押し付けていただけ
先日の大阪講座に参加してくれた、セラピストさんからのメッセージ。
力を抜いたつもりだったのですが、本当につもりだったようです・・
こんなに力を抜いた状態でもお客様に届くなら、今までやっていた物はベッドに押し付けていただけなんだなと実感しました。
今度はスキルアップ講座も受けたいので忘れないようにしていきます。
ありがとうございました!
またよろしくお願い致します。
Nさんより
Nさん、自分の施術しているところを客観的にチェックすると、色々と気づくことがありますよね。
『こんなに力を抜いた状態でもお客様に届く』その感覚が分かっていただけて良かったです。
和もみ®の圧と、身体に力を入れた強い圧では、自分の指の感覚も違いますよね。
9月に大阪に行く予定ですので、また練習しましょう!
力で押そうとすると、実は・・お客様の身体の中に圧が入らないのです。
上から乗るように押すと、お客様はベッドに押し付けられて「苦しい、重たい・・」だけ。
セラピストさんの手技を見直ししていると、チカラいっぱい押しているのにお客様は気持ち良くない・・そんなことが起きています。
一方、和もみ®の押し方は、お客様の身体に受け入れてもらいながら指を入れていきます。
押されるストレスがなくじんわ~りと気持ちいい圧が届きます。その結果、凝りがほぐれる。
また、施術者の指の感覚としては、押している手応えがなくなるのも特徴です。
この辺りは、講座や個別レッスンでお伝えしています。
■凝りがほぐれるイメージが違う
強く押さないとほぐれないんじゃないかな?
硬い凝りは、強くしないと潰れないよね?
そんな風に思っている施術者が多いようですね。
私もサロン勤めをしていた頃はそう思っていました。強もみしてました・・
凝りって、そもそも何ですかね?
乳酸などの疲労物質がたまっているとか、筋肉や筋膜が硬くなっているとか言われていますが、
それって、力でグイグイしたらどうにかなるものなのでしょうか?
細胞や組織が傷ついたりしないのでしょうか?
和もみ®では、凝りがほぐれるイメージはこうです。
つぶす、砕く⇒×
ふっくらさせる⇒〇
手技の見直しをしているときに、
「凝りを潰したいんじゃないよね?ほぐしたいんだよね?」
そんな風に声をかけることがあります。
そうすると、施術をしているセラピストさんの身体の余計な力が抜けていくのが分かります。
どんなイメージで施術をするのか?お客様の身体と向き合うのか?
すごく大事!
まずは、『凝りがほぐれるイメージ』を変えてみましょう!
・こちらでも詳しく書きました♪
■凝りがほぐれる仕組みはこうだよ!
凝りがほぐれるイメージが分かったら、次は、どうやって凝りを『ふっくらさせる』のか仕組みを理解しましょう!
自分の施術には、どんな作用があって、お客様の身体にどんな変化をもたらし、どんな効果が期待できるのか?
分からずにやってない?大丈夫?
あいまいにやっているとお客様にも伝わるので、「もっと強く」と言われやすくなりますし、
「強もみはあんまり良くないですよ・・」と言った、こちらの提案も聞いてもらえません。
和もみ®の、凝りがほぐれる仕組みはこうです。
×強い圧によって→凝りがつぶれる砕ける
〇身体の緊張を緩める気持ちいい圧で→血流を良くする→硬かった凝りがふっくらする
強いのは良くないと分かっているけど、ついつい強くしたくなっちゃう・・
そんな場合も、凝りがほぐれる仕組みを思い出してみてね^^
凝りを潰すのではなく、ふっくらとほぐして、お客様に身体の軽さを実感してもらいましょう!
和もみ®なら、自分の身体に負担なく、お客様に喜んでもらえますよ。
・凝りがほぐれる力加減はこちらで書きました♪
■おわりに:セラピストの仕事っていい!
一昨日は、数年ぶりにセラピストさんが会いに来てくれました。
「ずっと来たいと思っていたのですが、色々あって・・」
そして昨日は、常連のお客様204回目、123回目、12年、7年のお付き合いになるお客様が来店。
来はじめの頃は、膝が痛い・・頭痛がつらい・・そんなお悩みがありましたが、今では大きく体調を崩すこともなくなりました。
定期的に通って来てくださるのももちろん嬉しいですが、色々あってまた来てくれるのも、嬉しい!
長く続けてきて本当によかったな~^^
セラピストの仕事って、やっぱりいいな~♪