和もみ(やわもみ)セラピストの万里です。
さて。今日は、
指に負担をかけずに施術をする方法について、少しでもヒントになれば・・と思い書いています。
施術をしていると指が痛い…指に負担をかけずに施術をする方法はあるかな?
このような悩みをお持ちのセラピストさんへ。
指が痛く力が入りません…指に負担をかけない施術
私のところには、度々こういったメッセージが届きます。
・最近セラピストとしてデビューいたしました!
立ち指で体重移動が下手くそで検索したところこのサイトに出会いました!
・体重の乗せ方、指の使い方教えていただいてるのに再現出来ず
手も腕も痛くなってしまいネット検索でこちらにたどり着きました。
・指が痛く力が入りません。どうしたらいいでしょうか?
見つけてくれてありがとう!という気持ちと、初めからもっとちゃんと教えてもらえたら・・そんな風に悩まなくて済むのにな~。
と複雑な気持ちになります。
他にも、同じような悩んでいるセラピストさんいますか?
という私も、サロン勤めの頃は、指の痛みに耐えながら施術をしていました。
施術が終わるたびに冷やして、慣れてきた頃でも仕事が終わると指がジンジン。
指がプルプルして力が入らなくて、お菓子の袋を開けるのがやっとなことも・・苦笑
そこから、身体のことを学び直し、施術でのアプローチ方法を変え、自分の身体に負担なく強もみしないでほぐす方法でやっていきたくて独立。
右の親指の変形はだいぶ戻ってきたけど、関節の軟骨がたまに出っ張ってくることがある。
強もみを辞めてから15年以上経つけど、相当な負担をかけていたんだな~と感じます。
お勤めサロンでは、色んなお客様が来るからね。
強くやらなきゃいけない現状も分かります。
「強いの良くないですよ~」なんて言ったら、『下手の言い訳』みたいに受け取られそうですもんね。
そもそも、
『強くできる=上手い』
ってのもどうかと思うけど・・
身体の状態に必要な圧加減があるのです!
それを見極めるには知識と技術が必要で・・強くする方が簡単なんですよ!
ま、この話をすると長くなるので、詳しく聞きたい方は、和もみ®の基礎講座でお待ちしております^^
■指に負担をかけずに施術をする方法
痛みがあるということは、無理な使い方をしているということ。
なので、和もみ®の講座で指導しているのはこちらです。
- 自分の身体の構造を知る
- 筋力をなるべく使わない
- 骨を軸に使う
ほとんどの場合、これで痛みはなくなります。
しかも、圧がしっかり入ります!
そう言われても、文字なのでどうしていいのか分からないかもしれません。
実践練習会や個別レッスンに来てもらえたら直接指導しますが、自分の身体のことです。
これをヒントに、自分の身体と向き合ってみてください。
指の構造、手の構造ってどうなっているんだろう?って解剖の図と自分の身体を照らし合わせたり。
筋力使わない、骨を軸に使って、物を持ってみたり、自分の身体をマッサージしてみたり。
自分の身体が分からないと、他人の身体なんてもっと分からないですからね。
ほぐしでも、オイルでも、どんな手技でも。
母指以外を使うときでも、考え方は同じです。
お客様の施術をしていて、指が痛い、手首が痛い、腰がつらくなる、腕や足がパンパンになる・・そんな場合は、意識してみてくださいね。
そして、やってみてどうだったか?よかったら教えてください。
それから、指や手、身体のつらさを感じている、圧が上手く入れられない・・
そんなお悩みありましたら、聞かせてくださいね。
■合気道されてる常連さまからの言葉
「怪我だらけの武道家から指導を受けたいか?ってことと同じですね」
ご夫婦で長年合気道をされている常連さまが言われた言葉。
セラピストが、自分の身体の使い方ができてない状態で、お客様の身体に触れることの恐ろしさについて話をしていました。
自分の身体が分かってないってことは、他人の身体なんてもっと分からないよね。
そんな人に自分の身体を任せるなんて・・怖すぎる><
最近、和もみ®を学んでいるセラピストさんから
「施術を受けに行ったらもみ返しになった」
という話が立て続けにありました。
それも、「数日~1週間くらい続いた」「受けに行く前よりも痛くなった」というひどい状態。
もしかしたら・・担当したお客様が、こんな風になっていたり・・?
自分の手技に自信というか、責任もつの大切ですね。