セラピストとして施術が上手くなれる気がしない

和もみ(やわもみ)セラピストの万里です。

さて。今日は、
施術が上手くなりたいなら、仕組みを理解しよう!と言う話です。

セラピストをしてるけど施術が上手くなれるような気がしない…どうしたら上手くなれるのかな?

このような悩みをお持ちのセラピストさんへ。

セラピストとして施術が上手くなれる気がしない

来月の講座にお申込みくださったセラピストさんから、届いたメールです。

同じような思いをされているセラピストさんは多いのでは?

1年前からもみほぐしの店のセラピストとして働き始め、店長から教えてもらい、練習にも付き合ってもらっています。
ですが、自分が成長している実感があまりないです。

店長からは「もっと押して」「コリを潰して」「押して動かす」「自分で考えて」と言われます。

ですが、指は痛いし、踏ん張ると肩や腰も痛くなりますし、コリの感覚も、指に力が入るため分からず、どうしていいか分からない状況でした。

ある時、家で力を抜いた状態で練習した時、指が深く入る感覚を経験し、力を抜かないとコリまで届かないんじゃないか、と思ったのですが、店長に、私が力を抜いた状態で受けてもらったら「何も感じない」と言われてしまい、途方に暮れました。

体に厚みのある方、凝っている方は、力で押し切っても深く入らない気がする、でも力を抜いて沈めていってもコリまで届かないし。。。
上手くなれる気がしない。。。

そんな時、和もみ、万里さんの考え方を知りました。

和もみを知り、強もみじゃなく、和もみの考えを取り入れたい、万里さんのおっしゃっていた「コリを潰さず、ふっくらさせたい」ということも学びたい、今の状況を変えたい、と思い、申し込みをしました。

Kさんより

>自分が成長している実感があまりない
>上手くなれる気がしない。。。

これって、つらいですね><

>力を抜いた状態で練習した時、指が深く入る感覚を経験し、力を抜かないとコリまで届かないんじゃないか

これを発見できたのは、素晴らしいことです!

店長さんにやってみて、なぜ「何も感じない」と言われてしまったのか?

それは、基礎講座のときにお伝えしますね。

これこそが強もみの悪循環を生み、強もみ至上主義になっている要因なのです・・

強もみの悪循環はこちらで書きました↓

■施術が上手くなりたいなら、仕組みを理解しよう!

和もみ®の講座では、私が出来た方法を伝えているのではなく、あなたが出来るようなるように伝えています。

セラピストの現場では、多くが『自分が出来た方法』を教えているんですよね・・

感性や感覚、理解の仕方も、人それぞれ。

なので、私も伝え方は、ずっと研究し続けています。

せっかく習ったのに、実践で使えなかったら意味ないもんね。

セラピスト講座では、まずは仕組みの話しをします。

  • 指の当て方、手や身体の使い方
  • 圧の入れ方、力加減の調整方法
  • ほぐれる身体の仕組み、ほぐれた目安

など。今までやっていた施術と和もみ®がどう違うのか、頭で理解していただきます。

感覚で出来てしまうセラピストさんもいますが、仕組みを理解していた方が、上手くいかないときに原因が見つけやすいです。

次に、実際に自分の身体を動かしてやってみます。

  • 手や身体の使い方を変えるとどうなるのか?
  • 1~2kgの圧で、奥まで届くの?
  • コリがふっくらするって、どんな感じなのか?

など。今までやっていた施術と和もみ®がどう違うのか、自分の身体や指で感じていただきます。

感覚は使えば使うほど磨かれていきますので、お客様の感じていることが手に伝わってくるようになりますよ。

講座では、少しですが、実際に和もみ®を体感してもらいます。

押されたときの感覚の違い、その後の身体の変化も実感できると思います。

仕組みを理解すること、身体や手で感じること、この両面から学ぶことで確実に出来るようになっていくのです。

「コリを潰さず、ふっくらさせたい」

Kさん、ぜひ!それを目指しましょう^^

セラピストの仕事がもっと楽しくなりますよ♪

和もみ®講座では、私が出来た方法ではなく、『あなたが出来るようなる』ようにお伝えしています。

■和もみ®認定セラピスト

先日、和もみ®セラピストの認定試験を行いました。

養成講座で学び終えたセラピストさんの、技術やカウンセリング接客を私がお客様役になってチェックします。

今回挑戦してくれたのは、山梨で12月に自宅サロンをはじめた、綾子さんです。

結果は・・


合格です!!

「お客様に自信を持って対応したいので、万里さんチェックは厳しめにお願いします!」

毎回そう言っていたのが印象的でした。

綾子さんの場合は、カウンセリングは問題なかったのですが、施術の方が出来たり出来なかったり少しムラがあったのです。

それではお客様に、いいモノを提供できない…と繰り返し練習。

4回目の挑戦で、確実に合格ラインに達しました。

たしかに、そうですよね。

試験に合格することがゴールじゃない。

どんな資格を持っているかよりも、どうお客様のお役に立てるか?

独立してやっていくには、こっちの方が大切ですね^^

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