腰痛持ちのセラピストって普通?解決する方法とは

ども!マッサージ好きのマサです。

セラピストが腰痛になるのは当たり前?腰痛持ちなんだけど、マッサージをしててつらいです。

これから、セラピストの仕事を続けたいけど、腰痛にならない方法はあるのだろうか?

こういった疑問に答えます。

腰痛持ちのセラピストって普通?解決する方法

この記事を書いている私は、都内人気リラクゼーション店で店舗管理をしていました。

現在は、「腰痛に悩むセラピストさん向けの講座」をお手伝いしています。

400名以上のセラピストさんを見てきた経験から、腰痛持ちのセラピストさんについて書きます。

結論として、セラピストが腰痛になるのは普通ではないです。

なぜかというと、腰痛を克服したセラピストを何人も見てきたから。

まずは、セラピストさんが腰痛の原因をいくつかあげます。

□腰痛持ちのセラピストさんの共通点

私が見てきた腰痛持ちのセラピストさんには、いくつかの共通点ありました。

代表的なのを三つあげると

  • 腰痛になるのは当たり前だと教わってきた
  • 身体の使い方を教わっていない
  • 手技自体に無理がある

それぞれ、どんなのかというと。

□腰痛になるのは当たり前だと教わっている

スクールや先輩に、「腰痛になるのは仕方ありません。鍛えるとつらくなくなるよ」と教わってるセラピストが多いです。

自分も腰痛を乗り越えたから、あなたも乗り越えられる。。みたいな、いわゆる体育会系のノリ。

ここは、セラピストさんがギャップを感じる一つでもあるかも。

本来は、セラピストは肉体労働ではないのに、そう感じさせてしまう現状があります。

□身体の使い方を教わっていない

先生や先輩に、押すポイントや押し方は教わるけど、身体の使い方までは教わっていないセラピストが多いです。

セラピストそれぞれ、身長や手足の長さが違います。

先生や先輩が簡単にできても、同じ体型でないセラピストには難しかったりします。

体型に合わせた身体の使い方を、教えているスクールやお店は少ないようです。

□手技に無理がある

そもそも、手技自体が無理な体勢になっているものが多いです。

○○流みたいな、今までとは違った押し方を教えているところがあったりします。※独自性をウリにしている

それらの多くは、無理な体勢で「それゃ腰が痛くなるよ!」みたいなものだったりします。

また、強く押すために肘を使ったりするものもあり、腰に負担をかけます。

独自性にこだわったゆえの手技が多いんですよね。

これらが原因で、セラピストが腰痛持ちになっている現状があります。

結論、腰痛持ちにならないような教え方をしているスクールやお店が少ないです。

なぜかというと、根本を学ぶ前に現場に出すお店が多いから。

いわゆる、儲け主義に走るお店が多い。もしくは、教える勉強をしていない。

そんなセラピストさんが、現場でお客さんにマッサージをしている。。。

こんな現状を知ると、私はマッサージを受けたくなくなっちゃう。

だって、苦痛の上に成り立つ気持ちいいって好きじゃないから。

ましてや、そのセラピストの腰痛がうつるような気がしちゃう。

なので、もしセラピストさんが腰痛で苦しんでいるようなら、スグに解決できる方法を探して欲しい。

その方法はありますから!

■セラピストが腰痛を無くすには

結論、セラピストは「身体の使い方」を学ぶと良いです。

なぜなら、身体の使い方を学べば、多くの腰痛が軽減されるから。

腰痛が軽減したセラピストさんの例を、いくつか紹介します。
※お手伝いしている先生の講座での話です。

□セラピストさん①:ベッドに乗るのをやめた

ベッドに両足を乗せてたのを片足だけにしたら、腰が楽になったセラピストさんがいました。

なぜかというと、両足を乗せて起き上がると全て腰に負担がかかるけど、片足だけにすると負担が軽減されるから。

現場では、ベッドに乗って全体重を載せろとか言われるようです。

でもね、両脚を載せなくても、気持ちいい体重圧はかけることができます。

身体の使い方で、圧は変わります。

□セラピストさん②:肘の手技をやめた

身体の反対側を肘で押してた手技を、肘圧から拇指圧に変えて、腰が楽になったセラピストさんがいました。

強く押すために肘を使っていたようですが、圧の入れ方を変えて拇指圧で楽に圧をいれれるようになったから。

肘を使わないことによって、腰を曲げる角度も少ないので負担が軽減されたようです。

肘を使わなくても、気持ちいい圧を入れることはできます。

□セラピストさん③:ベッドの高さを変えた

ベッドの高さを変えて、腰への負担が楽になったセラピストさんがいました。

そのセラピストさんのお店では、多くのベッドが低くなっていて腰への負担が大きかったようでした。

治療家さんとかは、低めのベッドを使うんですよね。

でも、リラクゼーションは低いベッドでは腰を痛めることがあります。

ベッドを高くし、体勢を変えることで、腰への負担が軽減されたようです。

ベッドが低くなくても、ちゃんと圧をいれることができます。

この他にも、ちょっと変えただけで腰痛が楽になったセラピストさんが沢山います。

なので、「セラピストは腰痛持ちでも仕方ない」とは思わないで下さい。

ただし、腰痛になるような手技や設備を強要するお店もあります。

正直、こんなお店はやめた方が良いと私は思います。

だって、腰痛持ちのセラピストにマッサージをして欲しくないから。同じように思う人は多いんじゃないかな。

少なくとも、私は嫌です。

気持ちいいマッサージをしてもらうのに、セラピストは苦痛だなんてね。

そのセラピストさんの腰痛がうつるな気もしちゃうしね。

やはり、体調の良いセラピストに身体を任せたい。そう思うお客さんは多いんじゃないかな。

セラピストさんは、身体を大切にしてほしい。

そうすると、お客さんもセラピストさんも笑顔になれるリラクゼーション業界になると思う。

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