こんにちは^^和もみ®セラピストの万里です。
さて今日は、
リラクゼーションサロンに通うお客様の中に、
『強もみができる=上手い』
そう思っている人が多い理由について書いてみました。
硬さや鈍さを自慢するようなお客様や、強圧に耐えられる身体が自慢になっているお客様もいたり・・
どうして、こんな状況になっているのでしょう?
この状況って、いつから誰が作ったのでしょう?
これに関しては、先に謝らなければなりません。
私のせいです。ごめんなさい!!
約15年ほど前、知らなかったとはいえ、私も強もみをしていました。
お客様が「もっと強く」と言えば、強く。
言わなくても「もっと強く」と言われないように、強めにしていました。
力加減は「イタ気持ち良いくらいがいいですよ」と言っていたし、
オイルでも「リンパが詰まっていますからね~」と言いながら、痛いのを我慢させてグリグリ。
リラクゼーション店で働いていたのは2年間ですが、多くのお客様と接してきました。
そのときのお客様には、本当に申し訳ないことを・・
そしてその時のお客様が巡り巡って、皆さんのところに行っているかと思うと・・
今でも思い出しては、反省しています。
(だから、世の中から強もみを無くすために頑張ります!)
今も現場では、「強くしないと指名が取れない」と言われ、強もみの特訓をするところがあると思います。
以前から思っていたのですが、
『強もみができる=上手い』
これは、お客様を通わせるために、作られたものかもしれません。
だって、強くしたら良くないことを知りながら、
お客様が言うから・・仕方なく・・って強もみしているセラピストいますよね?
強くしても改善しないことを知りながら
強い刺激には中毒性があることを知りながら
強い刺激によって新たな不調が生まれることを知りながら
強もみをしている。
その場だけ強い刺激で、気持ち良ければいい喜ぶでしょ。
根本改善したら通わないので、強もみ中毒にさせていこう。
新たな問題を作り出して、自分の仕事が無くならないようにしよう。
そんな考えでしょうか。
ひどい!!と感じるかもしれませんが、この考えってあなたにもありませんか?
私の中にも、少しあります。
(生活していくには、稼がないといけないしね・・)
理想を言えば、
セラピストにとって最高の喜びとは、自分の仕事がなくなることだと思っています。
身体の不調を感じる人がいなくなり、セラピストが必要なくなることです。
理想と現実。
かなりギャップはありますが、理想がなければ何も始まりません。
■私は、強もみの無い世界にしていきたい
そうなれば、みんなが笑顔になるから^^
リラクゼーションサロンに通うお客様の中に、
『強もみができる=上手い』
そう思っている人が多い理由について書いきましたが、
通わせるために強もみを勧めてきたことで、もう一つとても残念な結果を招いています。
それについては、次回にしますね^^