和もみ®(やわもみ)セラピストの万里です。
今日は、
「どうしたら、身体はほぐれるの?」という、
分かっていそうで分かってない?そんな話をしたいと思います。
どうやってほぐそう?【身体をほぐすには】

ガチガチで、指が入らない。
スジっぽくて、張っている。
硬いけれど、押すと痛がる。
硬いのに、押しても何も感じない。
前よりも、だんだん固くなってきている。
こんなお身体のお客様、いますよね?
こういう身体に触れたとき、
「ん~~、どうやってほぐそう?」と考えますよね。
「もっと強く押したほうがいいかな?」
「硬いところを、もっとしっかり揉んだほうがいいかな?」
「指が入らない、どうしたらもっと深く入るかな?」
「何か、もっと効果的な技があるんじゃないかな?」
そんな風に考えることも多いと思います。
これは、施術者だけではありません。
■強くしたらほぐれてる?

お客様自身も、
「すごく凝っているから、もっと強くないとほぐれない」
「痛いくらいのほうが、ほぐれている感じがする」
と、「ほぐす=強く揉む」というイメージを持っていることがあります。
一般的に「ほぐす」と聞くと、
硬くなっているところを見つけて、
そこをしっかり押したり揉んだりして、柔らかくする。
そんなことを想像する人が多いんじゃないでしょうか?
でも。
身体の仕組みを考えてみると、
「強くすれば、ほぐれる」ではないのです!
むしろ、
強くしているのに、なかなか変わらない。
柔らかくなったと思ったのに、また硬くなっている。
そんな経験をしたことがあるセラピストさんも、いるんじゃないかな?
では、どうしたら身体はほぐれるのでしょう?
和もみでは、施術をするときにこんなことを大切にしています。
■どうしたらほぐれるの?
『和もみで大切にしている3つのこと』
① 身体が安心する触れ方

ほぐれるために、まず大切なのは、
身体がホッとリラックスして、
余計な力が抜けていくこと。
人も動物なので、他人の手が近づいてくると、
無意識に身構えることがあります。
頭では、
「大丈夫」
「この人に触られるのは嫌じゃない」
そう思っていても、
身体の方は、
「何をされるんだろう?」
「危険じゃない?」
と警戒してしまうことがあります。
こんな風に身体が身構えてしまったら、緩めるのが大変です。
ここが硬いから、ほぐそう!と触れるのではなく、
「この身体が安心できる触れ方になっているかな?」
と考える。
触れる側が「ほぐしてあげよう」と頑張るよりも、
まず身体が「この触れ方なら大丈夫」と感じられること。
そこから、身体の余計な力が少しずつ抜けていく。
私は、ここが「ほぐす」ための大事なスタートだと思っています。
だから和もみでは、
手技のやり方やほぐし方の前に、身体が安心する『触れ方』を大切にしています。
ちなみに、和もみの基礎講座では、
手技の学びは、「安心する手の作り方と触れ方」からスタートします。
② 身体の血流が良くなること

身体が安心している状態のまま、身体の中にあるコリに触れていく。
そして、じんわりと圧を加えて、
その圧をふわっと解放する。
この「圧を加える→解放する」という動きによって、毛細血管の血流が促されます。
ポンプのように、滞っていたものが巡りだし、
溜まっていたものや、むくみなども流れ始める。
この手技を、身体の状態や反応を見ながら繰り返していくことで、
少しずつ身体の中の巡りが変わっていきます。
だから、和もみでは「硬いところをどうやって強く押すか?」ではなく、
身体が安心して受け入れられる圧を加え、そして、きちんと解放する。
この繰り返しを大切にしています。
身体の巡りが変わってくると、
「あ、ここがさっきより楽になった」
「こんなところが張っていたんだ」
と、自分の身体にも少しずつ意識が向くようになります。
そして、
ここから③の「自分の身体に関心が向くこと」につながっていきます。
③ 自分の身体に関心が向くこと

身体が安心して、巡りが良くなってくると、
今度は、自分の身体の状態や変化に気づけるようになってきます。
「ここ、こんなに張っていたんだ」
「今日はいつもより疲れているな」
「さっきと感覚が変わってきた」
そんな風に、自分の身体に目を向けるようになる。
そして、そこから少しずつ、
自分の身体にやさしくなっていく。
セラピストがどんなに良い施術をして、
施術後にすごくいい状態になったとしても、
その人の日々の身体の扱い方が変わらなかったら、
何の意味もないじゃない?
もちろん、施術で楽になってもらいたい。
でも、自分の身体なんだから、自分でも大切にしてほしい。
「疲れたから、誰かにどうにかしてもらおう」
という人任せではなく、
「頑張ってくれている身体を、今日は労わろう」
「いつもありがとう!」
そんな気持ちが生まれてくる。
「少し運動してみようかな」
「今日の食事は、ちょっと手間をかけてみようかな」
「今日は早めに休もうかな」
そうやって、自分の身体への関心が、
少しずつ日々の行動にもつながっていく。
そこまで導いていくことも、
セラピストの大事な役割だと、和もみでは考えています。
■施術だけでほぐれるのではない

施術を受けて、その場だけ楽になる。
それだけではなく、
自分の身体を自分で気にかけられるようになる。
自分の身体にやさしくなれると、
きっと、まわりの人やものにも、少しやさしくなれる。
だから和もみでは、
「身体をほぐして終わり」ではなく、
もっと自分の身体と仲良くなること。
和もみを受けると…
「痛くないので、身体の力が自然と抜けていった」
「もみ返しもなく、楽な状態が長持ちする」
「施術後から3日かけて、どんどん調子が良くなっている」
「だんだん、凝りにくい身体になっていく」
「自分の身体が愛おしく思えた」
こんな声をいただくことがあります。
なぜ、こんな変化が起こるのでしょうか?
それは、和もみでは、
「どう押したらほぐせるか?」ではなく、
この3つを大切にしているからです。
① 身体が安心する触れ方
② 身体の血流が良くなること
③ 自分の身体に関心が向くこと
身体が安心すると、余計な力が抜けていく。
身体の中の巡りが良くなると、少しずつ身体が変わっていく。
そして、自分の身体に関心が向くと、
施術を受けている時間だけではなく、
日々の身体との付き合い方も変わっていく。
だから、和もみだと、
他の施術では起こらないような変化が、起こるのです!
ガチガチで指が入らない身体。
押すと痛がる身体。
押しても何も感じない身体。
だんだん硬くなっている身体。
そんな身体に触れたとき、
あなたは、どうほぐしますか?
