和もみ(やわもみ)セラピストの万里です。
さて。今日は、
ガチガチ身体が大きなお客様をほぐすとき、和もみの考え方について。
ガチガチで身体が大きなお客様をほぐすのが苦手…そのようなお客様をほぐすときのコツとかあるのかな?
このような悩みをお持ちのセラピストさんへ。
目指すところと、意識することが分かるだけでも、ほぐれやすくなりますよ^^
ガチガチ身体が大きなお客様をほぐすときのコツ
少し前に、知人からこんなことを聞かれました。
施術を仕事にしてる知人が、今日は大型のお客様で大変なのって…
脂肪があってもなくても、まりさんの力の加減は変わらないのかしら?
確かに身体の大きな方は、ちょっと大変かもしれませんね。
私の場合は、どの筋肉にアプローチするか、圧の深さや入れ方を調整しています。
なので、力を強くするとか、弱くするとかの力加減ではないのです。
身体が大きな人でも、小さな人でも、身体の構造は同じ。
脂肪があっても、筋肉が分厚くても、身体の表面がガチガチでも、
どの深さにアプローチをしていくか、どこに圧を届けるのかを調整しています。
肉の質によって、圧を入れていくのが難しい場合はありますけどね・・
■ガチガチで身体の大きい人をほぐすときの考え方
・ほぐれるイメージを変える
固いコリや筋肉をつぶそうと思っていると、大柄の人は大変に思うかもしれませんね。
一方、和もみの場合は、つぶすのではなく、ふっくら弾力を取り戻すことがほぐれた目安としています。
そうすると、身体の余計な力が抜けていき、血流がよくなり、感覚も戻ってきます。
固いところがやわらかくなるだけじゃなく、こんな変化もほぐれている証拠ですよ!そうお客様にも説明するといいかもしれませんね。
・身体に力が入れない
大柄な人や鉄板のようにカチカチの人だと、「うわぁ~固い・・どうしよう・・」
そう思うことで、自分も身体に力が入り、圧が入らなくなると言う悪循環が起こります。
固い場合こそ、焦らず余裕の気持ちでお客様と向き合えるといいですよね。
これは、セラピストが整ってないとなかなかできないことなので、日ごろから身体のケア、精神面のケアをしておきましょう!
こんな風に、和もみでは手技手法だけじゃなく、自信を持ってお客様と向き合えるセラピストになるための秘訣をたくさんお伝えしています。
興味がありましたら会いに来てくださいね^^
■お客様に正しさを押し付けてませんか?
先日、日帰り温泉に行ったときに受けた施術が、「筋膜の癒着をはがしていく」と言うものでした。
私が、猫背だから、反り腰だから、と解説しながら整えてくました。
「痛いです~><」と私が言うと
「痛いですよね~(笑)」
終始そんな感じ。
ベテラン施術者のようで、上手だと思うのですが、私には痛かった~><
リラクゼーションと言うよりは、治したいって感じでしたね。
その後、気付いたことがあります。
自分の身体が施術を受ける前よりも、猫背になる反り腰になっている・・
つまり反動で、いつもの状態に戻ろうとしているのだと感じました。
その人にとって良いバランスと言うのがある。
身体にも、正しさを押し付けちゃダメですね。
いい勉強になりました!
ちなみに、和もみの場合は、『その人本来のいい状態に戻していく』のです。
カチカチの人も、ゴリゴリの人も、本来そうじゃなかったハズだから!
本来のいい状態に戻していくので、10年以上通って来ているお客様の身体がどんどん固くなっていくなんてことは・・ありえないのです。
来週は、名古屋へ行きます!
お会いできる皆さま、どうぞよろしくお願いいたします^^