和もみ®(やわもみ)セラピストの万里です。
和もみって、『施術の方法』じゃなくて『哲学』なのです。
いきなり「なに!?」って思いますよね。
でも、和もみを学んで取り組んでいる方なら「そうそう!そうなのよ~」と思ってくれていると思う。
施術の方法はもちろん教えているけど、大事なのは『自分の身体と仲良くなること』だから。
それは、セラピスト自身もだし、
お客様をそこに導いていくのが、和もみが考えるセラピストの仕事です。
施術や手技を『する』んじゃないのよ~。
伝わるかな…?
手技だけマネしても『和もみ®』にはならない

さて。今日は、
和もみを取り入れる5つのステップのお話です。
■多くのセラピストさんがつまずくポイント
この前のブログでは、
次回指名される施術は、お客様の身体をみているかどうかが大きな鍵になる。
という話をしました。⇒
今日はその続きとして、
「和もみを取り入れてみたいけど、何から始めればいいの?」
というお話です。
<多くのセラピストさんがつまずくこと>
和もみの施術を見たり体験したりすると、
・押すポイント
・押し方、力加減
・指の当て方、手の動き
など、『手技そのもの』をマネして取り入れようとする方が多いのです。
マネることがダメではないですよ。
でも、実はこれだけでは、和もみのごくごく一部でしかないので、
和もみが本来起こせる変化を起こすことはできません。
■なぜ手技を真似るだけではダメかというと…

和もみは、“手技”ではなく“あり方と考え方”が、身体が良くなるためには必要だからです。
だから…
やり方だけ教えてくれればいい!という方には、向かないものかもしれません。
でも、もっと本質的な、本当に大切なものを見つけて、
自分の軸をつくりたい方には、『和もみ』とってもお勧めです!
話を戻して。
和もみを学ぶことで、自分の手技に取り入れられるものはこちらです。
■和もみを手技に取り入れる5つのステップ

1.指や手首に負担のない「手の使い方・当て方」に変える
2.腰に負担のない「立ち位置・動き方」に変える
3.ガチガチの身体がほぐれやすくなる「触れ方」に変える
4.強く押さなくても満足感が生まれる「圧の入れ方」に変える
5.身体の変化を感じてもらうための「力加減の聞き方」に変える
和もみは、今やっている手技に、エッセンスを足すように取り入れられます。
例えば、
1、2は、セラピスト自身の「手の使い方・当て方」「立ち位置・動き方」に、
和もみのやり方を取り入れることで、自分の手や身体への負担をなくすことができます。
3、4は、お客様の身体への「触れ方」「圧の入れ方」を和もみのやり方に変えることで、
ガチガチの身体がほぐれやすくなったり、強く押さなくても満足感が生まれたりします。
5は、お客様との会話のきっかけとして、和もみ流の「力加減の聞き方」に変えると、
お客様自身が、施術を受けながら自分の身体が変化しているのを実感してくれます。
■セラピストさんに型や順番よりも先に伝えているのは

「施術は、型や順番を覚えてするもの」
という認識のセラピストさんには、少しイメージしにくいかもしれません。
何しろ、和もみには「決まった手技」がないから。
『和もみ=こういう手技』と言えるものはありません。
和もみの講座で型や順番よりも先にお伝えしているのは、
・基本の手技(オイル/ほぐし)
・力加減の目安や、ほぐれた時の感覚
・手と身体の使い方の基本
…といった、土台となる部分です。
大事なのは『自分の身体と仲良くなること』。
セラピスト自身がそうなるのはもちろん、
お客様をそこに導いていくのが、和もみが考えるセラピストの仕事です。
施術や手技を『する』んじゃないのよ~。
和もみ、気になる方はこちらにぜひ!
↓ ↓
<<講座のお知らせ>>
【東京・名古屋】
名古屋と東京での、和もみ基礎講座の開催が決定しました!
東京・目白:1月13日(月)11~17時
名古屋:1月15日(木)11~17時
対象:
・初めての方から、和もみを深めたい方まで
・今の手技に取り入れて、自分やお客様の負担を減らしたい方
・セラピストを長く続けるための軸が欲しい方
内容:
・和もみの基礎理論
・和もみの基本手技、手と身体の使い方
・身体に合わせた手技のアレンジ方法
お申込は、12月9日20時~受付開始します。
もう少しだけお待ちくださいね。
■和もみ®のセラピスト講座について
強くないのに芯まで届く気持ちよさで
ほぐれた身体が翌日以降さらに楽になり
施術する方も調子が良くなっていく
強もみしないでほぐす!和もみ。
頑張って強くしているけど、お客様の身体にとっていいことなの?
自分の身体もつらくて強くすることに違和感、他に方法はないの?
そんな風に悩んでいたら…相談してくださいね。
