和もみ®セラピストの万里です。
今日は、
お腹マッサージについて書いてみたいと思います。
お腹マッサージはどんな効果があるの?やり方のコツがあれば知りたい。
このような悩みをお持ちのセラピストさんへ。
お腹マッサージの効果
お店によっては、お腹の施術がないところもあるようですが、技術や知識として持っておくといいと思います。
お客様に施術することがなくても、自分のケアや家族にもやってあげられたらいいですよね?
だって、こんなにも色んな効果が期待できるから。
胃の不調、便秘、生理痛、膀胱炎
腰痛、頭痛、冷え、むくみ
不眠、うつ、高血圧
などなど。
リラクゼーションなので、『治る』とは言えませんが、
お腹の施術では、内臓や血管に直接アプローチできるので、
全身の血流が良くなり、免疫力や自立神経の働きが整っていくことが期待できるのです。
お腹が緩むと全身が緩んで、急に眠りに落ちたり。
ほぐれも持続しやすく、身体がポカポカと温かく感じるお客様も多いです。
なので、お腹マッサージを知っておくと、いろいろな効果が期待できます。
■お腹マッサージのコツ
お腹マッサージのコツの一つ目は、
・圧加減、圧の入れ方に注意する
内臓は、骨格筋よりも柔らかいので傷つけてしまわないように、さらに柔らかく圧を入れていくのがコツです。
柔らかく圧を入れることで、ハリや硬い部分を見つけることができます。
そして、二つ目のコツは、
・内臓の位置を把握しておく
骨格や筋肉の構造を把握して、身体の施術をするように、内臓の位置も分かっていないといけないですよね。
平面ではなく、立体的にイメージするのがお勧めです。
そして、練習するときは、まずは自分のお腹からやってみましょう。
和もみ®のお腹マッサージをする場合は、チカラじゃなくて手の重さを乗せていきます。
内臓の弾力に合わせて、じわ~っと手を入れていきます。
ハリや硬い部分に届いたら、手をその場に止めて少し待ちます。
数秒待ってから、圧を開放します。
力加減の目安は、「ああ~気持ちいい~^^」です。
心地よく、ゆっくりと呼吸ができるくらい。
その時に痛かったり、苦しかったりしたら、強すぎです。
注意して下さいね。
身体の構造の本なども紹介しています↓
■何の臓器かイメージすることが大切
自分のお腹をマッサージしてみて、張っていたところ硬かったところがあったら、それが何の臓器なのか調べてみましょう。
自分の身体で内臓の位置を把握する。
本やネットで内臓の図が見れると思いますので、平面だけでなく、横から、後ろからの図も見てみるといいですよ。
その図と、自分の身体を照らし合わせてみる。
残念なことに、身体の中を開けてみることは出来ませんのが、正解かどうかは正直わかりません・・
ですが、イメージすることが大切です。
お客様の身体に触れるときにも、このイメージの練習がとても役にたちます。
それから、他の人のお腹を触らせてもらいましょう。
圧加減、圧の入れ方に注意しながら、自分のお腹との違いと感じてみる。
受け手の感覚を聞きながら調整して、ちょうどいい加減を手の感覚で覚えていきます。
この練習を繰り返して、色んな人のデータを集めていくと、お客様に合わせたアプローチができるようになります。
ちなみに、お腹以外の施術も一緒ですけどね。
■お腹マッサージと免疫力についての講座
11月と12月の目白でのセラピストスキルアップ講座でもお腹マッサージの練習をします♪
オイルとほぐしの両方やろうと思っています。
やったことがない方でも、何となくやっていた方も、
お客様に施術するのはもちろんですが、自分や家族のためにも覚えておくといいですよ!
私自身も胃が張って辛いときや、膀胱炎になったときにも、自分でマッサージをして楽になった経験が何度もあります。
実際にどんな風にやったのか体感してもらおうかな^^
そして、セラピストスキルアップ講座の前半では、免疫力についても話したいと思っています。
寒くなって空気も乾燥してきたので、免疫力も整えておきたいですね!
よく、「免疫力アップ!」って言いますが、実は・・免疫力は上げれば良いってものじゃないんです。
血液やリンパよりも大事な、腸や皮膚にも大事な免疫の働きがあるのを忘れてないですか?
難しい話しではなく、ざっくりと免疫の全体像が分かるように。
そして、お客様へのアドバイスとして話せるようにお伝えします。
東京目白のスキルアップ講座は、11月11日、12月6日、12月13日の予定です。
セラピストは学び続けることが大切
実は私・・施術が下手でした。
後から入社してきた人に先越されたりして、とても悔しい思いをしたこともあります。
上手な先輩が施術しているところを、お客様に気づかれないようにこっそりと見させてもらって
先輩に「ちょっと5分だけでいいので、身体貸してもらえませんか?」って、練習に付き合ってもらったり。
通勤時間は、イメトレ。
自分の身体で練習したり、クッションをお客様に見立てて練習したり。
技術も未熟だし、知識もないから不安で不安で、休みの度に図書館通いしていました。
15年以上も前だから、ネットの情報も、YouTubeの動画とかも、今みたいになかったからね。
とにかく、お客様に残念な思いはさせたくない。
せっかく来てくださったお客様に、最低限「気持ち良かった」と思ってもらえるように。
あの頃は、必死だったな~って振り返ってみたけど・・今現在もほどんど変わってないかも。
今でも手技の練習はしているし、本を読んだりセミナーに行ったり、常に何かしらの勉強はしているし。
あの頃と違うのは、楽しんでいることかな^^
セラピストは、学び続けることが大切だと思っています。
■2020年のセラピスト講座について
少し前ですが、こんなメールをいただきました。
ガシガシ揉みをやめて、緩めてほぐす揉み方に変えていっており、和もみさんの動画を毎日みて勉強しています。
関西在住でして、9月に終わってしまってましたが、また大阪講座の開催をお願いしたいです。
ご要望ありがとうございます!
実は、先日の質問会でも要望がありましたので、大阪には、3月の上旬ごろに行く予定をしています。
もし要望があれば、その流れで名古屋も行こうかな~
今回好評だったので、4月に再び仙台へ。
そして、5月は札幌で初講座も考えています。
6月は、再び福岡か・・沖縄で初講座もいいかな~♪
もちろん、東京の目白サロンでは、その間にも、セラピストさんへの基礎講座、スキルアップ講座、個別レッスンを行っていきますよ。
そして、もっと自信をつけたい!指名を増やしたい!独立できる力を付けたい!
そんなセラピストさんのために、施術と会話の両面から学ぶ実践的な講座も増やそうと思っていたり。
2022年の上半期は、こんな予定をしています。
近くに行くことで、学びやすくなればと思っています。
必要な方に、和もみ®をお伝えできたら嬉しいです^^
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