和もみ®セラピストの万里です。
さて今日は、
セラピストの手や身体に負担のない身体の使い方についてお届けします。
まず、やめることを三つ、それと指や手の使い方を紹介します。
スグにでもやめて、手や身体に負担をかけないようにしましょう。
セラピストの指や身体に負担がかからない方法
まずは、「これをすると指や身体に負担がかかる」ことから。
先日、こんなご質問が届きました。
マッサージ・エステの仕事をしているうちに、手首や腕、腰、肩、背中と全身が痛くなったり、とても凝ってきます。
何か良い改善方法があれば教えていただきたいです。
全身が痛くなり、凝ってしまうとのこと。
つらそうですね・・
セラピストの身体が痛くなるということは、何かが間違っています。
本来、リラックスできるコリがほぐれる施術は、お互いが心地いいものだからです。
まずは、この3つをしていないかチェックしてみてください。
- 肘を真っ直ぐのばして施術をしている
- 足で踏ん張って施術をしている
- ベッドに乗って施術をしている
肘を真っ直ぐに伸ばしてしまうと、指や手首、肘、肩、首など色んなところに負担がかかります。
足で踏ん張って施術すると、腰や背中の筋肉が緊張しますので、これも負担になります。
そして、ベッドに乗って施術をするのは、セラピストの身体に負担しかないです。
施術を受けているお客様も心地よくないので、ベッドに乗るのはお勧めしません。
この3つを辞めたら、次は・・
●セラピストに負担のない手の使い方
1、指の当て方
指の当て方は、圧を入れる指の爪の向きに注目してください。
圧を入れる方向に対して垂直、体表面に対して平行になるように当てると、指への負担が減ります。
これの方が、圧もしっかり入りますよ。
2、手の形
手の形は、普段のあなたの手の形のままでいいのです。
指を揃えたり、手首や指の関節にシワができるくらい曲げていると、負担になり痛くなります。
余計な力は抜いて、普段の柔らかい手の方が心地いい施術ができますよ。
YouTube動画でも解説していますので、そちらも参考にしてね^^
●セラピストを長く続けたいなら
セラピストが自分の身体がつらいと感じている場合、お客様の身体のつらさに寄り添うことなんてできませんよね?
そんな状況で、お客様が「そう!そこそこ!」と思うポイントが分かるワケないのです。
だから!
まずは、自分の手や身体に負担なく施術ができること。
そのために、強もみしないでほぐれる和もみ理論を理解すること。
今日は、手と身体の使い方をお伝えしましたが、実践するのは難しいと感じるかもしれません。
なぜ難しく感じるかというと、仕組みを理解していないからです。
やり方だけでなく、仕組みを理解していないと、イメージ通りに身体は動かないからです。
「ここをほぐすには、こうする!」とか、
「この手技をやったら、効く!」とか、
そういう「やり方」の前に、基本となる考え方・理論を学ぶことからスタートします。
例えば、コリはどうやってほぐれていくのか?仕組みを説明できますか?
リラクゼーションと治療系の目的の違いが明確になっていますか?
こんな感じなので、「手っ取り早くできるようになりたい!」そんな人には、和もみは向きません^^
ちなみにここまでは、和もみ基礎講座・動画で学べます。
あなたも手や身体の負担なく、お客様から「気持ちいい~!」と言ってもらえる施術ができますよ!
和もみ®基礎グループ講座はこちら↓
手や身体を痛めずに気持ち良い施術ができる!「和もみ」基礎グループ講座
●おわりに
この時期って、寒さに慣れていないので気温以上に寒く感じませんか?
あったかいおでんが食べたいな~^^
でも、寒いからと言って厚着をしたり暖房に頼っていると、どんどん冷え性になってしまいますので注意ですよ。
この時期は、身体に「寒くなてきたよ~」と感じさせることが大切!
そうすることで、冬用の身体になっていくのです。
身体って、すごい!!
夏の暑い時期は、身体が熱くなり過ぎないように、汗をかいたり放熱したりして調整しています。
そのままの身体で冬を迎えたら、温かさをキープできなくなってしまいます。
この時期私は、寒さに少しずつ身体を慣らせていくようにしています。
更に今年は、お肌も季節に慣らせた方がいいのかも!と思ったのです。
乾燥しているからといって保湿ばかりしていると・・潤えない肌になるんじゃないかな?
そんな仮説のもと、今年の冬は人体実験してみます^^