和もみ(やわもみ)セラピストの万里です。
さて。今日は、
ほぐす力加減も腹八分目がいいよ!という話。
ほぐす時の力加減ってどのくらいが良いのだろう…何か目安とかあるのかな?
このような疑問をお持ちのセラピストさんへ。
ほぐす力加減の目安は腹八分目がいいよ!
今回のセラピストスキルアップ講座に参加してくれた方の二人が、前日に和もみを体感したいとのことで施術を受けてくれました。
受けてみて、
優しいけど弱いわけじゃない、しっかりと圧を感じるし・・今まで受けたことがない不思議な感じ
身体がポカポカ温まってくるのがわかる
そんな感じだったようです。
セラピストスキルアップ講座では、こんなことを言っていた方がいました。
硬いところを今までならギュって押していたけど、2割くらいの圧が少しずつ分かってきた。
こんなに長い時間(3時間近く)練習したのに、自分の身体がつらくないのが嬉しい!
食べ過ぎが身体に良くないように、マッサージもやり過は身体に良くありません。
「優しいけど弱いわけじゃない、しっかりと圧を感じる」
「2割くらいの圧」「自分の身体がつらくない」
これがほぐす力加減の目安です。
■ほぐす力加減は食事と同じ
ほぐすのに、やればやるほどほぐれる訳じゃないし、
ほぐせばほぐすほど、身体が良くなる訳じゃないからね。
やり過ぎ注意!
例えば、こういうのもやり過ぎが原因と考えられます。
・足ツボマッサージを痛いけど我慢して受けていたら、終わったあと39度の熱がでた。
・疲れが溜まっていたので、リンパをしっかり目に流してもらった。終わったら貧血のようなめまいがしばらく続いた。
せっかく癒されに来てくれたのに、こんな風にしてしまったら申し訳ないですよね><
ついつい食べ過ぎてしまうことがあるように、マッサージもつい欲張ってしまうもの。
だから、セラピストがしっかりとした技術と知識を持ってお客様と向き合わないといけないのです。
お客様の要望を伺い、プロとして必要な提案をする。
たくさんやれば良くなる訳じゃないからね。
ほぐす力加減の強弱もそうだし、部位ごとの回数や施術時間などのほぐす量もです。
お客様の身体の状態に合わせて、施術後に起こる変化も考えながら施術ができるようになりましょう!
セラピストを長く続けるためにも。
お客様と長くお付き合いしていくためにも。
先日、YouTubeにアップした動画も参考にしてみてください。
・オイルマッサージの手技を変える!
肩甲棘(けんこうきょく)を狙って肩こりをやわらげる♪
■おわりに
今週は月曜日と水曜日が、目白サロンでのセラピストスキルアップ講座でした。
山梨や福島や長野や神奈川から、数時間かけて学びに来てくださったセラピストさんも!
学び続けるって、ほんと大切ですね。
このセラピストスキルアップ講座ですが、去年の初めごろは、2ヶ月に一度のペースで開催していました。
それが、徐々に和もみ仲間が増えてきて、最近ではひと月に二度の開催になることも!
同じような考え方のセラピスト仲間に、出会えることが本当に嬉しくて・・
ありがとうございます!!
強もみが良いとされる中で、なかなか理解してもらえず苦しい時期もありました。
理想なのはわかるけど現実的じゃない、と言われ悲しい思いをしたことも多々。
そんな深いことまで考えなくても、手技だけできればいいと去っていく人も・・
必要とされないってつらいね><
それでも、和もみが少しでも誰かのお役に立つのであれば、これからも伝え続けていこうと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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