和もみ®セラピストの万里です。
さて今日は、
セラピストの仕事について書いてみます。
セラピストの仕事とはお客様の要望に100%応えるのがベストと教わった。けど、自分的には無理をして何となくしっくりこない…
本来あるべきセラピストの仕事や役割について知りたいです。
このような悩みをお持ちのセラピストさんへ。
セラピストの仕事とは!要望に100%応えてはダメ
どんなセラピストになりたい?と質問されると、
「どんなお客様にも、寄り添えるセラピストになりたい!」
「どんなお客様にも、喜んでもらえるセラピストになりたい!」
こんな風に考えているセラピストさんは、多いのではないでしょうか?
そして、
そのためには、お客様の要望に100%応えられるようにならなくては!
そう思っていませんか?
もしかしたら、
ここに、あなたの悩みの根本原因があるかもしれません。
■施術を受けた感想:今まで受けたことがない感じ
先日、20代の若いセラピストさんが癒されに来てくれました。
とても勉強熱心な方。
和もみ®を体感したかったそうで、施術後にこんな風に言っていました。
今まで受けたことがない圧の感じでした!
弱すぎなくて、す~っと入ってくる感じでした。
「受けたことがない圧の感じ」「弱すぎない」
セラピストさんや、色々なマッサージに行っている方からも、よくこんな風に言われます。
和もみ®は、他とは何かが違うようです^^
■セラピストの仕事とは
いったい何が違うのでしょう?
私がセラピストとして心がけていることは、
『お客様自身が気づき、行動に移せるように導いていく』
と言うことです。
お客様が「こうしてほしい」と言った要望に応えるのではなく、お客様の身体が求めているものに意識を向けています。
身体の声が聴けない方が増えているので、これに気づかせてあげるがセラピストの仕事だと考えています。
さらに、和もみが目指すセラピストとお客様の関係はこうです。
- 診断や断言をせず、選択肢を増やし、共に答えを探していく
- お客様の要望に応えるだけでなく、その場しのぎではない提案をする
「もっと強く」と言われても、言われたように強くしてはダメですよ!
その場しのぎはセラピストの仕事ではないと思います。
■100%応えるはセラピストの仕事ではない
セラピストさんのお悩みを伺っていると、お客様の要望に100%応えることを目指している方が多いように感じます。
中には、セラピストの仕事して当然と思う方もいるようです。
「どんなお客様にも、寄り添えるセラピストになりたい!」
「どんなお客様にも、喜んでもらえるセラピストになりたい!」
言葉としては、とても素敵なのですが、
どう寄り添うのか?
どう喜んでもらいたいのか?
もう少し掘り下げて考えてみましょう。
だって、
お客様の要望だとしても、身体にとって良くない強もみをするのは、寄り添っていることになりますか?
身体に良くないことをして、喜んでもらいたいですか?
寄り添うことと、100%要望に応えるのは違います。
あなたとお客様の関係はどんなイメージですか?
■セラピストの仕事は自分の人生を生きられること
「万里さんのおかげで、こんな風になれました!」
そう言ってもらえるのは、すごく嬉しいことです。
この仕事をやっていてよかった~^^
でも、いつまでも私がいなければ出来ないのでは、なんの意味もない。
そう思っています。
お客様には、自分の身体のことが、自分で分かるようになってほしいと思っています。
セラピストさんにも、自分で考えてお客様に合わせられるようになってほしいと思っています。
そして、いつも元気でやりたいことがやれるようになってほしい!
その人の人生に笑顔が増えていく・・
そのためのサポートをしていく、セラピストとお客様は、そんな関係をイメージしています^^
これが、私が考える「セラピストの仕事」です。
■おわりに
台風も過ぎ、暑さが戻ってきましたね。
今日は、お日様が気持ちよかったです^^
前回お知らせしました、12月2日の大阪個別レッスンもお申込みをいただきました。
「頭で色々考えてるより行動しちゃえ!ってことで、申し込みました」
Nさん、ありがとうございます!
自分で考えることも大切ですが、行動してみないと気づけないこともたくさんあります。
有意義な時間にしましょうね^^