セラピストが不安にならない手技の学び方

和もみ(やわもみ)セラピストの万里です。

さて。今日は、
セラピストが不安にならない手技の学び方についての話です。

手技を一通り学んだけど現場では不安ばかり…セラピストとして不安にならないようにするにはどうしたらよいかな?

このような悩みをお持ちのセラピストさんへ。

セラピストが不安にならない手技の学び方

一般的には、こんな風に教えられることが多いようですね。

  • 手の形はこうして
  • ここに当てて、こう動かす
  • 立ち位置ここで、姿勢はこうして
  • 1番目はココ、2番目はココを~

サロンの手技を学ぶ研修では、ほとんどのところがこれだと思います。

手の形や順番通りにできたらOK!

「あとはお客様に入りながら慣れてね。やっていればだんだん分かるようになるよ」

そう言われて、デビューするも・・

「これでいいのかな?」
「間違ってないかな?」
「次は、何だっけ・・?」

この不安な状況から抜け出すまでが、けっこう大変そう><

習った通りにやっているのにお客様によって反応が違う・・

上手くいくときと上手くいかないときとムラがある・・

やればやるほど疑問と不安が・・

私って、セラピストの仕事に向いてないのかな・・?

なんて悲しいことを考えるように・・なってない??

■不安にならないお客様の身体に意識を向ける学び方

和もみ®では、こんな感じです。

  • 骨格筋肉、凝りのポイントを知る
  • 感覚でポイントと深さを調整
  • 固さに合わせ圧の入れ方を変える
  • お客様の感覚に合わせ触れ方を調整

手の形や順番よりも、お客様の身体に意識を向ける学び方になっています。

なので必然的に、

「このお客様の骨格筋肉は、どうなっているかな?」
「どこが凝っている?」
「こうしたらどう?」
「こうの方がいいかな?」

と、考えるようになります。

だから、

目の前のお客様の状態に合わせて、自分で考えて調整ができる。

様々なお客様への対応ができる。

そんな力がついていきますので、経験を積むと共に自信もついてきます。

何よりも、セラピストの仕事がもっともっと楽しくなります^^

■身体に触れる前に学ぶべきもの

セラピストの仕事を楽しく続けていくためにも、土台となるものが必要。

それが、『身体に触れる前に、知っておいてほしいこと』です!

例えば、

  • 自分の手の使い方、身体の使い方
  • 手技の仕組み、身体への作用

これを学んでから、誰かの身体に触れて練習していく順番がお勧めです。

更には、こんなことも知っておくといいですよ。

  • コリがほぐれる仕組み
  • 不調の背景や原因
  • お客様との向き合い方
  • 治療系とリラクゼーションの違い

そもそも~~のことって、忘れてしまいがちですからね。

講座の内容を見直ししていて思ったことですが、一般的な『手の形や順番通りにできる学び方』って、

例えるなら・・

はじめて車の運転を教わる人に、いきなり運転席に座らせて、エンジンのかけ方と、アクセル踏み方だけ教えて。

「あとは、走りながら覚えましょう!」と言っているのと同じことかと。

どれくらい踏んだらスピードが出るのか、止まり方や曲がり方を教えられないまま運転させるような・・

そりゃ、不安だよね?

この例えが的確かどうか分かりませんが。

土台となる、使い方や仕組みが分かっていないのに、いきなり『やり方』を教わったら・・

カタチはできても、対応力はないので、お客様の反応にビクビクしちゃいますよね。

やればやるほど疑問と不安が・・

私って、セラピストの仕事に向いてないのかな・・?

もしそんな風になっていたら、土台から学び見直ししてみるといいですよ。

和もみ®も、お手伝いさせていただきます!

■オンライン和もみ®基礎講座スタート

いよいよ!

本日は、オンライン開催の『和もみ®基礎講座』です。

今までリアル講座でやってきたことを、ブラッシュアップしてオンラインでも学べるようにと、今年からの試みです。

参加予定の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします!

昨日は、朝からスライドの最終チェックと、夫に付き合ってもらい講座のリハーサルもしました。

この数か月間、伝えたいことはあるものの・・

ん~~~なんかしっくりこない・・

作っては変更。作っては変更。

その繰り返しでした。

今年に入ってから『これだ!』という感覚があり、作っていて自分でワクワクしています^^

「そうそう!これが分かってないから、モヤモヤしちゃうんだよね~」

聞いてくださったセラピストさんの、明日からの仕事がより一層楽しくなるといいな♪

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