和もみ(やわもみ)セラピストの万里です。
さて。今日は、
施術中の爆睡について、私の場合はこうしているよ。と言う話です。
施術中にお客様が爆睡するのは良いことなの?爆睡しないようにする方法はあるのかな?
このような疑問をお持ちのセラピストさんへ。
施術中にお客様が爆睡する…そんな時はどうする?
この記事を書いている私は、セラピスト歴20年、独立して15年目。目白でプライベートサロンを経営しています。
このような経験を基に、お客様が施術中に爆睡することについて書きます。
■施術中に爆睡したことを後悔するお客様
先日、こちらの質問をいただきました。
こんにちは
10日間メール講座ありがとうございました。
独立を機会に、僕も強もみから弱もみにシフトチェンジしました。
心地よい圧加減だと寝る人が増えました。
施術中、お客様には心地よく寝てもらいたいのですが、
中には「寝るのが勿体無い!」と思うお客様もいて、寝てしまった事を後悔するお客様もいます。
「心地よいのに、無理して起きてるのもストレスですよー。」
と、答えてますが、
万里さんは、施術中の爆睡についてどうお考えになりますか?
メール講座を読んでのお返事ありがとうございます!
強もみから弱もみにシフトチェンジ!いいですね。
独立したた、自分が良いと思えるものを提供できますからね^^
施術中の爆睡についてですが、私は爆睡させないようにしています。
せっかくマッサージしてもらったのに、記憶がないなんて寂しいんじゃないかな~と思うからです。
■施術中に爆睡しないようにするには
もう一つの理由としては、自分の身体の感覚を感じることも、身体が良くなるためには必要だと考えているからです。
「あ~そこそこ!気持ちいい~」
「あれ?気づかなかったけど、そこも固まっていたんだな~」
「もう少し日ごろから、気を付けないとな~」
こういうことが、とっても重要なのです!
それから、随分前にお客様にこう言われたことがあります。
「ここで寝てしてしまうと、その後しばらくボーっとしちゃって、夜なかなか眠れなくなってしまうのよね・・」
そういう方もいることも考慮して、施術中はこんなことを意識してやっています。
- お声がけをする
- 腕や足の位置を動かす
- 圧加減とリズムにメリハリをつける
人の手でやってもらう気持ち良さを感じながらウトウト・・
現実と夢の間を行き来しながらふわふわ・・
話しかけられたら、現実に戻って来れる。
そんな状態を目指して施術をしています。
お客様が爆睡してしまったら、この感覚は分からないですからね。
少しでも参考になったら嬉しいです^^
■おわりに:強もみしてた頃を振り返ると
もう15年以上前のことですが・・
私がリラクゼーションサロンで働いていた頃、そのお店には毎日のように来るお客様がいました。
お昼休みや仕事を抜け出して、リフレッシュしに。
顔も覚えてもらえて、会話も色々とするようになって、そのお客様が来てくださるのは嬉しいのですが・・
どんどん、コリが硬くなっていく・・
どんどん、感覚が鈍くなっていく・・
「硬いでしょ?指つらいでしょ?肘でやっちゃっていいよ~」
そう言われて、ハッとしました。
知識も技術も未熟だったために、お客様の身体をそんな風にしてしまった。
強もみが良くないことを知ったときは、今までなんてことをしてしまっていたんだろう・・と施術をするのが怖くなりました。
あれから15年以上が経ちますが、この業界の状況は全く変わっていない・・
私は未だに、その頃のお客様のことを思い出しては、申し訳ない気持ちになります。
そんな思いもあり、強もみで身体を壊されてしまうお客様が少しでも減ることを願って・・
和もみでは、強もみしなくてもほぐれる方法をご提案しています。