セラピストとして意識していること【お客様との向き合い方】

和もみ®セラピストの万里です。

さて。今日は、
セラピストとして意識していることの一つ、お客様との向き合い方について。

施術をするとき、お客様との付き合い方で私が意識していることについて書きます。

お仕事のヒントになったら嬉しいです。

セラピストとして意識していること:意図を入れない

先日、セラピストのMさんからこんなご質問がありました。

まりさん!
すみません。。。

可能な範囲で構いません。
教えていただきたいことがあります。

昨日の講座で、
施術の際に「意図を入れない」
とのお話でしたが

コレは、なぜでしょうか?

その意図がエゴであることが
ほとんどだったりするからなのかな??

と…。

Mさん、いい質問をありがとうございます!

「意図を入れない」方がいいと言ったのは、エゴもありますが、

分かっている、知っている、そう思い込んでしまうことが一番危ういと思うからです。

だって、自分が知っている世界なんて狭い世界だと思いませんか?

自分が知らないことで、その人にとって、もっといい方法があるかもしれないですよね?

なので、

その人がすでに持っているものを信頼することです。

その方が、より良い結果につながる。

お客様の可能性を狭めないために、「意図を入れない」をとても意識しています。

とは言っても、なかなか難しいときもあります。

でも、とても大事なことなので意識するようにしています。

和もみ®の講座でも、そんな話しをしました。

和もみ®って、めんどくさいことが多いんです(笑)

●セラピストとして意識していること

Mさんも、共感してくれたようです。嬉しい^^

なるほど!

確かにその通りだと思います。

ちっぽけだもんな~。
知ってることなんて

わかってるつもり
知ってるつもり

確かに危険!!

『相手を信頼する』

これ、本当に大切ですよね。

施術をするときに

「固いからほぐしてあげたい!」

「浮腫んでいるから流さないと!」

ではなく、もっとお客様のことを信頼するといいですよ。

今までよりも、効果を実感していただけるかも^^

●セラピストとして意識していること

強もみすると、コリが更に硬くなってしまうよ~と言うことは、もうご存知ですよね。

それだけじゃなく、老化の原因になったり、更なる不調を招くことになったり・・

不調を改善するにも、いつまでも若々しくいるためにも、

身体が喜ぶ「気持ちいい~」力加減がとっても大事!

ずっと読んでくれている人は、「何度も何度もうるさいな~」と思うかもしれないけど、結局ここに戻るんですよね。

その場だけの気持ち良さや、痛みで感じなくするだけの施術で本当に大丈夫ですか?

お客様に、自分の身体をもっと大切にしてほしい!気づいてほしい!

そう願いながら独立して13年やってきました。

そして、数年前からは施術をするセラピストさんもね。

指が痛いのを我慢しているのに、腰がつらいけど頑張っているのに・・

お客様の身体がおかしくなっていくなんて・・報われないですよね><

セラピストさんも、お客様も、

自分の身体をもっと大切にしてほしい!!

和もみ®流セラピストの手技の見直し

私の想いや考え方の話が多くなってしまったので、最後に手技の見直しポイントをおさらいしておきます。

現場の研修で、一通り手技が流れで出来るようになったら、この順番で見直していくといいですよ。

  1. 自分の指や身体に負担をなくす
  2. 身体が喜ぶ気持ちいい感覚を覚える
  3. 今の手技の目的や意味を明確にする
  4. アプローチポイントの確認(位置、角度、深さ)
  5. 「もっと強く」と言うお客様に、身体へのダメージを増やさずに刺激量を増やす(ゆらし、1センチ先に届ける、目的地を決める、感覚を戻す)

1と2については、和もみ®が大切にしている『施術をする方も受ける方も癒されていく』と言う考え方です。

自分の身体に負担があっては、お客様の身体を癒すことはできませんからね。

ここまでは、基礎講座で学ぶことができます。

3、4、5を見直していくと、今やっている施術の精度や効果がかなり高まります。

お客様の反応も、「気持ち良かった」と言ってもらえたり、

上手な人と思ってもらえるので、むやみに「もっと強く」と言って来なくなります。

スキルアップ講座や個別レッスンでやっていることですので、意味がわからないものもあるかもしれませんが・・

強くしないだけではなく、お客様に喜んでもらえる『技術』が和もみにはたくさんあります。

セラピストの仕事がもっともっと楽しくなりますよ^^

●おわりに:食の勉強も大切ですね

先日は、豆腐作りを体験してきました。

みんなで手間をかけて、作った豆腐は美味しかったです^^

材料の大豆も無農薬で作られた貴重な青大豆。

自分の身体に入れるものは、優しい気持ちで丁寧に作られたものがいいな~と改めて思いました。

5月と6月のスキルアップ講座では、食の話もしています。

知っていると、自分のケアにもお客様のアドバイスにも使えると思います。

7月のスキルアップ講座では、お客様との会話について。

今後は、身体状態の見方や、力加減の調整方法、手技のアレンジ方法。

そんな、今の現場でも使えて、独立するためにも「これは身に付けておいた方がいいよ!」と言うことをお伝えしてく予定です。

関連記事

  1. セラピストの仕事とは【施術をあてずっぽうにやってない?】

  2. 練習方法のコツ【セラピストは習ったことだけでは上達しない】

  3. こんな考え方してると、セラピストをやってられないよ~

  4. マッサージ店のお客様が減っている理由は?

  5. 【提案】セラピストさん!逆から考えてみませんか?

  6. セラピストがお客様に合わせるには?不安や自信が持てない理由