強もみの現場で、強もみしないでほぐす方法を実践するには?

和もみ(やわもみ)セラピストの万里です。

さて。今日は、
強もみの現場で、強もみしないでほぐす和もみ®を実践するには?という話です。

強もみしないでほぐす方法を現場でやるのが難しい…どうやったら実践できるのだろうか?

このような悩みをお持ちのセラピストさんへ。

現場で強もみしないでほぐす方法を実践するには?

先日、スキルアップ講座に来てくださったセラピストさんから、こんな嬉しい報告がありました。

お店では、まわりのセラピストは強もみですが、分かってくれそうなお客様には和もみのことを伝えてみています。

まだまだ出来ていないので「もっと強く」と言われることも多いですが、
私のやり方を気に入ってくれて、指名が少しずつ増えてきています!

Mさんより

サロンにお勤めだと、『お客様のために、強もみ出来るように!』と練習させられますが、

中には強いのが苦手、もみ返しやすいお客様もいらっしゃいます。

そういうお客様に、強もみしないでほぐす和もみ®の技術で喜んでもらいましょう!

他のセラピストとも差別化できるので、指名になりやすい。

独立するときにも、自分のウリになります。

Mさんのように、話しやすいお客様や、共感してくれそうなお客様から、お伝えして受けていただくといいですね。

お勤めサロンの中で、和もみ®をする場合に気を付けて欲しいことがあります。

それは、『強もみを否定しないこと』です。

「強もみは良くないですよ~」なんて言ってしまうと、

他のセラピストさんとの関係が気まずくなったり、居心地悪くなったりしちゃいますからね><

お勧めは、

「○○さんの場合は、強くない方がほぐれそうですよ~」と、

こっちの方がメリットがある、いいことあるよ♪と伝えてみてください。

お客様も強くしてもらうことが目的ではなく、ほぐしてほしい、楽になりたい、ハズですからね。

■強もみしないでほぐす方法を部分的に取り入れる

会話が苦手・・上手く説明できない・・そんな場合は、『こっそり、強もみしないでほぐす方法(和もみ)を試してみる』といいですよ。

いつものやり方をいきなり変えると、ぎこちなくなったり、時間内に終わらなかったりすると思うので。

お勧めは、強もみせずにほぐす方法を『部分的に取り入れる』です。

例えば、

・指の当て方、手の形を変えてみる

・姿勢や立ち位置を変えてみる

・圧を入れて『止まる』を意識してみる

・自分の指を『受け入れてもらう』を意識してみる

・手元だけでなく、身体全体を見るようにする

今日は、これを取り入れてみよう!と1つ決めてやってみてください。

アレもコレも!と欲張って、出来なかったことに凹まないように。

一つずつ試してみて、お客様の反応を見ながらやってみましょう!

強もみしないでほぐす「和もみ®の基礎講座」では、こういったポイントをもっと詳しくお伝えしています。

セラピストスキルアップ講座で横向きの施術を練習

先日の目白サロンでのスキルアップ講座では、

前半に、手技のアレンジ方法について話した後、後半は、横向きの施術を練習しました。

横向きの施術をやったことがない方も多く、戸惑いながらも色々と発見があったようです。

万里さん
昨日のスキルアップ講座ありがとうございました!

今早速昨日教えていただいた横向きでの頭から首肩腰を職場で練習しました。
タオルを頭までゆとりをもってかけること。

骨指標に沿って場所のあたりをつけながら、母指や中指、四指をつかって
しっかり確認しながら場所移動せず広い範囲を施術できました~^^

腕を棒のように使って支えながらの肩甲骨周り、腰部も筋肉が捉えやすいです。
横向き施術取り入れていこうと思います。
ありがとうございました!

Tさんより

Tさん、早速練習されたとのこと素晴らしいです!

今回のスキルアップ講座では、こんなことをお伝えしました。

  • どんな体勢で寝てもらうといいの?
  • 施術するときにお客様の身体をどう支えたらいい?
  • タオルはどうかけたらいい?
  • 体勢が変わってもポイントを捉えるには?
  • ほぐすときは母指を使う?四指を使う?
  • 立ち位置はどうする?

どういうときにどうしたらいいのか分かっていると、お客様に合わせた施術ができますよね。

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