施術時間が足りなくなってしまう

和もみ(やわもみ)セラピストの万里です。

今週は、山梨の和もみ認定セラピストの須藤綾子さんのサロンにお邪魔してきました。

あやこさんのサロンでは、和もみのオイルマッサージとビワの葉ホットストーンでほぐされました^^

サロンのインテリアもすごく素敵に作っているので、良かったら見てみてください。

さて。今日は、
セラピストさんから多くいただくお悩み『施術の時間配分』についてです。

プロとして施術の時間を意識する

施術をしていて「あれ!?もうこんなに時間が経ってた!?」
「最後が駆け足になってしまった…」という経験はありませんか?

反対に、予定より早く終わってしまって「あと、どこをやろう…」と焦ったり。。

私も新米の頃はよくありました…苦笑

今でも、お客様と込み入った話になったりすると、時間の意識が薄くなることがあります。

セラピストにとって大事なのは、プロとして時間を意識すること。

まずは「時間内にきちんと終わらせる」ことが基本です。

■まずは、時間を配分してみよう!

例えば、

<60分の場合>
初めと終わりの手技:10分
つらい箇所:10分
背中:20分
下肢:20分

<90分の場合>
初めと終わりの手技:10分
つらい箇所:10分
背中:20分
下肢:20分

腕:10分
お腹:5分
下肢の前面:10分
デコルテ:5分

このように、まずは部位ごとに時間を決めます。

私のお勧めは、この2つの時間を取っておくことです。

・初めと終わりの手技:10分
・つらい箇所:10分

それから、どんな順番で施術するのかスケジュールを作っていきます。

■時間内に施術を終えるには

お勧めは、

・タイマーで計りながら施術をする

実際に計りながら施術すると、自分のペースを把握しながら調整ができます。

私は、時間感覚に自信がないので…タイマーと時計の両方で時間をチェックしています。

タイマーの音はオフにしていて、はじめるときにスタートボタンを押します。

それと同時に、時計を見て何分からはじめたのかチェックして、施術終了時間が何時何分になるのかを覚えておきます。

タイマーで、始まってから何分経ったのか?が分かる。
時計で、終了時間まで何分あるのか?が分かる。

※タイマーについての補足。

私の場合は音をオフにしていますが、お客様にも終了時間になったことに気づいてもらいたい場合は、音を鳴らした方が良いです。

これは、サロンの雰囲気やコンセプトによります。

■施術時間を計りながらの練習

もう一つのおすすめは、

・自分の施術時間を計りながら練習する

例えば、背中:20分で施術をする場合。

これをもっと細かく時間配分します。
背中の左を10分、右を10分とします。

この10分を、

半身全体1分
腰~臀部3分
背中~肩甲骨2分
肩~首3分
半身全体1分

こんな感じに時間配分をして、それぞれ時間を計りながら練習していきます。

お客様の身体の状態に合わせてアレンジや調整ができるのは、まず時間を守れる力があってこそ。

「60分なら60分で、しっかりと終える」ことが、信頼につながります。

時間配分に悩んでいるセラピストさんのヒントになったら嬉しいです^^

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