和もみ(やわもみ)セラピストの万里です。
さて。今日は、
ほぐす力加減は、何を目安にしている?と言う話です。
ほぐす目安を「柔らかくなった」にしてるけど本当に良いのかな…ほぐす目安とかあるのかな?
このような疑問をお持ちのセラピストさんへ。
ほぐす力加減は何を目安にしている?3つの視点で比較
先週は、和もみ®認定セラピストを目指す試験に、2人が挑戦してくれました。
結果は・・・残念><
圧の強弱で言うといい感じになってきているのです。
ですが、和もみ®の大切なところがまだ出来ていなかったので、不合格とさせていただきました。
厳しいことを言っているのは分かっていますが、ここは絶対にゆずれないところだから。
お墨付きを出す側の、責任も重大。
今日は、この和もみ®のほぐす力加減について。
基礎講座をすでに受講されている方は、復習としてお付き合いいただけたら嬉しいです^^
ほすぐ力加減の目安を、3つの視点で比較していきます。
まずは、
1、お客様の受けた感覚の目安
【強もみ・強押し】の場合は、
「効く~!」とか「イタ気持ちいい!」が丁度いい目安とされているようですが、
【和もみ®】の場合は、
「あぁ~気持ちいい~」ふぅ~~っと息が吐けるくらいが丁度いい目安です。
次に、
2、施術者の手指の感覚の目安
【強もみ・強押し】の場合は、
止まるまで押す、圧をかける
【和もみ®】の場合は、
コリに対して1~2割の圧で止める
押し込んだり押し過ぎたりしてしまうと、ほぐれるどころか筋肉や細胞を破壊してしまいますからね。
ここまでは、お客様の感覚と施術者の感覚での、力加減の目安でした。
力加減の目安を、3つの視点で比較していく3つ目は、
3、お客様の意識が向くところ
【強もみ・強押し】の場合は、
施術者の指や手、与えられた刺激に意識が向く
【和もみ®】の場合は、
お客様自身が、自分の身体の状態に意識が向く
これが、和もみ®の手技の最大の特徴であり、強くしなくてもほぐれる理由でもあり、
お客様も施術者も調子が良くなっていく仕組みです。
お客様の身体を傷つけずにほぐすことはもちろん大切だけど、お客様自身の意識が変わっていくこと。
それを和もみ®では大切にしているのです。
だから、この3つ目が『和もみ®認定セラピスト』には必須です。
■今回の試験不合格の理由
今回の試験では、3つ目ができていなかったのが不合格の理由。
再度練習して、再試験に挑戦してくれると思います。
和もみ®の『強い・弱い』ではない力加減は、他のマッサージでは味わえない感覚です。
興味のある方は、ぜひ!体感してみてくださいね^^