和もみ®(やわもみ)セラピストの万里です。
さて。今日は、
強押ししないでほぐす和もみ®の技術は、強もみの現場でも使えるよ!という話です。
強押ししないでほぐすと言うけど…実際に強押しの現場で使えるのかな?
このような疑問をお持ちのセラピストさんへ。
研修の施術をしたら親指を痛めたセラピストさんへ♪強押ししない和もみ®は現場で使えるよ
先日、現役セラピストさんからこんな辛そうなメッセージが届きました。
初めまして万里さん
セラピストデビューしたてです。
デビュー日、4人の方の施術をしました。
無我夢中で、研修通りの施術をしたんですけれども親指を痛めました。
ずっと続けていきたい仕事なので、これではダメだと動画で『和もみ』を見つけました。
これだ!!と思いました。
まずは、セラピストデビューおめでとうございます!
早速、親指を痛めたとのこと、酷くなっていないといいのですが・・
せっかく身につけた手技、お客様に喜ばれながら、セラピストを長く続けていくためにも・・
和もみ®が、少しでもお役に立てたら嬉しいです。
■「もっと強く」お客様の要望に応えたくて
セラピストの仕事にあこがれて、サロン勤めをしてみたら「もっと強く」と言うお客様に出会う・・
セラピスト研修では、手技の手順を教えられ、
現場に出たら、強押し対応できるように特訓。
自分の指が痛いけど、身体がつらいけど、
お客様が喜ぶなら!と頑張る。
指が痛いことにも少しずつ慣れてきた頃、
お客様のコリがどんどん固くなっていることに気づく。
昨日も来てくれたのに、今日もまた固くなっている・・
固いので「さらに強くしてほしい」との要望。
だんだんと、要望に応えるのがつらくなってきた。
あるとき、お客様から
「固いでしょ~指つらかったら、肘でやっちゃっていいからね」
その一言で、気づいたのです。
私・・もしかして、大変な間違いをしている!?
ほぐしたいのに、固くなっているってヘンだよね?
身体を良くしてあげたいのに、肘でやっちゃっていいからねって・・
もしかして・・このお客様の身体がこうなってしまったのは、私のせい!?
強押しの危険性を知り、自分が本当に良いと思えることをしたい!
そう思い独立したのが約16年前。
まだまだ、強押しの悪循環は止まらないね・・
■和もみ®の技術は、強押しの現場でも使えるよ!
私も強押しの現場にいたので、良くないから『やらない』と言うわけにはいかない状況も知っています。
なので、必要な方には、
- 力加減は今のままで、自分の指や腰に負担のない痛めない方法も教えています
例えば、指の当て方と手の形を変えるだけで、びっくりするくらい楽に圧が入るようになります。
「今までの10分の1くらいの感覚です!」と言う方も^^
そして、お客様の求める強さでやっていたら、どんどん固くなって、どんどん強もみになってしまうので、強押しエスカレートを止めるために、
- 「もうちょっと強くてもいいけど、これはこれで気持ちいいよ」と感じるアプローチ方法も教えています
「気持ちいい~」と感じるところに触れることができれば、グイグイと力で押さなくていいのです。
これでやっていくと、だんだんと身体の本来の柔軟性と感覚を取り戻せるのです。
そうすると、和もみ®の1~3㎏の圧でも「ああ~気持ちいい~」と感じられるようになります。
多少時間はかかりますが、大切なお客様と長くお付き合いしていきたいなら、やってみる価値はあると思いますよ。
その場しのぎの気持ち良さや満足ではなく、
5年後10年後も身体のケアを任せてもらえるセラピストになりましょう!
■東京目白サロンでの実践練習会
今週は、目白サロンでのセラピスト実践練習会がありました。
今回のテーマは、
『手技のアレンジ方法と横向きでの施術』
目白サロンでは、毎月行っていますので、月ごとにテーマを決めているのです。
今の手技をアレンジして、お客様の身体の状態に合わせるために、どうアレンジしたらいいのか?
捉えるポイント、触れる指、姿勢や動作、意識を変えると・・
受け手の感覚は、ガラッと変わります。
「これはどう?こうすると、どんな感じ?」
「え!?これ、気持ちいいの!」
「へ~!お客様にもやってあげよう♪」
そんな感じに、色々アレンジしながら練習していました。
練習が終わってみたら・・
「あ~身体が軽い!」
「やっぱり、和もみいいー!」
とのこと。良かった!和もみ®いいよね^^