和もみ(やわもみ)セラピストの万里です。
さて。今日は、
「もっと強く」と言われたら確認してほしいこと、そんな話です。
お客様に「もっと強く」と言われることがある…そんな時はどのように対応したら良いのだろうか?
このよう悩みをお持ちのセラピストさんへ。
「もっと強く押して」と言われたら確認してほしいこと
結論から言うと、
『お客様が押してほしいポイントに、触れられているか?』です。
ポイントを捉えられていないのに、「強いのは良くないんですよ~」と言っても聞いてもらえませんよね・・
悲しいですが、強くできない言い訳に聞こえてしまう可能性も・・
「あ~そこ!そこを、ギュって押してほしいんだよ~」
と言ってもらえるように、『そう!そこ!』のポイントを捉えられるように、早急に練習しましょう!
そもそも、なぜ「もっと強く押して」と言われるのか?も考えないといけませんね。
基礎講座の中でお伝えしている、「もっと強く押して」と言われる理由はこちらです。
- 効いている感じがしないから
- 強い方が効く、ほぐれると思っているから
- つらさから早く逃れたいから
- セラピストの地位が低いから
詳しく知りたい方は、講座に来てもらうとして。
でも、考えてみたらこのどれかに当てはまりませんかね?
■お客様が押してほしいポイントに、触れられている?
お客様が押してほしいポイントに触れられていたら、こんなやり取りができるようになります。
「あ~そこ!そこを、ギュって強く押してほしいんだよ~」
お客様がこう言ってきたら、
セラピスト:
あ~なるほどココですね!確かに固くなっていますね~指が入っていかないですよ~
と、共感して、寄り添ってあげましょう!
「そうなんだよね~そこがつらいんだよね」
お客様からこんな反応が返ってきたら、
セラピスト:
そうなのですね!でも、これだけ固くなっていると強くしたら筋肉が傷ついてしまうかもしれませんね~
強くしてもほぐれないで、かえって後でつらくなってしまうこともあるんですよね~
そんな風に、やんわりと危険性を伝えてから、
セラピスト:
このつらいところがほぐれるように、表面から徐々にほぐしていきますね~
と、提案をしてみましょう!
お客様も『強く押してほしい』のではなく、『つらさを楽にしてほしい』のだと思うのです。
強く押すよりも、『お客様が押してほしいポイントに、触れられているか?』まずはこれを確認しましょう!
指の感覚は、経験もありますが、コツがわかり練習したら早く磨くことができますよ。
■強く押して指を痛めたしまったセラピストさんへ
「習った通りに施術をしたら、指を痛めてしまいました・・」
先日も、辛そうなメッセージが届きました。
私も昔は強もみサロンで働いていたので、「強もみはよくないからやりません!」とはいかない現状もわかります。
習った通りに施術して、指や腰がつらいなら、これを試してみてほしい!
- 肘のばさない
- 踏ん張らない
- ベッドに載らない
インスタライブで詳しく話していますので、良かったら見てみてください。⇒https://www.instagram.com/tv/Cz8EpgAvi9D/?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==
やり方は、それ一つじゃないですよ。
指や腰を痛めて仕事ができなくならないように・・自分に合ったやり方を見つけてくださいね。