業務委託セラピストで働く!失敗しないために確認すること

ども!マッサージ好きのマサです。

今日は、業務委託セラピストが注意することについて。

業務委託のセラピストで働こうと思っているけど…失敗したくないので注意することはあるのかな?

このような疑問をお持ちのセラピストさんへ。

店舗経営やセラピスト講座を通じて、約400名以上の業務委託セラピストと会ってきました。

成功しているセラピストさん、失敗しているセラピストさんを多く見てきた経験を基に、業務委託セラピストが注意すべきことについて書きます。

業務委託セラピストで働く!失敗しないためには

結論から言うと、セラピスト業務委託契約をしっかり確認して、内容が変なところでは働かないです。

なぜかというと、お会いしたセラピストさんの中には、変な業務委託契約で仕事をやめざるを得なかったり、まるで社員やアルバイトのような業務もしたりしていたから。

業務委託なのに、まるで雇用者のように苦しんでいるセラピストさんを観てきました。

ですので、実例を紹介しながら業務委託契約の際に注意すべきことを書きたいと思います。

■業務委託セラピストで働く時の注意点

業務委託セラピストで働こうと考えている方が、注意するポイントは沢山ありますが、絶対に確認すべきことは二つ。

一つは、委託される業務内容、もう一つは、退職後の職業選択に規制があるか?です。

1.業務委託の業務内容

まず確認すべきことは、セラピストの業務内容です。

業務委託とは、

組織内部で行っていた、または新規に必要なビジネスプロセスについて、それを独立した、専門性の高い別の企業等の外部組織(子会社や協力会社、業務請負・人材派遣会社など)に委託して、労働サービスとして購入する契約である 

wikiより

簡単にいうと、雇用契約をせずに仕事の成果で報酬を受ける仕事の仕方です。

ですので、セラピストの仕事の範囲が何なのか?を確認しなければなりません。

特に確認すべきは、チラシ配りとか受付業務など。

チラシ配りは集客業務であり、本来セラピストがすべき業務とは異なります。

これを業務にするのは違いますよね。

つまり、チラシ配りの時間なのか枚数で契約をすべきことかなと。

このような内容が含まれているお店は、労働契約と業務委託を混同しているので、そのような経営者の元で働くのは…考えた方がいいですね。

2.職業選択の自由が保障されてるか?

もう一つは、退職後や契約終了後に同業他社への就労規制があるかどうか?

整体、ボディケア、リラクゼーション業の契約書には、契約終了後に同業への就業を規制する契約があります。

つまり、同業他社で働くことができないということ。

これは、「競業避止義務」によるものですが、会社の情報(技術情報、顧客名簿、ノウハウ等)を利用してはならないという義務で、類似のサービスやノウハウを持っていかれ、お店が営業上の侵害されるのを避けるためのもの。

逆に言えば、営業上の利益を侵害しなければ問題ないということにもなります(ケースバイケースなので一概には言えません)。

ですので、契約内容の同業に就けない年数や場所なども影響します(営業上の利益を侵害しなければ大丈夫ということ)。

悪質の契約書の中には、あたかも同業へは一切就業できないような内容もあったりするので、その点は確認をしてから契約をすべき。

正直、悪質だと思われる契約書があるところでは働かない方が良いですね。法律上で有利でも、あとあと面倒になるので。

結論、就業契約および委託業務契約において、「競業避止義務」を確認して、悪質な内容のところでは働かない方がいいです。

■業務委託セラピストで失敗しないために

次に、業務委託セラピストとして働く上で、失敗しないための二つのこと。

1.定期的に契約更新をする(複写の契約書をもらう)

一つ目は、定期的に契約内容を更新すること。

基本、契約期間は1年未満とし、その一定期間で契約更新をするのをおすすめします。

なぜかというと、セラピストの仕事は経験を重ねれば重ねるほど熟練するものだから。

その対価を、しっかり報酬として還元してもらうようにした方がいいです。

一年働いても報酬が同じとか、、技術を学んだ分とか、、経営サイドは報酬をおさえます。(自分も経営サイドにいたので)

「まぁ仕方ないか…」ではなく、「ちゃんと仕事はしているのだから、その分の報酬はもらう」と考えて仕事をすべきだと思います。

もちろん、報酬をもらうのだから技術向上に努めるのは前提として、そうすれば、良い仕事を通じてお店にも貢献できるはずだから。

業務委託は、「注文者から受けた仕事の成果物・役務を提供することに対して報酬が支払われる仕事」です。

だから、成果が良ければ報酬も上がるのは当然の話。

逆を言えば、成果が下がれば報酬も下がるのも当然。

そのような意識で働くことが、業務委託として失敗しない考え方です。

2.セラピストとして独立を前提をする

二つ目は、セラピストとして独立を前提とするです。

なぜかというと、セラピストは独立しやすいから。

業務委託をしている場合、お店は集客と場所を提供、セラピストは技術とサービスを提供して関係が成り立っています。

つまり、セラピストが独立するなら、お店側の集客と場所を提供できればできるということ。

例えば、集客は友達を呼ぶ、場所は家の一室を使う、となるとセラピストだけで仕事ができることになります。

セラピストは独立しやすい仕事だと思いませんか?

独立すれば、お店の言いなりでなく自分のやりたい施術をして報酬も増えるので、セラピストにとっては良いことばかり。

結論、セラピストの仕事をするなら、最初から独立を前提とすべきです。

最後に、業務委託セラピストは独立しているようなものだけど、自分のしたい施術ができず報酬も少ないのが現状です。

その足枷に、独立は大変だよと意識させたり、契約でしばったりすることが多い業界。

でも、そんな足枷を外したらセラピストは素晴らしい仕事であることは間違いないです。

セラピストとして、本来やりたいことをし、ちゃんと報酬をもらう。

その為にも、業務委託セラピストだからできることが多いと思います。

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