リラクゼーションセラピストが独立すべき理由【おすすめの方法】

ども!マッサージ好きのマサです。

今日は、リラクゼーションセラピストは独立した方がいいの?というか、、本当に独立ってできるのだろうか…?

これから、リラクゼーションセラピストとして働く上で、独立した方が良いのかを知りたいです。

こういった疑問に答えます。

リラクゼーションセラピストは半独立がおすすめ

この記事を書いている私は、リラクゼーションの経営や教育に携わって10年。

現在は、セラピスト講座のお手伝いをしています。

リラクゼーションセラピストの独立に関して、実体験に基づいて解説します。

□リラクゼーションセラピストは独立すべきです

結論として、リラクゼーションセラピストは独立がおすすめです。

なぜかというと、お店で働き続ける限り、収入は増えないし仕事を長く続けることが難しくなるから。

リラクゼーション店で経営に携わっている時に、収入面や体力面で辞めてしまったセラピストを多く見てきました。

正直なところ、雇われセラピストに未来はないように思えます。

その理由は、

■雇われセラピストは収入が増えない

具体的なお話をすると、雇われセラピストは歴2年と20年でも、収入がほとんど変わらないことが多いです。

リラクゼーション店で働くセラピストの多くが、完全出来高制で働いています。

その報酬を決めるのが、指名数であったり、リピート率です。

指名数が多かったり、リピート率が高いと報酬は良くなりますが、めっちゃ頑張ったからといって、報酬が倍になるということはありません。

多くの場合、1日に換算したら1000~2000円の違いくらい。

20日稼働したとしても、月に2~4万円くらいの違いしかない。

つまり、雇われセラピストは、経験年数で報酬が倍になるということはありません。

もちろん、店長などの役職があれば手当などが出ることがあるけど、これはセラピストしての報酬ではなく、管理者としての報酬ですよね。

それは、セラピストでなくてもできる仕事です。

結論、セラピストは雇われている限り、年数によって収入が倍増するということはありません。

■雇われセラピストは身体を壊しやすい

具体的な話をすると、雇われセラピストはお客さんを選ぶことができないので、無理して働くことが多くなります。

その結果、身体を壊したり心を病んだりして、セラピストを辞めてしまうことが多いです。

雇われている限り、強もみ希望のお客様にも対応しなければいけないし、指が痛くても押さなければなりません。

また、相性が良くないお客様の対応をしなければならないので、精神的にもダメージがあります。

もちろん、リラクゼーション店でも、セラピストに合わせてお客様を変えたりしてくれるところもありますが、経営重視は外せないところ。

セラピストのわがままにつきあってられない!というオーナーさんも多いです。

当時、私は経営サイドにいたので、理解は示したけど、収益を優先していました。経営者は仕方ない。

結論、セラピストは雇われている限り、身体や心に無理して働かなければならず、耐えられなくなり続けられないことが多いです。

■独立すれば問題解決する

前記の2つのことを考えると、セラピストは独立をした方がいいという結論になります。

なぜかというと、独立をすれば施術料は全て収入になるし、やりたくないお客様は断ることができるから。

独立なんて技術をつけてから…とか考えていると、技術がつく前に辞めたり、技術が付いてきた頃には仕事が嫌になったりします。

なので、セラピストさんは、仕事を始めた時に独立を考えながら働くことのがおすすめです。

ちなみに、リラクゼーションセラピストは、技術だけでは食べていこうと考えるのはやめた方がいい。

技術の差別化って簡単じゃないし、集客で苦労するのは予測できるから。

それと、独立は技術以外に学ぶべきことは沢山あります。

このように大変なことは多いですが、あえて私は独立をおすすめします。

だって、独立をすれば頑張り次第で収入も増えるし、身体を壊すこともなくなりますからね。

セラピストの仕事は素晴らしいと思うので、長く続けれるよう応援したい。

そう思って、このブログを書いています。

では、どう独立したら良いかというと、

独立サポートで聞くのもあり▼

□リラクゼーションセラピストへのおすすめは半独立

セラピストさんが、独立を考えているなら半独立がおすすめです。

なぜなら、いきなり独立は収入が安定しないし、精神的にも病んじゃうから。

独立は起業すると同じことです。

店舗の契約やら家賃支払い、集客、リピーター作り、接客、施術、ポップ作りなど全てやらなければなりません。

それと、雇われ時とは違い、安定した収入(お客様)はありません。

自ら集客をしなければ収入はゼロ、かつ固定費などが赤字ということもあります。

もちろん、成功したら多くの収益を得ることは可能です。ただし、リスクが高すぎる。

そこで私がおすすめしたいのが、半独立です。

どこかに所属しながら、ある程度の安定収入を確保し、出張やレンタルサロンで独立して施術をする。

いきなり独立に挑戦するのではなく、保険をかけながら独立に向けて動ていくのがおすすめです。

■セラピスト半独立の準備

セラピストが半独立するのに、準備は3つ。

1.いつかは独立すると決める

最初に必要なのは、「独立する」という意志です。

いずれは…ではなく、「私は独立をする」と決める事です。

そうすることによって、今は何をすべきが明確になります。

2.情報発信する媒体を作る

次に、「私は施術をしています」というのが、誰にでも分かるようにします。

ブログやWEBページ、簡単なチラシでも良いので、メニューやコンセプトをまとめます。

この作業は、いずれ独立する際にも役立つこと。

第三者がみて、どんな施術なのか?料金はいくらなのか?が分かるようにします。

3.知り合いから施術をはじめる

施術をするのは、家族、友人から始める。

最初は、モニターとしてはじめるのも良いです。

できれば、施術を複数回やって身体の変化を聞くのも良いですね。

そして、この情報を媒体に載せていく。

この3ステップで、一般のお客様へ提供できる準備をすると良いです。

基礎知識は本からも学べる▼

■セラピスト半独立の注意点

半独立をすすめる上で、いくつか注意点をあげます。

・雇われるリラクゼーション店を選ぶ

器量のない?器の小さいオーナーのお店では働かない方がいいです。

例えば、同業者が施術を受けるのを拒むとか、セラピストが掛け持ちで働くのを禁止するお店。

技術を盗まれるのがイヤとか、技術を外に出されるのイヤとか思うオーナーの元では、セラピストとしての成長はありません。

器の小さい人は、人の成長を妨害する傾向にあるから。

そのようなお店は、スグにやめた方がいい。

セラピストを探しているリラクゼーション店は、沢山あります。

・リラクゼーション店のお客を奪わない

雇われるお店のお客さんを、奪うような行為は控えた方がいいです。

お店は、広告媒体や看板で集客をして、お客さんを集客するのに予算をかけています。

そのお客さんを奪うのは、、、奪われた方としては良い気分ではないですよね。

ただし、お客さんの方から「あなたにやって欲しいけど指名できない」とあれば、話は別です。

そんな時は、お客さんの希望を叶えてあげて下さい。

それと、ごく稀ですが、お客さんを別で施術してもいいよっていうお店もあります。

いろんな考えのオーナーがいますので、自分に合ったお店を探してみると良いです。

雇われるリラクゼーション店は、慎重に選んだ方がいいです。※変なオーナーにつかまらないで下さいね。

■半独立に向かないセラピスト

逆に、独立に向かないセラピストさんもあげます。

このような考えのセラピストさんは、独立に向いてません。

  • 苦労するなら楽な方がいい
  • 食べていけるだけの収入で充分
  • ある程度の技術があればいい
  • 誰かに誘われたらやりたい
  • セラピストの仕事じゃなくてもいい

こんな考えを持っていると、厳しくなりますがセラピストに向いていないと思います。

セラピストより収入が良かったり、楽な作業もあるので、早めに転職することをおすすめしたいかな。

明るい未来はないような気がします。(あくまでも私の経験値です)

■おわりに

リラクゼーション業界でセラピストの仕事を続けたいと思うなら、独立を目指した方がいいです。

なぜかというと、収入面でも体調面でも良くなるから。

ただし、いきなり独立だとリスクが大きすぎるので、半独立から進めると良いです。

そうすれば、セラピストを一生の仕事にすることができます。

癒しの世界を広げていくリラクゼーション業界、そこで働くセラピストさんには頑張ってほしい。

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