こんにちは^^和もみ®セラピストの万里です。
強押しをするけどお客様に満足してもらえない。。もっと強押しのコツを覚えた方が良いのだろうか?
強押ししても満足してもらえない理由を知りたい。
このような悩みをお持ちのセラピストさんへ。
強押しするけど満足してもらえない理由【見直しで解決できる】
セラピストさんで、
『強押し施術ができる=体重圧の施術ができてる=チェンジにならない』
こんな考えで施術をしている人は、多いようですね。
『強く押せる=上手い!』
まだまだ、お客様もセラピストもこう思っているからでしょうね。
強押しせずに喜んでもらう和もみ®ですが、学んだセラピストさんも、現場でやっていくには工夫が必要な現状です。
この世の中の意識も、和もみ®が変えていきたい!そう考えています。
■強押ししたけどイマイチの反応
強押しで少し迷っているセラピストさんからの質問。
こんな風に、お客様によって反応が違ったり、強押ししたのに気持ち良くないと言われてしまうこと、現場でありませんか?
うつ伏せで横から起立筋を、和もみをイメージしてやってみたらもっと強くしてと言われ
いつもの感じでやってみたら「圧が強くなってるんじゃなくて、ただ強く押されてるだけだ」と言われてしまいました。
以前も、別のお客様から
「あなたの施術は、ただ押されてるだけで、痛くて何もきいてなくて気持ちよくない」と言われてしまったことがあります。
技術指導をしているトレーナーが来たときに台になってもらったときは、
「圧がちゃんと入っている」といってもらえたのですが、、これはどういう事が起こってるのでしょうか?
何年も指名してくださっているお客様には、押されてるだけで気持ちよくない等言われた事がありません。
でも、思ってはいるけどただ言わないだけなのか、
でもただ押さえつけられている施術でまた指名しようと思ってもらえないんじゃないか?
等思っては頭がぐるぐるしているんです・・
Rさん、ご質問ありがとうございます。
強押ししなくては、満足してもらえない!そう思っているセラピストさんは、同じように悩んでいます。
■圧が入らない押し方
セラピストをしていると、手技のことって何が正解なのか?自分がいったい何をしているのか?
分からなくなる時って、ありますよね。
「圧が強くなってるんじゃなくて、ただ強く押されてるだけだ」
こう言われてしまうとき、何が起こっているのかと言うと、
圧が身体の中に入ってなく、お客様の身体ごとベッドに押し付けてしまっているのです。
この押し方だと、どんなに体重を乗せても、お客様は苦しいだけ、重いだけです。
しかも、これをやっていると、自分の指が傷みます。
グループ講座でお伝えした、こちらを意識してやってみてくださいね。
- 腕力、握力ではなく、重さ
- 強弱ではなく、深さ
- 相手に受け入れてもらう
- 相手に圧が伝わるまで待つ
- 圧と解放がセット
■強押しでなく満足してもらうには
それから、身体の感覚はみんな違いますね。
なので、その人の感度や筋肉の固さに合わせて、圧の深さや触れ方を変えていく必要があります。
強押しができたからといって、お客様が満足してくれるとは限りません。
痛みに敏感な人もいれば、慢性化して鈍くなっている人もいますよね。
筋肉やコリが固い人もいれば、凝っているというわりに柔らかい人もいますよね。
これに合わせて、圧の深さや面積を変え、触れるリズムやペースを変えていきます。
なんとなくの、当てずっぽうでやっていてはできません。
以前、私がどうやってお客様一人ひとりに合わせているのかを書いたことがあります。
こちらも参考にしてくださいね。
お客様の身体に合わせて施術がしたいなら、お客様を残念な気持ちにさせたくないなら、今の手技を見直しすればできるはずです。
新しい手技を覚える前に、今の手技を徹底的に見直すことをおすすめします。
だって、それぞれの手技にはちゃんと意味がありますからね。
和もみ®では、強押ししなくてもお客様に喜んでもらえるよう、手技を見直していきます。
そうすれば、もっと自信を持って、楽しくセラピストの仕事ができますよね。
■おわりに
先日、夫の運転で箱根の方へ桜を見に行ってきました。
満開もいいですが、散りかけの葉が出てきたころが一番好きです^^