和もみ®セラピストの万里です。
さて今日は、
『施術を時間内に終わらせるにはどうしたらいいのか?』
そんな話を書きたいと思います。
セラピストの悩み:施術を時間内に終わらせるには
この記事を書いている私は、講座にて300人以上のセラピストを教えてきました。
現在は、東京、大阪でセラピスト基礎講座を開いています。
突然ですが、こういう悩み、ありませんか?
「施術が時間内に終わらないのですが、どうしたらいいですか?」
「短い時間で施術をする場合、どんな順番でやったらいいですか?」
お勤めサロンだと色んなお客様が来るし、次のお客様との間も短くてもどかしいこともありますよね。
Kさんも同じような悩みを持っていました。
ポイントをいくつかお伝えしたら、変化があったようです。
万里さん、こんにちは!
基礎講座で学んだことを振り返りしながら(動画も見ています!)少しずつ実践しています。
以前は、施術するのに精一杯でしたが、お客様との会話も少しずつできるようになってきました。
お客様からもいい反応がいただけたり、施術が終わった後に笑顔だったり、嬉しいことが増えてきました^^
万里さんに会話の例をいくつか教えてもらってそれを言うようにしたら、
辛い部分の確認が上手くできるようになり、施術が時間内に終われるようになりました。
少しずつ気持ちにも余裕が出てきたので、この手技はこれでいいのかな?と他の手技も気になり出してきました。
今度は、個別レッスンでお願いしようと思っています。
その時はよろしくお願いします!
Kさんより
Kさん、色々と良い変化があったようですね!よかったです!
お客様の反応、施術が終わった後の笑顔、嬉しいですね^^
少しずつ気持ちにも余裕が出てきたとのこと。
そうなったら、次のステップですね!
一つ一つの手技を見直して、お客様にもっともっと喜んでいただけるようにしていきましょうね。
●何をする?施術を時間内に終わらせる
私がKさんにお伝えしたのは、具体的な施術の手技ではありません。
施術の順番や時間配分の話も、具体的にはしませんでした。
「施術が時間内に終われるようになりました。」と言っています。
伝えたのは、お客様への言葉のかけ方です。
例えばこんなことありませんか?
お客様が選んだメニューは、30分のボディケア。
施術の前に、つらい箇所を伺ったら、
「首と肩がガチガチで・・腰も張っているかな。あと、ふくらはぎもだるい感じで、腕も疲れているかも・・」と。
こんなとき、あなたならどうしますか?
サロン勤めの頃の私は、
「30分で、そんなに言わないでよ!あっちもこっちもできるワケないじゃん!」
そんな風にイラつきながら思っていました。(ナイショですよ・・)
●お客様は施術時間について知らないだけ
「30分で、そんなにあっちもこっちもできるワケないじゃん!」と言うのは、施術者側の事情ですよね。
お客様は、そんな事情は知りません。
どこがつらいのか?と聞かれたから答えただけなのです。
と言うことは、事情を説明したらいいですよね。
1、30分のボディケアだと、何ができるのか?を伝える
2、お客様がつらいと言った個所を、全て施術できるメニューの提案
1と2を伝えて、どうするかをお客様に選んでもらうのです。
そうすれば、時間がない場合は1を、せっかくだからしっかりやってもらいたい場合は2を、お客様が納得して選べますよね。
こちらとしても、お客様の要望が伺えるので少し安心^^
●お客様はどこをやってほしいのか?
施術の順番や時間配分を考えるために、どこがつらいのか?どこをやってほしいのか?を具体的に聞きいていきます。
Kさんのメールの中にあった、この言葉がヒントです。
「辛い部分の確認が上手くできるようになり・・」
首と肩がつらいと言われた場合、それだけで会話を終わらせてはいけません!
首、肩、それでは範囲が広すぎて、施術も時間ばかりかかってしまいます。
今日はどんな言葉がけをしたらいいのか?という考え方についてお伝えしました。
実際のお客様とのやり取りをイメージしてみて、どんな言葉をかけるのか考えてみてくださいね。
施術も会話も一緒に見直ししていくと、早く上達しますよ!
●おわりに
先日、毎月恒例の「カラダの使い方」のワークショップに参加してきました!
このワークショップに参加するようになってから、もう4年近くになりますので、だいぶ上手く身体を使えるようになってきました。
ですが、長年のクセや習慣は、自分ひとりではなかなか気づけないんですよね。
今回も、新しい気づきがありできていたことも、もう一層深く理解ができました。
頭で理解したことが、腑に落ちる瞬間が心地いい^^
だから、私は学び続けているのかも・・