圧がかかりにくいタイプのセラピスト

和もみ®(やわもみ)セラピストの万里です。

本日は、先輩や先生から、立ち指、反り指だから圧がかかりにくいと言われた…猿腕は難しいよと言われた…

このような悩みをお持ちのセラピストさんへ。

圧がかかりにくいタイプのセラピスト

先日も、セラピストさんからこのようなメッセージをいただきました。

タイ古式マッサージのお店で働く予定です。
研修のときに押圧が弱いと言われました。

立ち指、猿腕で圧がかかりにくいタイプで悩んでいるときに、こちらを拝見しました。
よろしくお願いいたします。

実はこういったお悩み、とても多くいただきます。

とくに研修や現場で「もっと強くして」「圧が弱いね」と言われてしまうと、
「私の身体じゃ無理なのかな…」

と落ち込んでしまったり、諦めてしまったりする方も多いんですよね。

ちなみに、私も立ち指です。

強もみのサロン勤めの頃は、よくわからず先輩に教えられたようにやっていて、親指を痛めたこともありますが…

今では、問題なく20年以上施術を続けられているのは、
「自分の手や身体に合ったやり方」を見つけたからです。

■リラクゼーション業界全体の古い価値観

では、なぜ多くのセラピストさんが、
この方のように「もっと強くして」「圧が弱いね」と言われてしまうのでしょうか?

その理由は、あなたのせいじゃない!

それには、業界全体の古い価値観や構造が関係しているように思います。

①「圧が強い=上手い」という思い込み

多くの現場では、
圧を強くかけられる=上手い施術ができる人、という評価基準が今も根強く残っています。

…なかなかアップデートされないね。。

②指導者の引き出しが少ない

猿腕や立ち指など、個人の身体的特徴に対して
「こうやればできるよ」と教えられる人は、実は多くありません。

だから「あなたは向いてないかもね」と言われてしまうのです。

…そんなの悲しすぎる。。

③「お客様が強くしてと言うから」という現場のプレッシャー

強もみを求めるお客様が多いから。その要望に応えられるように!
という、現場のプレッシャーですね。

…これ。。

お客様の身体のことを考えてケアするセラピストじゃなくて
マッサージ機だよね。。?

■和もみは、まったく違うアプローチ方法です

和もみは、「力まかせに押す」のではなく、“自然とほぐれていく”“感覚を引き出す”施術です。

だから、

立ち指でも、甘手でも
手が小さくても、背が低くても
筋力がなくても。

関係ありません!

あなたの身体のそのままで施術ができます。

「私には向いていないのかも…」と悩む方にこそ、和もみのやり方を知ってほしい!
そう心から思っています。

無理して強くして、身体を壊してしまうのではなく、
自分の身体を大切にしながら、お客様にも喜ばれる施術。

施術を受ける方も、する方も、お互いに癒されて調子が良くなっていくのが和もみです。

和もみでは、指の形や腕のつくり、体系などに関係なく、
“自分の身体をそのまま活かして”施術できるように、手や身体の使い方を指導しています。

そして、施術の技術だけでなく、「どう考え、どう伝えるか」も含めて直接お伝えしています。

同じような悩みを抱えているセラピストさんの力になれたら嬉しいです。

■和もみ®を知りたい方へ♪オンライン質問会

昨日の質問会にご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
セラピストさん同士で、ちょっとしたことを聞いたり話せるのっていいですね^^

昨日のテーマは、『施術』でした。
あまり具体的な質問は出なかったのですが、

「歴10年のセラピストさんが、指が痛くて施術のやり方を変えようか悩んでいる…」
とのお話もありました。

施術に関する質問だと、

立ち指だから…甘手だから…
手が小さいから…背が低いから…
筋力がないから…

そんな風に、指の形や体形に関することをよく聞かれます。

施術の上手下手に関係するのか?

私が見てきた限り、あなたの身体では無理…なんてこと、ありません!

だって。
そこは変えられないもんね。。

和もみなら「そのままのあなた」で、お客様に喜んでもらえる施術になりますよ。

オンライン質問会は、8月も開催予定です。

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