和もみ®(やわもみ)セラピストの万里です。
さて。
今日は、「新しい手技を増やす前にやっておきたい5つのこと」を紹介していきたいと思います。
セラピストが新しい手技を増やす前にやっておきたい5つのこと

「もっと効果を出せるようになりたい」
「お客様にもっと満足してもらいたい」
そんなとき、つい“新しい手技”を学びたくなりますよね。
しかし、本当に施術の質を上げたいなら、
枝葉を広げる前に、【幹を太くする】ことが何より大切です。
①お客様の身体の中の状況が分かる感覚を育てる
ただコリを見つけて、押したり揉んだり施術をするだけではなく、
そもそも、コリって何なのか?
この身体の中で何が起きているのか?
この手技をすることで、身体の中で何が起こっているのか?
これが、分からないで手技だけ増やして意味がないですよね。
どんなに手技を増やしても、
「何のためにその手技を使うのか」「どう効いているのか」
一つ一つの手技の目的や意味が分かっていなければ、ただ“やってるだけ”。
今の手技ももっといかせるはずですよ!
②ポイントを“的確に捉える”感覚を磨く
どこに触れるのか、どう指を当てるのか、どの方向に圧を入れるのか。
ほんの少しのズレで、お客様の気持ちよさも、起こる効果もまったく別物になってしまいます。
的確にポイントを捉えられれば、少ない力でも気持ち良さも効果も実感してもらえます。
新しい手技を増やすよりも、ポイントを“的確に捉える”感覚を磨く
そのための練習をしてみましょう!
③ミリ単位で“微調整”する力をつける
触れる手の硬さ、触れる深さ、スピード。
これらを「ほんのちょっと」変えることで、お客様の感覚も身体の反応もまるで違ってきます。
和もみが伝えている『お客様の身体の状態に合わせてアレンジ』するとはこの微調整のことです。
④自分の“手と身体”を思い通りに動かせるようにする
親指が痛い、腕がパンパン、腰がつらくなる…
セラピストがそんな状態では、お客様に良い変化を起こすことができません。
お客様も、いつも身体が不調で、それに対しての対策もしていない…そんな人に大事な身体を任せたくないですよね。
和もみを学んでいくと、自分の身体のことが分かってくるので、お客様の身体のことも分かってきます。
すると、自然とお客様の身体にもいい変化が起こってくるのです。
⑤いい変化を妨げているものに気づいてやめる
何かを「する」よりも、「やめる」ことです。
身体は、自分を治す力を持っています。
今まで、たくさんのお客様を見ていて感じるのは、それを邪魔していることが多いということ。
例えば、強く押したり、痛いくらい揉んでみたり、薬や湿布もそう。
つらさが紛れたり、症状が楽になったりするかもしれませんが、治ることを邪魔していますよね。
「効果がでない」「ほぐれない」のは、技術ではなく“身体に対する考え方”が原因のことも多いのです。
■まとめ

①お客様の身体の中の状況が分かる感覚を育てる
②ポイントを“的確に捉える”感覚を磨く
③ミリ単位で“微調整”する力をつける
④自分の“手と身体”を思い通りに動かせるようにする
⑤いい変化を妨げているものに気づいてやめる
この5つができてくると、新しい手技がいらなくなるどころか、今ある技術だけで“結果を出せる”ようになります。
枝葉を広げる前に、まずは幹を太くしましょう!
そして…
その幹をしっかり太く育てていくために、いちばん大切なのが“根っこ”です。
その根っこの部分こそが、和もみの基礎講座で伝えていることです。
これから枝葉を広げていくためにも、根っこと幹を育てるために和もみを活用してくださいね。
■ロールプレイングって大事ですね
和もみのコアメンバーさんと、先月からカウンセリングのロープレをしています。
苦手意識があるようですが、みんな頑張ってる^^
ひとりのセラピストさんは、お店で指名数がトップになったようです!!
施術の練習と同じように、カウンセリングや会話も練習大事ですね。
本題の前にお知らせです。
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