和もみ(やわもみ)セラピストの万里です。
さて。今日は、
ほぐし過ぎに注意!!という話をしたいと思います。
ほぐし過ぎで揉み返しになるのを防ぐには、どうしたら良いのだろうか?
このような悩みをお持ちのセラピストさんへ。
ほぐし過ぎに注意!
前回のブログ「どれくらい?ほぐす目安について」で書きました、間違った考え方。
- 柔らかくなればなるほど、身体の調子はよくなっていく
- たくさんやればやるほど、ほぐれる
身体ってそういうものではないし、ほぐすってそういうことではないですよ。
このことは、和もみ®の講座でも何度もお伝えしています。
その理由は、ほぐし過ぎるとこういうことが起こってほしくないからです・・
【事例1】
忙しくて疲れがたまりに溜まって、半年以上ぶりに受けたリンパマッサージで、貧血のようにクラクラした。
やっと施術ベッドから起き上がったけど、しばらく動けず、やっとの思いで家に帰った。
【事例2】
弱いとほぐれるの時間がかかってしまうからと言われ、しっかりめにやってもらたら次の日にもみ返し。
その後2週間くらい身体に痛みが残っていた。
【事例3】
温泉に行ったときに受けた、痛い足つぼ。次の日に高熱が出た。
施術をした人は、こんなことを起こそうとして施術をしたのではないはず。
「溜まった疲れをどうにか流してあげたい!」
「せっかく来てくれたから、たくさんほぐしてあげたい!」
「しっかりと効果を感じてもらいたい!」
そんな思いだったとおもうのです。
それが、ほぐし過ぎになりこんなことに・・
■どれくらいほぐしたらいいの?
どんなにやさしくやっても、痛みを感じたり、だるさが出たり、次の日に痛みが出ることがあります。
逆に、どんなに強くやっても、平気だったり、何も変わらないこともあります。
だから、カウンセリングで聞いたり、身体の状態を感じ取ったりする力は必要ですね。
ここでは、力加減の目安と調整方法について、少しですがお伝えします。
力加減の目安
和もみ®の場合は、あぁ~気持ちいい~、ふぅ~っと息が吐けるくらいを目安にしています。
『イタ気持ちいい』では、身体にとっては強すぎると思います。
(施術者側の)触れた感覚としては、硬いコリに対して1~2割触れるくらいの感覚です。
(受け手側の)触れられた感覚としては、施術者の指ではなく、自分の身体の方に意識が向く。
これが、和もみ®の手技の最大の特徴でもあります。
こればっかりは、体感してもらわないとなかなか伝わらないのよね・・
力加減の調整
続いて力加減の調整は、深いor浅いです。
『強くする、弱くする』『どれぐらいの力で押すのか?』ではありません。
どの深さにアプローチするか?深く?浅く?という調整をしていきます。
力加減の目安を掴むためには、指の感覚を磨くことや自分の身体の使い方ができてないと分からないことだし、
力加減の調整も、身体の中にどうやって触れたらいいのか?が分かっていないとできないことなのです。
だから、やっぱり基礎から学ばないと、積み上がっていかないのよ。
セラピストを長く続けたいなら、土台の部分を大切にしてくださいね^^
ほぐし過ぎで、お客さに不快の思いをさせないためにもね。
■セラピスト応援企画!オンライン質問会
先日は、オンライン質問会でした。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!
どこを押したらいいのかわからない・・
どれくらいが強もみなの?
「もっと強く」と言われたら・・
どんな風に伝えたらいい?
自信をつけるにはどうしたら・・
好転反応ともみ返しの違いは?
今回は、施術に関することが多めでしたね。
次は、7月25日(木)の14時~です。
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最近、立て続けにこんな嬉しいメッセージをいただきまして。
「セラピストをなんとなく長く続けたいと思っていましたが、万里さんと出会ってからはさらに強く思うようになりました。」
「この仕事が1日でも長く続けたい。と思うきっかけをくださってありがとうございます^^」
嬉しいな~^^
私も、セラピストの仕事と伝える仕事、長く続けていきます!