施術の感覚がわかる方法【ズレは自分?お客様?】

和もみ®セラピストの万里です。

さて。今日は、
お客様に施術していて感覚がズレているのは、自分の方なのか?それともお客様方なのか?

できれば、施術時の感覚のズレをなくしたい…

このような悩みにお答えします。

最近、数名の方から同じような質問があったので、施術時の感覚のズレについて書いてみたいと思います。

施術の感覚がわかる方法♪カンに頼ると分からないよ

ポイントが違う?押す角度が違うのかな?

私の押し方が悪いからほぐれないの?

それとも、お客様の身体が硬いからなの?

そんな風に悩むことありますよね。私もありました。

施術って、感覚が大事なんですが、感覚をなんとなく『カン』でやっていると、いつまで経ってもわからないです。

上手くいくときは上手くいくけど、何で上手くいったのかが分からってないのでムラが出ます。

・施術のムラについてはこちらでも書きました

そうならないためには、思考で自分がやっていることを把握してコントロールすることが必要。

感覚と思考、両方使わないと上手くいきません。

私の押し方が悪いのか?

お客様の身体が硬いのか?

それが分かるようになるには、自分がやっていることをしっかり把握することです。

お客様の身体の状態をみれるようになるためにも、お客様に合わせたアプローチができるようになるためにも

まずは自分のことです!

■施術の感覚は自分の身体への負担をなくすことから

施術をするために、指を鍛えるとか、手をつくるとか、言う人もいますが、

施術をしている自分の身体が、しんどい状況では、お客様の身体の状態を感じ取る余裕なんてないですよね・・

手技の意味や目的を考えて施術をすることもできないですよね・・

施術の感覚を身に付けるために、まずは自分の身体への負担をなくしましょう!

指の当て方、身体の使い方、圧を入れるときの動き、姿勢、立ち位置など。

自分がしんどいと言うことは、お客様は気持ち良くないし、ほぐれません。

いいことないんですよね・・

これは、リアルでも動画版の基礎講座でもお伝えしていますし、個別レッスンのはじめには必ずチェックしますよ。

■施術の感覚をつけるには自分の手技をしっかり把握する

一つ一つの手技の目的や意味があって、どんな作用、どんな効果があるのか?

把握できていますか?

そして、自分がやっている手技が、自分かイメージしている通りにお客様が感じているのか?

把握できていますか?

これを施術時に感覚だけで『カン』でやっていると、上手くいったりいかなかったりムラが出ます。

何をしたから上手くいったのかが分からないので、自信を積み重ねることもできません。

ちなみに、個別レッスンでは、こういう感覚のズレを修正しながら、和もみ®のほぐし方を取り入れていきます。

  1. 自分の身体への負担をなくす
  2. 自分の手技を把握する

これが出来たらお客様の身体の状態を感じ取り、どうやってアプローチしたら効果的なのかを考えることができます。

指が痛い・・身体がしんどい・・

ポイントここでいいのかな?押す角度は合ってる?この手技ってこれでいいのかな?

そんな状態から早く抜け出して、お客様ひとり一人に合わせた施術がができるようになりましょう!

施術時の感覚をつけるため、自分への身体の負担をなくし、自分の手技を把握することから始めましょう。

■おわりに:インスタで来られたお客様

今日来てくださった初めてのお客様。

インスタで見つけて「気持ちよさそう!考え方がいい!」そう思ってくれたみたい。

施術が終わって、

ふだん施術を受けて寝ることはないけど、気持ち良くてうとうと寝ちゃいました!

施術を受けながら、だんだん自分が優しい気持ちになっていくのが分かった。

強もみじゃないとこういう変化があるんですね!

不思議だけど、確かにこの方がいいですね。

こんな風に言っていました。よかった^^

もともと強もみは、好きじゃなかったそうですが、私のような考えでやっている人に出会えなかったようで、とても喜んでいました。

同じような考えのセラピストの育成している話をしたら、

「いいね!もっと増えてほしい!頑張って!」と。

「ほんとに来てよかった!また来ますね^^」

お帰りの際の言葉が、すごく沁みました。

「気持ち良かった~」も良いけど、考え方に共感していただけた喜びはまた違いますね。

強もみ以外を求めているお客様もいるから、もっと和もみ®を広めていかなきゃ!

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