和もみ®セラピストの万里です。
さて。今日は、
お客様にアドバイスをするときに、セラピストとして私が気を付けていることを書いてみます。
お客様へアドバイスする時に何を言ったら良いか…セラピストとしてアドバイスは何を言ったら良いのか?
このような悩みをお持ちのセラピストさんへ。
セラピストとしてアドバイスをするときに気を付けていること
この記事を書いている私は、セラピスト歴19年、独立して14年目。目白でプライベートサロンを経営しています。
このような経験を基に、セラピストとしてのアドバイスについて書きます。
度々書いていますが、私が独立した一番の想いは
「もう、強もみをしない、したくない」
「そして、本当に自分がいいと思うことをしよう!」でした。
強もみで自分の指を痛めた経験。
強もみのお客様の身体がどんどん硬くなっていく。
そのことに疑問に感じ調べてみたら・・
強くしてもコリはほぐれない。
それどころか、悪化させてしまう可能性、更なる不調を招く可能性があることを知りました。
自分の身体が痛くても、お客様のためになっているならまだ良いのですが・・
そうではないなら「強もみはやめよう!」と決意。
自分のためにも、お客様のためにも
お客様の身体に本当に良いことを、今だけでなく5年後10年後を考えた提案をしていこう!
寄り添い励ましながら、ときには厳しいことも言えるような関係を築いていこう!
そんな想いで、私はお客様と、講座ではセラピストさんと向き合っています。
「なかなか難しいよね~」って言ってないで、前に進みたいですからね。
■お客様へのアドバイスは聞くことから
つい、「こうしたらいいですよ!」と言いたくなってしまいますが、まずはお客様がどう考えているのかを聞くことです。
自分身体に対して、どんな風に考えているのか?
身体が辛いとイヤだな~と思っていたり、好きだったり嫌いだったり。
それから、普段から身体をどう扱っているのか?
欲望のままに食べたりしていたり、こうした方がいいと思っていることをやってなかったり。
そんな話が聞けると、どんなアドバイスをしたらいいのか?見えてきますよね。
アドバイスの内容は、「それならできそうです!」「やってみます!」そう思えることが大事。
お客様自身が、そのアドバイスをしているところがイメージ出来たら最高。
それでも、やらない人の方もいるけどね・・
お客様の身体はお客様のもので、セラピストにできることは、提案して導くことくらいで。
代わりにやることは出来ません。
あとできるのは、お客様の身体を信頼すること。
私が、お客様にアドバイスをするときに気を付けていることは、
- お客様の考えを尊重する
- できそうなことを伝える
- お客様の身体を信頼する
こちらを気をつけて、セラピストとしてアドバイスをしています。
■血圧についてアドバイスをした常連さま
先日いらした常連さまが、健康診断で血圧が高いことを指摘されたとのこと。
50歳近くなると色々と出てきますよね・・
ご本人は、「できるだけ薬を飲みたくない」とのことでしたので、
食生活や日ごろのケアについてお伺いしたあとに、忙しくてもできる方法をいくつかアドバイスさせていただきました。
お話しを伺っていたら、そもそも、血圧が何を計った数値なのか知らないようでした。
そりゃあ、お医者さんに「このままだと危ないですよ!」と言われたら不安になりますよね。
ますます血圧が上がちゃいそう・・><
なので、血圧とは何か?血圧が高いと言うのはどういう状況なのか?
血圧を薬で下げると、どんなことが身体の中に起こるのか?そこからお話ししました。
仕組みが分かって自分の状態が客観的に見れたら安心したようで、
「これを期に、もっと自分の身体と向き合います!」とおっしゃっていました。
これからも、やりたいことをやっていくためには身体と仲良くしないとね^^
■セラピストとしてどうお客様と向き合うか?
このようにアドバイスしたお客様以上に、私の方がお客様の身体を信頼しているかも。と言うくらい、信頼しています。
だって、良くなる力はすでに持っているんだから。
「これを期に、もっと自分の身体と向き合います!」
と言っていたので大丈夫でしょう^^
私がどんな風にお客様と関わっているのかが、少しでも伝わったらいいな~と思って書いてみました。
セラピストとして、どうアドバイスするか?どうお客様と向き合うか?
これがセラピストを長く続けていくには、とても大事。
あなたは、どうお客様と向き合っていますか?