和もみ®セラピストの万里です。
さて。今日は、
昨日のセラピストスキルアップ講座で話した『お客様との会話』について、少しシェアします。
施術前や施術中のお客様との会話が少し苦手…どのような会話をしたら良いか知りたい。
このようなお悩みに答えします。
こちらではコツを書きました。
施術前から施術中にできるおすすめの会話
お客様から指名を頂くためには、施術前~施術中の会話がとっても大事です!
お勤めサロンだと、お客様との会話はこんな感じではじまることが多いと思います。
「今日は、お身体どんな感じですか?」
「つらいところ、やってほしいところはどこですか?」
これだけで会話を終わらせてしまうと、指名にはなかなかつながりません。
■お客様との施術前の会話
私のおすすめは、
「ちなみに、今日はどうしてマッサージ受けに行こうと思ったのですか?」
「施術が終わった後、どんな感じになっていたいですか?」
と言った感じで、『来店のきっかけや目的』を聞くことです。
そうすることで、お客様の背景が見えてきませんか?
どんな思いで来たのか?何を求められているのか?少しでも把握できると、その後の会話がしやすくなります。
カウンセリング時間の短いお店も多いと思いますので、施術をはじめながら聞いていくといいと思います。
■お客様との施術中の会話
そして、施術中は『お客様の身体の状態』をお伝えします。
強もみのお客様が多いお店の場合は特に、
「もっと強く」と言うお客様に、「強くするのは良くないですよ」と言うのはお勧めしません。
自分の要望をいきなり否定されたら、いい気持ちしないですからね。
『強もみが良くない』ことを伝えたいのであれば、お客様が聞く耳を持ってから詳しい話しをしましょう。
例えばこんな感じ
いつももっと強くやってもらっているんですか?
けっこうガチガチですからね~
全然指が入っていかないですよ~
これじゃ~しんどいですよね~
ガチガチな表面から徐々にほぐしていきますね。
緩んでくると奥までほぐせますので、最初はちょっと物足りないかもしれませんが・・
グイグイやって筋肉を痛めてしまわないように、丁寧にほぐしていきますね^^
あれ。意外と緩みますね!
ガチガチだったのが少しほぐれてきたのですが、感覚どうですか?
この奥の方に硬いのがいますね~少し押されている感じ出てきました?
相当、頑固になってしまっていますね~
いつもはこれをギュ~っと押してもらっている感じですか?
施術を受けた次の日ってどんな感じですか?
どれくらい持ちます?
もしよかったら、今日はこれくらいの強さにしておいて様子を見てみませんか?
○○さんのお身体がガチガチ過ぎて心配で・・
少しでも身体が楽になるように、お手伝いしたいんですよね。
私がサロン勤めをしていたら、こんな感じの会話をするかな~と想像してみました。
部分的にでも使えることがあったら嬉しいです。
今日も、一日お疲れ様でした!
明日もまた楽しみながら頑張りましょうね!
■おわりに:セラピストスキルアップ講座
昨日は、目白サロンでセラピストスキルアップ講座でした!
テーマは、お客様との会話と下肢の施術。
基礎講座や個別レッスンで技術の見直しをして、現場にもどり実践してみたからこそ出てくる疑問。
それを一つ一つ解決していきます。
スキルアップ講座の場合は、練習するだけでなく、受け手になったり、他のセラピストさんを見たりと色んな角度から学べます。
参加してくださった皆さま、お疲れ様でした!
施術をしていて腰がつらくなると言っていたセラピストさんは、
「えっ!?こんなちょっとのことで、なんでこんなに楽になるんですか!?」
と驚いていました^^
受け手になっていたセラピストさんは、
「手技の目的や意識が変わると、こんなに違うものなんですね!
どんどん気持ち良くなっていくのでびっくりです!」
他のセラピストさんが練習しているところを見ていて
「お客様のこと考えていたつもりだったけど、出来てなかったことに気づきました」
なんといってもまずは、自分自身のの身体への負担を減らすことです。
それから、施術の手技やお客様との会話を見直し。
もっともっとお客様に喜んでいただけるようになりますよ!
来月7日は目白サロン、15日は大阪でもスキルアップ講座をやりますので学びたい方はぜひ♪
※セラピストスキルアップ講座は、何らかの和もみ®講座を受けた方が参加できる講座です。