和もみ®(やわもみ)セラピストの万里です。
東京は、まだまだ暑いです~><
みなさんのところはどうですか?
施術を習うときに、指の形や手の大きさ、体形などに対して色々と言われることがあるようです。
「指が反らない、立ち指だから…」
「指が反ってしまうから…」
「手が小さいから…」
「痩せているから…」
「力が弱いから…」
だから、
「圧が入らない」「鋭い圧になる」「施術に向いていない」
ということは、私は『ない』と考えています。
セラピストを長く続けていくために、
大切なのは「指の形」ではなく、どう使うか。お客様とどう関わっていくか。です。
今日は、和もみで大切にしている、3つの工夫をシェアします。
セラピストの指の形は関係ない!

1、筋力ではなく、骨を使う
指や手、腕など筋肉に力を込めるのではなく、硬い骨を芯にして体重をのせていく。
そうすると、指の形に関係なく、というかそのままの指の形で、圧を入れることができます。
筋力がなくても、しっかり奥まで圧は届けられます。
ちなみに、私の握力20無いです…苦笑
身体の骨格を理解しておくといいと思います。
2、押すのではなく、入っていく感覚
「押す」と思うと、どうしても力みやすくなります。
力むと、1のようなことが起こります。
大切なのは、お客様の身体に触れている自分の指が、相手の身体に『入っていく』こと。
ほぐしたいコリや筋肉は、身体の中にあります。
身体の中に入っていくことで、ほぐしたいポイントに触れることができるのです。
『押す』のと『入っていく』の違いを体感してみるといいと思います。
3、身体の状況を伝える
お客様は、「気持ちいい~」「効く~」という感覚が来るのを待っています。
でも、硬くて指が入らない場合、凝り過ぎていて感じなくなっている場合もありますよね。
その時は、お客様に身体がどんな状況なのか、伝えましょう!
例えば、
「ここ固いですね~なかなか指が入っていかないですよ~」
「ここガチガチ過ぎて、感じなくなってませんか?」
といった感じに。
他のセラピストさんがどうやってお客様に伝えているのか、聞いてみるといいと思います。
■自分の指や身体を否定しないで!

意識してほしいのは、指の形ではなく、骨の使い方・入っていく感覚・身体の気づきを引き出す言葉。
この3つを一つずつでいいので、実践で意識してみてください。
身体への負担が減ると、気持ちにも余裕が生まれますよ。
和もみの講座では、実際に手の大きさや指の形、関節の柔軟性、腕の長さや身長などに合わせながら、
その人の身体に無理のない方法を、お伝えしていています。
今やっている手技によっても、少しずつ身体の使い方が変わってくるので、その辺も含めて指導しています。
現場で使えなかったら意味がないもんね^^
同じような悩み、あなたにもありますか?
「指が痛い」「指の形が気になる」と感じていたり、
工夫していることがあれば、ぜひ教えてください!
いただいた声は、次回のインスタライブ(月曜)でテーマとして取り上げてお話しする予定です。
匿名で紹介しますので安心してくださいね。
気軽に、ご連絡いただけたら嬉しいです^^