和もみ®(やわもみ)セラピストの万里です。
いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます!
今日は少し、私自身のことをお話しさせてください。
先日、YouTubeにアップした動画でも話したのですが、文章にもまとめてみました。
私が、“強もみ”を手放した理由~「見た目の変化」から「内側の癒し」へ~

私がこの業界に入ったのは、22歳の頃。
最初はエステサロンで、フェイシャルや痩身、脱毛など「見た目を変える」施術をしていました。
数字に追われる毎日で、お客様もスタッフもすべて女性の世界。
提案やコース契約は当たり前でした。
そんな中、サロンの新メニューとしてアロマセラピーが導入され、その研修を受けたことで「癒し」の世界に出会います。
ホルモンバランスや自律神経、心と身体のつながりなど、内側へのアプローチに惹かれていきました。
「キレイになるには、外側だけでなく内側からのケアも大事!」
そう気づいた私は、エステ業界を離れ、リラクゼーションの道へ進みました。
私が、“強もみ”を手放した理由~ソフトタッチとの出会いが変えた、施術のあり方~

リラクゼーションの現場では、お客様の要望に応えることが“満足”につながる世界。
通えば通うほど身体が固くなる常連さんを見て、
「この技術で大丈夫?」「このまま続けていいのかな?」と不安になった私は、治療系の技術を学び始めました。
そこで出会ったのが、わずか200~300gの圧で血流を促すソフトタッチの技術。
自分の身体で試すと、肩こりや痛みが軽くなり、のどの腫れや膀胱炎の症状まで消えたのには驚きました。
家族や友人にも試して反応が良かったので、私は思い切って強もみをやめ、ソフトな施術へと切り替えることに。
「この技術があれば独立できる」
そう確信し、29歳でサロンを開業。
当時は「私が治す」という思いでいっぱいでした。
が。やがて「治る人」と「治らない人」の違いに気づきます。
それは、自分の身体に向き合うかどうか。
私は、お客様が自分の身体を大切にできるように関わりたいと思うようになりました。
私が、“強もみ”を手放した理由~“手技”ではなく“在り方”で届けたい「和もみ®」~

「治るって何?」「コリって何?」
そんな疑問を抱えていたとき、内海聡さんの『医学不要論』に出会い、根本から見直す大切さを知りました。
それ以来、私は自分の意識や施術中の在り方を見直すように。
“変える”のではなく、お客様が「自分の身体に気づく」きっかけになるような施術を目指すようになりました。
だから「和もみ」には、決まった型や手順はありません。
大切にしているのは、セラピストとしての在り方と、お客様との向き合い方です。
もっと効率的に、もっと強く、もっと安く。
そんな時代だからこそ、「もっと丁寧に」「もっと自分を大切に」という方向へ。
和もみが広がることで、そんな未来に近づけたら。
私はこれからも、その想いを形にしていきます。
強もみや治療系を学びながら感じた違和感、葛藤の先にたどり着いたのが「和もみ」です。
そんな「和もみ」の価値観を共有できる仲間が、もっともっと増えたら嬉しいです。
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