元看護師セラピストが気づいた『触れ方』の意味

和もみ(やわもみ)セラピストの万里です。

今日は、
個別レッスンで学んだセラピストさんからいただいた感想が、
すごく嬉しかったので紹介させてください^^

セラピストとして気づいた自分の身体の限界とお客様とのズレ

「もっと強くして」「それじゃ圧が足りないよ」と言われるたび、
“効かせなきゃ” “ほぐさなきゃ”と、気がつけば力んでばかりだった。

でも、
その先に待っていたのは、自分の身体の限界と、お客様とのズレでした。

今回は、そんな想いを抱えていたセラピストさんが、
私とのマンツーマンの個別レッスンを通して、大切な気づきを得てくださった感想をご紹介します。

このブログを読んでいるあなたと、共通することがあるかも。

■「私の施術、勢いで触っていたんですね」

そう話してくれたのは、先日個別レッスンに来てくださったセラピストさん。

とても真面目で、お客様のために…と一生懸命。
でも、その“頑張り方”が、少しだけズレてしまっていました。

手順通りに進めることで精一杯で、
コリを“ほぐしてやる!”っていう気持ちが前に出すぎてたんです…。
それが、悪いことだって思ってなかった。

練習中に、私が言った「ほぐせないよ?」という言葉に、彼女はハッとしたそうです。

どんなに頑張っても、コリをほぐすことはできないのです。

■コリへの征服欲で満ち満ちていた

でも。
元看護士の彼女は、知っていたのです。

医療(薬や手術)で、病気が治るのではなく、
それをきっかけに患者さん自身が自己治癒力を働かせているんだ、と頭では理解していました

が、コリについてはマッサージでもみほぐしてやるんだ!←もう、
私の施術姿勢がコリへの征服欲で満ち満ちてましたね…トホホ

万里先生が、和もみの手技や手順でなく、”在り方“について動画でお話されていたことが、わかりかけてきました

お客様の身体と向き合うのではなく、征服しようとしていたことに気づいた。
この気づきってとても大きいことです。

■セラピストとしての原点を思い出す

彼女がこんな話もしてくれました。

昔、初めて施術してもらった新人の男の子がいて。
ぎこちないけど、すごく誠実に触れてくれて。
その手の温もりに、すごく救われたんです。
そのときの感動、どこかに置いてきてました…。

ランキング、評価、数字、目標。
頑張れば頑張るほど、心は置いてきぼりに。

だけど本当は、
「やさしく触れられるって、こんなに気持ちが癒されることだったんだ」
という実感こそ、セラピストとしての出発点だったはず。

■和もみ®はセラピストの“技術”じゃなくて“在り方”

和もみって、技術を学ぶと思ってたけど…
哲学というか、在り方そのものなんですね。

目の前のことに追われると、大切な“あり方”って、つい抜け落ちてしまうものですよね。

今回の個別レッスンでの時間は、『技術を身につける』というより、自分の施術をまるごと見つめ直す時間だったのだと思います。

最後に

万里先生の声って、動画で聞いてると落ち着きすぎて、毎回寝落ちしちゃうんです(笑)

実際にお会いして、なんか…遠赤外線みたいなあたたかさを感じました。
熱く語るわけじゃないのに、ハートの熱さがじんわり伝わるっていうか…。

…そんな、嬉しすぎるお言葉までいただきました^^

セラピストとして、『どうほぐすか』よりも『どう在るか』を大切にしたいセラピストさんに、和もみ®を届けたい。

和もみ®の学びが、少しでもヒントになれば嬉しいです。

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