和もみ(やわもみ)セラピストの万里です。
さて。今日は、
どれぐらいほぐしたらいいの?と言う話です。
もみほぐしの目安はどれくらい?ほぐせばほぐすほど良いと考えているんだけど…
このような疑問にお答えします。
もみほぐしの目安はどれくらい?
この記事を書いている私は、セラピスト歴20年、独立して15年目。目白でプライベートサロンを経営しています。
このような経験を基に、もみほぐしの目安について書きます。
結論から先にいうと、揉めば揉むほど良いというわけではなく、もみほぐしぎてはダメです。
というのも、目安をやわらかくなるとかにすると、かえって効果が持続しなくなるから。
結論、もみほぐしの目安はちょっとの変化でOKです。
■もみほぐしを1ヶ月以上もつようにするには?
以前、私の施術を受けたときに、1ヶ月以上もったそうで
「どうしたら、万里さんのように1ヶ月以上もつようにするにはどうしたら?と言うのが今の課題です」
そうおっしゃっていたセラピストHさんから、こんなメッセージが届きました。
昨日はありがとうございました。
調子の良さが一週間程度という話。
ふと、「もみすぎなのかも!」と思いました。
「どれくらいほぐすか?」と質問に、万里さんは
「硬いコリがふわっと緩んだら、それでオッケー」と言われました。
緩みしろまでほぐし過ぎるから、今度は凝っていくしかないのかなと。
ほぐせばほぐすほど、緩んだ状態が続くわけではない、のかなぁと気がつきました。
ちょっと試してみます。
Hさんより
Hさんは、自分のお客様に伺ってみたら「1週間はもつ」とのこと。
今後のお客様の変化が楽しみですね!
Hさんも言っているように、
ほぐせばほぐすほど、緩んだ状態が続くわけではないのです。
■もみほぐしの目安は硬いコリがふわっと緩んだらOK
色んな要素が必要なのでこれらがある程度出来ているという前提で、もみほぐし施術をしているときの感覚の目安は、
- ふわっ緩み始めたと感じたらOK!
- ちょっとの変化でOK!
身体の余計な緊張が抜けて、血流が流れ始めたサインです。
そこから先は、お客様の身体にお任せします。
症状の重いギックリ腰のときの目安は、もっともっと小さな変化が起きたらひとまずOKのサイン。
炎症を起こしているところは、やりすぎ注意です!
コリがほぐれるには、和もみ®ではこんなことが必要だと考えます。
- 自分の状態を整えておく
- お客様を尊重し信頼する
- 身体の仕組みや症状の意味から考える
- 現状を一緒に確認する
- 治癒力を引き出す施術をする
- 自分の身体と向き合い変化を感じてもらう
- 前に進める提案をする
10数年、この仕事をしてきて、お客様と向き合ってきて、しみじみと感じています。
お客様の身体がより良くなるためには、施術以外のことが本当に大切!
その場しのぎや短期的な効果でしたら、施術だけでもどうにかなります。
ですが、
根本的に改善したり5年後10年後まで考えると、施術だけでどうにかすることはできません。
分かりやすく『コリのほぐし方』と書きましたが、冷えや頭痛、腰や膝などの痛み、様々な身体の不調も同様に考えます。
和もみ®では、こんな根本的な『コリのほぐし方』を教えています^^
詳しいことは、8月開催予定の『和もみ流!コリのほぐし方講座』でも、お伝えする予定です。
■おわりに:ぎっくり腰の常連さんへもみほぐし
先日、知り合いがギックリ腰をやって、しまったとのことで駆けてきました。
飲食店をされている方なので、夜の営業に間に合うように、身体をもみほぐし調整。
30分ほど施術をして、立ち上がってもらったら、痛みはあるけど動けるようになったとのこと。
私は治療家ではないので、ふだんから知っている身体しか緊急の時には触りません。
この方も、1~2ヶ月に一度、私のサロンに来てくださっていて、だいたいどんな状態かが分かっているので。
ちなみに、治癒を促進させることが目的なので、私の場合は施術で痛みを消すことはしません。
営業の準備をしていたら、だいぶ楽になったようで一安心。
動くとまた、治癒が促進されていきますからね。
そのあとお店で、美味しいワインと色々とご馳走になってきました^^