和もみ（やわもみ）セラピストの万里です。
さて。今日は、
『強く押すのが良くないなら、どうしたらいいの？』という話です。
強く押すのは良くないとは分かっているけど…お客様に納得してもらうにはどうしたらいいの？
このような悩みをお持ちのセラピストさんへ。
強く押すのが良くないなら、どうしたらいいの？
ます最初に、強もみするとどうなるの？かというと。
強く揉んだり、痛いくらい押すことで、身体はこんなことになります。
- 筋肉、毛細血管が傷つく
- コリが、さらに硬くなっていく
- 血液、リンパの流れが悪くなる
- 自律神経のバランスが乱れる
- 身体の感覚が鈍くなる
強く押すと言っていますが、強もみ、強圧と言われるものも同様ですよ。
以前、強く揉むのは良くないけど、強く押すのはいいんですよね～と言われたことがあるので。念のため。
ほぐしでも、オイルでも同じことが身体に起こります。
■じゃあ弱く押せばいいの？
強もみのお客様が多いお店では、
「強くしないなんて、お客様から何て言われてしまうか・・怖い」
そう思われる施術者も多いんじゃないかな？
実際に私も、強もみサロンで働いていたから、「このお客様には言えないな～」というのは想像できます。
でも！
『本来のセラピストの役割』を考えたら、お客様の言うことに合わせ過ぎちゃダメなんだけどね。
身体のことに関しては、お客様よりも知っているわけだから、ご提案できるのがセラピストのはずなんだけど・・
なかなか、世間的にはそこまでの価値を感じてもらえてないのも現実ですよね。。
和もみ®では、『セラピストの価値を高めて、社会的地位を上げたい』そう考えています。
あれ？？熱くなりすぎて話がそれましたね・・
■『押す』のを辞めてみて
強いのが良くない。じゃあ弱くすればいいの？
それだと、身体の表面にしかアプローチできず、お客様は物足りないだけ。
和もみ®の場合は、『圧の入れ方』と『触れ方』が違います。
詳しくは、基礎講座を見てほしいんだけど、ここで簡単に
『押す』のを辞めてみてほしい！
押すと相手の身体が無意識に抵抗してくるので、奥にアプローチすることができなくなります。
- 相手の身体の弾力を感じながら
- 自分の指を受入れてもらえるように
- 身体の中に触れにいく
これ。やってみてください。
手のカタチや、手技の順番、アプローチするポイントなどは、いつものままでいいので。
『押す』のを辞めてみてね^^
