和もみ®セラピストの万里です。
お客様は、施術の上手い下手をどこで決めている?セラピストが一生懸命やるだけじゃだめなの?
このような疑問をお持ちのセラピストさんへ。
お客様は、セラピストの施術の上手い下手をどこで決めている?
ほぐしてあげたい
柔らかくしてあげたい
そう考えるセラピストは多いと思いますが、この考え方だと、実はほぐれないのです。
ほぐれるとは、柔らかくなることではないから。
(このことに関しては、和もみの基礎講座で詳しく伝えています)
そして、お客様が施術の上手い下手を判断するときも、
ほぐれたかどうかなんて、
柔らかくなったかどうかなんて、
正直、どうでもいいんです。
それよりも、
「気持ちよかった~」
「やってほしいところをやってもらえた~」
そして、終わったときに
「スッキリした!」
「楽になった!」
さらに翌日、
「あれ!?いつもよりも身体が軽い!」
「疲れにくくなっているかも!?」
こういう、こういうお客様の体感なのです。
さらにさらに、
「あのセラピスト、上手だな~」
「次は指名しよう!」
リラクゼーションのお客様の多くは、セラピストの施術の上手い下手をこうして判断しています。
ほぐしてあげたい
柔らかくしてあげたい
こんな風に、セラピスト目線になりすぎていませんか?
そうそう!この体感は、施術の技術だけでは、感じてもらえないことも覚えておいてくださいね。
セラピストとして大切なのは、お客様との向き合い方です。
■施術が上手い下手の前に・・
施術が…という前に、まずは、身体の使い方・圧の入れ方を学んでほしい!
だって、身体がつらかったら、施術が上手くなることはないからです。
せっかくセラピストになったのに、この仕事が好きなのに、身体を壊して辞めなきゃいけないのは悲しい・・
メールをくださったSさんも、悩んでいたようです。
万里さん、こんにちは。
メール講座を楽しみながら拝読させて頂いています。
いつもありがとうございます。
セラピストを始めてまだ1年程です。
施術の楽しさを感じ、疲れたお客様が最後に笑顔になって頂けると嬉しいと思いつつ、身体の負担も大きく、このまま続けていけるのか不安でした。
お休みの日には自分でもメンテナンスに行ったり湿布をしてやり過ごしていますが、正直キツイですね(^-^;)
強圧希望の方は時々ご来店されるのですが、リスクをお伝えしても、やはりまたまだ実力不足で満足していただけない様で、強圧で施術しなければならない状況です。
メール講座を拝見して、強く押さなくても的確な場所を押せていれば気持ち良さを感じてもらえるという事が分かりました。
YouTubeの動画も拝見して、実際自分でもやってみたりしました。皮膚の下の硬い所を感じ取ったり、あれこれ試行錯誤しています。
時間内にほぐさなければならない事もあり、本当にお客様は満足されているのだろうか…と思う事もあり、モヤモヤしてしまう事もあります。
実際、サロンの講座も受けてみたいと思ってはいるのですが…。
動画は私も欲しいです!
メール講座もとてもためになる事ばかりで、本当に有り難いですし、これからも楽しみにしています(´∀`*)
まだまだ学び続けて、セラピストというお仕事を続けたいと思っています。
暑い日が続きますが、万里さんもお身体ご自愛くださいませ。
Sさんより
Sさん、お返事ありがとうございます。
メルマガ、動画も見ていただけて嬉しいです。気遣いも嬉しい^^
「施術も楽しい、お客様が笑顔になると嬉しいけど、
身体の負担も大きく、このまま続けていけるのか不安」
多くのセラピストさんが同じように悩んでいるんじゃないかな・・
自分のメンテナンスは、とても大事ですね。
あ!湿布はなるべく貼らないでくださいね。
湿布は、炎症と痛みを抑えるだけで、治してくれるものではありません!
関節や筋肉が固くなって逆効果ですので、気を付けてくださいね。
■施術で自分を犠牲にしないこと
Sさんは、セラピスト1年目とのこと、悩みは尽きませんよね・・
手や身体の使い方を変えるだけで、すごく楽になるので、基礎講座の動画でも見れるようにしますね。
和もみ®で施術を学ぶステップはこんな感じです。
- まずは、自分の指や身体への負担を減らすこと
- そして、強もしなくても満足してもらえるように手技を見直す
- さらに、考え方を身に付けることで、自信をつき指名を増やしていく
セラピストになる人って、とても優しい人が多い。
お客様を想うばかりに自分を犠牲にしてしまう方が多いようですね。
でも、それではお客様を癒し続けることはできません・・
自分の身体に無理をしてたら、お客様を癒すことはできませんよ。
お客様が施術の上手い下手の判断は、体感によるものが多いです。
というのも、施術でコリがほぐれるというのことはないから。
大切なのは、お客様との向かい方です。
その為にも、まずは身体の負担を無くしましょう。
そうすれば、お客様から「施術が上手い」と思ってもらえるセラピストに近づけます。